FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

ユース選手権2014 ①

2014-04-15 14:13:35 | コンペティション参加報告
3月22日(土) 1日目・予選
参加者:ユキちゃん(小5)、ユイちゃん(高2)、タクミ(中2)、コーヘイ(中2)

12歳から19歳までのユース選手の全国大会である「ユース選手権」。
公式大会として認められている大会で、年齢別に設けられた各カテゴリー2位までの上位成績を収めた者は「ワールドユース」など世界大会への派遣が決定する。
今年FCCからこの大会に出場するのは、常連参加となったコーヘイ、ユイちゃんに初参加のユキちゃんとタクミが加わり4人となった。
FCCでは、チームメンバーは大会への参加もある程度義務付ており、大会指導もメンタル面や考え方、取り組み態度を軸として極力丁寧に行うことにしている。
やはり、大会の参加によって学ぶべきことが多いと考えるからだ。
チームメンバーの出場する大会へは出来る範囲で帯同も行っているが、全国大会は宿泊を伴うため3人以上の大会参加者を得て初めて、正式に帯同することにしている。

今年、チームからはコーヘイ、タクミ、ユキちゃんの3名が出場するため(ユイちゃんは高校に上がってからチームから外れている)、帯同することと相成った。

今回はコーヘイ母の車に乗せて頂いて現地入り
東京都山岳連盟の選手であるコーヘイはトレーナーの方の調整が受けられるためそちらへ。

その他のメンバーは8:45に会場である印西市松山下公園総合体育館入り口前に集合・・・のハズが、現地に到着してから車中でコーヘイ母とコーヘイのことでいろいろ話しこんでしまい、集合時間をすっかり忘却
ユキちゃんママからの電話で慌てて集合場所へ
申し訳ありませんでした

他のメンバーは元気な表情で一安心。

受付を済ませ、各自が事前に考えたタイムスケジュールに沿って動いてもらう。
アップする者、予選のデモテープを観る者、様々だ。
出番までの行動はとても大事。
きちんとアップをして体の状態を良くしておくこともさることながら、メンタル面での調整も重要課題だ。

FCCでは、指導者である私が細かく指示するのではなく、各自が事前にどう動くかを考えて用紙に書き込み、それに即して動いてもらっている。
自分で考え、自分で感じ、それに伴う結果をデータとして蓄積し次に活かして行ってもらいたいからだ
最後に頼るのはあくまで「自分」。
自分で行動できるようにし付けて行って初めて、自分のものになる。
自分のものになれば、他の分野の他の場面でも応用がきく。


初参加のタクミとユキちゃんは緊張した面持ち
いつもは「大会でも緊張しない~」と言っているユキちゃんが緊張した表情を見せるのは珍しいね
やはり、いつものローカルコンペとは違った雰囲気があるんだろうね。

 ↓アップ壁の様子



 ↓アップ中のユイちゃんとユキちゃん



~つづく~