FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2013-02-26 14:30:26 | クライミングレッスン報告
2月16日(土)
メンバー:たけくん(小3)、ユキちゃん(小4)、タクミ(中1)、コーヘイ(中1)

月に1度のチームの練習会では、実技の前にちょっとした座学タイムを設けている
しばらくは「メンタルの勉強」と称して、練習時や日常での心構えを少しずつ学び、身につけて行ってもらうつもりだ。
今日は先ず、各自の「夢」としての目標に対して、現在の自分の位置を確認

子どもたちは「ワールドカップに出る!」だとか「一番難しいグレードを登る!」とか、夢はでっかい
もちろん、「夢」のような目標を持つことはとても大切 
しかし、その「夢」を日常の行動に変換して行けるように指導して行く作業はとても難しい

子どもたちにとってクライミングを習い、上達を目指すことは人生におけるどんなことを掴み、何を身につけて行くことに通ずるのか…?
指導者と親たちは、それを真剣に悩まなければいけないと思う。
難しい課題が登れるようになっていく。コンペで勝つ…。
それらの「目に見える結果」は、人間性の成長を第一義に目指して「努力」をした、その後からついて来るものなのだ、と先ずは大人が理解し、それを子どもたちに伝えて行かねばならない。
「結果」が大事なのではなく、本当に大切なのはその努力の「過程」なのだ、と。
「過程」の大切さを理解した時、たとえ夢は叶えられなくとも、自分自身をしっかり成長させて行くことが出来る、そういう大人になるだろう


さて、次回からそれをどう伝えて行こうか・・・。

勉強会のレジュメは、子どもたちがところどころ私の問いに答えたり、理解を促す穴埋めをしながら輪読する形を取っている。
今日のレジュメを回収したら、中学生たちの用紙に、日常の努力や自己肯定を促す私の文章の中で各々の心に響いたらしい文言に強調の下線が引いてあったのが、ちょっぴり嬉しかった
ちょこーっとは、心に響いてくれたのかな~?

今日はボルダーエリアがとても混雑していたため、実技はルートのみとなった。
それぞれ今の自分の限界のルートに、果敢にトライを重ねていた






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