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FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-10-12 12:49:14 | クライミングレッスン報告
10月5日(金)
メンバー:ともちゃん(中3)、しいちゃん(小6)、ユキちゃん(小4)、タクミ(中1)

休暇明けのレッスン。
金曜のこの時間帯は、翌日が休み、という気軽さも手伝って人気が高い。
受験生のともちゃんは、定員で入れないことがしばしば。
でも、今日は入れて良かったね

クライミングが上手い子も、もともと動けるほうでない子も、
運動神経が良い子も、悪い子も、
クライミングを続けたいと思う子には努力によって自分の技能が伸ばせることを実感してほしい。
そして、それは努力を継続することによってなしえるのだ、ということも。


そう意味で、受験生でありながらも、そして受験にも正面から向き合っていながらも、
しっかりと一定のペースを保ってクライミングの時間を確保し続けようとするともちゃんの姿勢は尊重すべきである。

時間は意識して作らなければ生まれてこない。
そこには時間を生みだすための努力が必ず生じているはずだ。


同様のことはしいちゃんにも言える。
彼女もまた、中学受験を控えている。

努力して時間を作り出し、中断ではなく継続を選んだ彼女たちの経験は、後々必ず活きて来る
そして、中学受験を控えた小学高学年も、高校受験を控えた中学3年生も、
一生の単位で見てみると運動能力の上達上、とても大切な時期でもある。
だから、中断してしまうのはとてももったいないことなのだ


ともちゃんはトップロープで10aに足自由でチャレンジしてみたが跳ね返された
そこで、グレードを下げて手足限定で有酸素的に本数を多く登ってもらった。
受験が終わったら、集中して頑張ってみよう。
きっと上達するはずだ

しいちゃんは垂壁の11aを1本レッドポイント
そこで今度は彼女の苦手な前傾壁の11aを課題に出すことに。
様々なタイプのルートでそのグレードをこなして行くのは大事な基本作業。頑張ろうね

ユキちゃんとタクミは今グレードが拮抗しておりデッドヒート状態
お互いの切磋琢磨につながるのなら、それは悪いことではない。
でも、あまりに目標基準を人との競争に求めすぎると弊害が生じる。
なので、各自の課題ともう一度良く向き合ってもらうために、わざと目標ルートを分けることにした。


タクミはもっと自信をつけるために11cのレッドポイントを今月中に1本。
ユキちゃんは彼女の苦手な垂壁をこなせるようにするために、微前傾の11a。

お互いのデッドヒートは、
たとえば努力とか、真面目さとか頑張りとか、
お互いの人格を尊重したうえで、もっと違う部分でしてほしいな。
それが本当のライバルなんじゃないかな?


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