木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

開田高原のミズバショウ

2021-04-10 07:00:23 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温 -8.3℃   昨日の最高気温 5.6℃  積雪 0cm   
木曽町新開     午前7時の気温 -8.0℃     今朝の天気 晴れ



今朝は
放射冷却でとびきり
寒い朝だ
-8.3℃は全国4位。


久しぶりに
開田高原を歩く
御嶽山もご無沙汰
雲はあるが
綺麗に見えている。


朝は霜が降り
道端には霜柱
まったくの冬。


開田高原の
ミズバショウを
見に行ってきた。


一か所目は
水生植物園
開田高原では
早く咲く場所だ。




綺麗に咲いているが
霜でやられて
白い仏炎苞が
茶色く変色している
ものが多い。




もう一か所は
鳥撮りの師匠に
教えてもらった場所
開田中学校そばの
沢筋にある。


そこは
ようやく白い苞が
顔を出した所。


開田高原の
ミズバショウは
咲きはじめだが
これからも
霜が降りるので
受難が続くだろう。







まだジョウビタキが!?

2021-04-09 07:08:08 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス  今朝の最低気温 -4.2℃   昨日の最高気温 11.4℃  積雪 0cm   
木曽町新開     午前7時の気温 -4.0℃     今朝の天気 晴れ

昨夕
無事木曽に
到着しました。


京都まで
多少車は多めでしたが
後は木曽まで
渋滞もなく
無事到着しました。


名神高速道
国号19号沿いも
桜が満開の所
桜吹雪の場所
すっかり葉桜など
様々でした。


木曽大橋から
国道361号に入ると
春爛漫の様子は一変
すっかり
冬の景色に逆戻り。


外気温9℃
室温10℃
すぐ暖房を入れました。


木曽でのネタが
まったくありませんので
大阪からの
ブログになります。


一昨日のこと
葉の出た
シモクレンの茂みに
スズメではない鳥影が
見えたので
望遠でのぞいて見た。


何と!
ジョウビタキの雌が
帰らないで
まだいました。


3月23日を最後に
姿を見なかったジョビ姫と
4月7日に出会えた。


シャッターを
押した途端
飛び去ってしました。


その前の木で
2羽のスズメが
近寄ったり離れたり
していたので
カメラを構えると
大きいスズメが
小さい方に乗りました。


スズメさんの
婚活成功!
カップル成立です。




そろそろ
鳥たちの産卵
子育ての時期に
入るようです。





マメカミツレ 思い出せない!

2021-04-08 07:16:46 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  10.0℃  昨日の最高気温 20.0℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 -5.2℃  昨日の最高気温 12.2℃ 

この花の名前は?
大昔に観察会で
聞いたことがある?!


細い葉が地面を
這うように広がり
花のような
蕾のようなものが
茎の先についている。


花が多数集まった
頭状花なので
キク科に
間違いはない。


ネット検索より
図鑑の方が早いと思い
山渓ハンディ図鑑
「野に咲く花」を開き
キク科キク属から
絵合わせ。


意外と早く
マメカミツレ属
マメカミツレで
ヒット!


そう言えば
なつみかんさんのブログ
「なつみかんの木々を見上げて」
道草日記に名前が
いつも載っている。


道草日記の
植物名を見て
花を思い浮かべていたら
マメカミツレの花が
思い出せず
調べていたら
こんな手間は
かからなかったはず。


思い出せない
もやもやは
無くなったが
反省点だ。


マメカミツレは
オーストラリア原産の
帰化植物。


頭状花は5mmほど
舌状花がないので
開花しても
蕾のように見える。


花が終わると
落ちて行くようで
緑色の総苞片が
一列に残り
花のように見える。


ブログに載せておけば
忘備録になるので
多分忘れないと思う?!


木曽に向かいますので
コメント欄
閉じています。




ホシノヒトミ これってネクターガイド?

2021-04-07 07:25:29 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温 9.8℃  昨日の最高気温 16.7℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 0.9℃  昨日の最高気温 14.8℃

散歩道のすぐ近くで
ホシノヒトミの
小さな群落を
見つけた。


撮る撮らない?
少し悩んだが
撮ることにした。


あまりにも
ありふれた花で
何度もブログでも
取り上げてきた。


そろそろ
ホシノヒトミのネタ
逆さまにしても
もう何も思いつかない。


鳥も撮れないし
ブログネタにも
こと欠いているから
ホシノヒトミを撮って
お茶を濁すことにした。


シャッターを切って
モニターで
確認するのだが
それにしても
単純な花だ。


瑠璃色の花の
真ん中に
内側に曲がった
角のような
雄しべが2本。


雄しべの中心から斜めに
小さなボンボリさんのような
白い雌しべが
1本あるのみ。


サクラやウメのように
たくさんの雄しべが
ごちゃごちゃしていない。


何とも
すきっとした
スマートな花である。


しかしよく見ると
4裂した花は
一片だけ形が小さく
色が薄くなっている。




それだけではない
小さく色が薄い裂片に
向かって
雄しべの花粉が
開いているのだ。




こちらから小さな虫が
やってきたら
確実に花粉を
体に付けてくれるはずだ。


あくまで想像なのだが
虫の目には
色の薄い形の小さな裂片は
蜜のありかを示す
ネクターガイド(蜜標)に
なっているのでは?


花弁のブルーの線が
ネクターガイドだと
聞いたことはあるが。


単純な花の中にも
複雑な仕組みが
きっと隠されているのだろう。






イチョウの花 2年がかりで撮りました

2021-04-06 07:10:17 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  8.0℃  昨日の最高気温 16.5℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 -6.0℃  昨日の最高気温 10.7℃  

ようやく
2年越しで
イチョウの雌花の
撮影ができました。


と言われても
何のことかですよね。


去年
銀杏の成っている
イチョウの枝に
紐を結び付けました。


そして先日
その枝で
イチョウの雌花を
見つけたと言う訳です。


雌雄異株のイチョウ
淡黄色で短い穂状の
雄花はとても目立ち
すぐ見つかります。




ところが雌花は
手の届くところで
咲いていません
それで去年の秋
手の届くところで
銀杏の成っている
雌のイチョウの木に
印をつけておいたのです。




イチョウの雌花は
緑色の柄に
2個の胚珠を
つけています。


胚珠が子房に包まれず
むき出しですので
マツと同様
裸子植物です。


若葉の陰で
ひっそりと
目立たないように
咲いています。


イチョウの
受粉は変わっています
雄花の花粉が
風で雌花の胚珠に
運ばれると
秋になって
ようやく精子を作り
卵と受精するのです。


精子が液体の中を泳いで
受精すると言うのは
シダ植物や
コケ植物のような
原始的な植物の方法です。


イチョウが古い植物
生きている化石
と言われる所以です。


このイチョウの精子を
発見した人が
平瀬作五郎博士で
そのイチョウの木は
東京大学の小石川植物園に
残っているそうです。


イチョウは不思議な植物です
木曽Nowで
イチョウ この不思議な植物
イチョウ この不思議な植物(2)
でまとめてあります
もしお時間があれば
お読みいただければ
幸いです。







ヒメウズ 小さな貴婦人

2021-04-05 07:21:13 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  11.8℃  昨日の最高気温 20.7℃  天気 曇り
開田高原アメダス 今朝の最低気温  4.9℃  昨日の最高気温 11.1℃ 

大好きな花なのだが
うまく写真に
撮れた試しがない。


まず
ヒメウズの花は
小さすぎる
直径は5mm程度
草丈も10cmほど。


茎が非常に繊細で
少しの風でも
揺れてしまう
しかも薄暗い所に
生えている。


何度とっても
ピンボケ
ぶれた写真
誰かの頭の中
みたいだ。


オダマキ似の
とても綺麗な花だが
人知れずひっそり
咲いているので
気づかないことも
多いと思う。


キンポウゲ科で
ウズは漢字で
鳥帽と書き
毒性の強い野草
トリカブトのこと
小さなトリカブト
と言う意味だ。


外側の花弁のように
見えるのは萼片で
花弁はその内側で
雄しべと雌しべを
筒状に囲んでいる。


小さいながら
とても美しい花
小さな貴婦人と
呼ばれる所以だろう。



教科書にも載っています

2021-04-04 07:50:00 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  16.1℃  昨日の最高気温 22.5℃  天気 雨
開田高原アメダス 今朝の最低気温  6.7℃  昨日の最高気温 17.2℃  

散歩道の公園で
アカマツが
花の時期を
迎えています。


マツは裸子植物で
子房がなく
胚珠(種子になる部分)が
むき出しになっています。


被子植物の
花のつくりは小学校で
裸子植物の花のつくりは
中学1年生の理科で
勉強します。


マツの花のつくりは
教科書にも
載っています。


では
マツの花は
どこにあるか
おわかりでしょうか?


それぞれの
枝の先に
上に向かって
長く伸びている
部分があります。


これが
今年一年かけて
生長していく
枝になります。

(ネットからお借りしました)

その根元に
たくさんの雄花が
ついています。


鱗片の中には
花粉嚢と言う袋があり
中にはたくさんの
花粉が詰まっています。


少し風が吹くだけで
カメラが花粉だらけに
なってしまいました。




雄花の先を
たどっていくと先端に
雌花があります。




雌花は
たくさんの鱗片から
できていて
鱗片の根元に
むき出しになった
胚珠があります。


花粉は風で飛ばされ
鱗片のすき間から
入り込み受粉します。


雌花は
およそ1年半かけて
松ぼっくり
呼ばれるまで生長して
次の年の秋には
種子を飛ばします。


マツは
受粉も種子散布も
風まかせです。



久しぶりに カワウ

2021-04-03 07:21:05 | 散歩道の鳥たち

大阪アメダス   今朝の最低気温 14.8℃  昨日の最高気温 24.6℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  2.9℃  昨日の最高気温 16.6℃ 

久しぶりに
散歩道の川に
カワウがやってきた。


黒いギャング
と言う異名を持つ鳥
久しくこの川で
見かけなかった。


水中を自在に泳ぎ回り
根こそぎ
魚を食べてしまうほどの
大食漢。


この日も
大きなコイを
裂けるようにしながら
たらふく魚を
食べた後
大きな石に上がった。


まるでファッションショー
『どう 私きれい』
と言っているように
羽を広げた。



実は
ウの仲間の羽は
油分が少ないため
水に潜っている間に
濡れネズミになってしまう。


水から上がった後
羽を乾かさないと
飛べないそうだ。


何とも
川や湖のギャングも
だらしないものだ。


今日は
出かけますので
コメント欄閉じています。






ハハコグサの勝ち

2021-04-02 07:10:21 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温 14.5℃  昨日の最高気温 24.1℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温   0.0℃  昨日の最高気温 17.0℃  

この花
見覚えがないだろうか?


先日の
ぼろは着てても 心の錦
どんな花より 綺麗だぜ
のノボロギクと
よく似ている。

(ノボロギクの花)

こちらは
春の七草で
お馴染みのゴギョウ
ハハコグサ。


同じような花なのに
片一方はボロ
もう一方は
春の七草の一員として
もてはやされるのだろう?


もちろん
ハハコグサは
若菜摘みの対象
七草粥に入れ
昔から食べられている。


葉や茎に毛があり
餅に入れて草餅としても
食べられてきた。


お蕎麦のつなぎとして
使えないかと
試行されたことも
あったそうだ。


また
ハハコグサの全草を
乾燥させたものは
鼠麹草(そきくそう)として
咳や痰を抑える
漢方薬として
使われてきた。


これだけそろえば
ノボロギクに
勝ち目がないのは
明らかだ。


花は
小さな頭状花が
たくさん集まる。


ノボロギクと同じで
筒状花のみ
タンポポのように
舌状花を持たない
目立たない花。


何百何千と言う花が
すべて綿毛のついた
種子を飛ばす。


ノボロギクより
繁殖力が
旺盛かもしれない
道端の至る所に
生えている。






ツグミ 居心地いいのですか?

2021-04-01 07:32:35 | 散歩道の鳥たち

大阪アメダス   今朝の最低気温  10.0℃  昨日の最高気温 22.3℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 -2.8℃  昨日の最高気温 18.5℃   

毎日のように
出会っていた
ジョウビタキ
3月24日を最後に
出会わなくなった
北へ帰って行ったのだろう!


同じころに
いなくなるだろうと
思っていたツグミ
こちらはまだ公園で
見かける。


昨日も
いつもの公園で
芝生をつつきながら
歩いていた。


桜が咲いているので
結構な人が歩いているが
そのすき間を縫うように
木に飛びあがっては
また地上にを繰り返す。




こちらに
向かってくることは
まずないので
撮れる姿はほぼ
後ろ向きか横向き。


真正面から胸の模様を
撮ってみたいと
先回りするが
カメラを構えると
Uターンして
また背中を見せる。


ちょこちょこと歩いて
立ち止まり
また歩き出すので
写真に撮るのは
難しくないが
同じポーズばかりになる。


いくら居心地が
いいと言っても
そろそろ帰らないと
仲間が心配するよ!