木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ハハコグサの勝ち

2021-04-02 07:10:21 | 日記

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この花
見覚えがないだろうか?


先日の
ぼろは着てても 心の錦
どんな花より 綺麗だぜ
のノボロギクと
よく似ている。

(ノボロギクの花)

こちらは
春の七草で
お馴染みのゴギョウ
ハハコグサ。


同じような花なのに
片一方はボロ
もう一方は
春の七草の一員として
もてはやされるのだろう?


もちろん
ハハコグサは
若菜摘みの対象
七草粥に入れ
昔から食べられている。


葉や茎に毛があり
餅に入れて草餅としても
食べられてきた。


お蕎麦のつなぎとして
使えないかと
試行されたことも
あったそうだ。


また
ハハコグサの全草を
乾燥させたものは
鼠麹草(そきくそう)として
咳や痰を抑える
漢方薬として
使われてきた。


これだけそろえば
ノボロギクに
勝ち目がないのは
明らかだ。


花は
小さな頭状花が
たくさん集まる。


ノボロギクと同じで
筒状花のみ
タンポポのように
舌状花を持たない
目立たない花。


何百何千と言う花が
すべて綿毛のついた
種子を飛ばす。


ノボロギクより
繁殖力が
旺盛かもしれない
道端の至る所に
生えている。