FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2013-02-07 13:53:30 | クライミングレッスン報告
1月30日(火)
メンバー:タクミ(中1)、コーヘイ(中1)

タクミがインフルエンザから立ち直って、中1コンビの復活だ
ずーっと寝たきり生活だったため体力が落ちているタクミのために、今日のレッスンはルートから。

基本事項が身について来ている場合に限りはするが、中級になって来るとしばしばウォーミングアップもルートで行う。
ただし、個別に注意点を知らせ、余裕のあるアップの時に各自の注意点を意識して登るようにしている。

タクミは呼吸が浅くなりがちで、追いつめられてくるとパニックに陥ってしまうため、呼吸を深く、余裕をもってゆったりとした気持ちで登るように。
「手に力が入らない感じ」と言いながらも、しっかり意識しようと努力していた

コーヘイは股関節周りが少々硬く、高い足置きなどのときに足置きが雑になったりお尻が出っ張ったりするのが気になる。
自宅でのトレーニングにもそのあたりの改善策を実践してもらっており、少しずつ改善されてきている

2人は自主練習でもパートナーとして組んで一緒に登ることが多い。
中学に上がりたての頃は、ビレイ技術などの点で2人は良く衝突していた
だが、少しずつ、お互いのクライミングに対する気持ちが篤いことを理解し合い、尊敬すべき良い点も見つけられるようになって、近頃は友情を育みだしているようだ
加えて、レッスン時にはなるべく2人で組んで登ってもらい、ビレイの注意点をこと細かく私が指導することを繰り返した結果、ビレイ技術への不安も解消された
今は2人でかなり楽しく、自主性をもってクライミングに取り組んでいる

今日は病み上がりのタクミは10cくらいまでの低グレードを多数登りこんでもらい、コーヘイはまだレッドポイントしていない12d、オレンジをタクミのビレイでトライ 久々のトライだったこともあり、2テンだった

残り10分でボルダー。
タクミは6級、コーヘイは4級を、10分間のタイムトライアル
バテてきて完登が出来なくなり出したらグレードを1つ下げて良いことにしたが、タクミは最後まで6級を頑張った
コーヘイは12dのトライが終わって間もないためパンプアウト状態 怪我も怖いので、すぐに5級に落としてもらった。

二人とも楽しく頑張っていたね