FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドアレッスン日誌>チーム&一般合同城ケ崎合宿①

2011-02-25 16:07:59 | クライミングレッスン報告
2月5日(土)~6日(日) メンバー:コーヘイ、タクミ、かんちゃん
2月5日(土)
朝6時に中野島駅前でコーヘイとタクミを車に乗せ、出発
本来、小学生は初級も中級もそしてチームも、保護者の方の同行をお願いしている。
アウトドアのクライミングレッスンは、安全な場所を選んではいるもののやはりリスクは免れないためだ。
ただ、今回は5人いるチームメンバーの中で参加できる子がコーヘイ一人(他のメンバーは各県の強化合宿などと重なってしまったり、用事が重なったり)となり、それに伴って一般の参加者も減ってしまって超やる気のあるコーヘイと、目下コーヘイを目標にしているタクミだけが参加の名乗りを上げた。そして、両者の保護者の方から、1か月以上前から今回に限り保護者の都合がつかないこと、でも本人は行く気満々である、との相談をお受けしていた。
同じ学年のこの2人、将来的に良い友情を持ったライバルに成長してほしい、という願いを込めて、今回に限り、例外的に私が引率して2日間お預かりすることをお受けした次第である。

よく晴れた気持のよい海岸線を伊豆に向かってひた走り、集合場所の伊豆高原駅に到着。伊豆高原駅では直前に参加を決めてくださったかんちゃんとママが待っているはず。
途中車に酔うタクミはうねうねと続く道にやられ、1回もどしてしまったので、いったん民宿のある八幡野港により、コーヘイとタクミには気持の良い海辺で待っていてもらうことにして一人車で駅に向かった。
かんちゃん母子を車に乗せて八幡野港に戻り、民宿の駐車場へ車を入れ2人を呼びに防波堤に。ところが堤防の上にお菓子の食べかけが散らばったまま、本人たちの姿が見えない
大きな声で呼び散々探す。「ああ、やはり彼らだけにするんじゃなかった・・・!」後悔しきり。
あちこち声を枯らしながら探し回り、岬の先端に足を運んだとたん、思いもよらないほうから「はーい」とコーヘイの声。テトラポットの間から下のほうに降りていたらしい。「テトラポットに乗って遊ばないように言わなかった」ほっとしながらもつい声を荒げる。クライミングの動きの練習にはもってこいなのだが、目の届かないところで何かあったら洒落にならない。。。ことの重大さがわかっていない2人、「はいはい」とお重ね返事をしながら上がってきた。

お待ちかねのかんちゃんたちのところに戻り、今回参加の3人の顔合わせ。お互いに自己紹介をして挨拶し、いよいよクライミングの準備だ。
続く。。。