木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

淡路島の地層 絵島 大和島

2019-01-09 07:23:07 | 日記
正月休みを利用して
淡路島に渡った。


正月休みと言えば
聞こえはいいが
実は毎日が休みで
一度言ってみたかった
だけなのだが・・・。


淡路島に渡ったすぐの場所
岩屋漁港に
地層の見える島が
あると言うので訪れた。


その島は『絵島』
島と言うより岩
と言った感じだ。


橋が架かっているので
渡ってみるが
柵があり近づけない。


近くで見ると
灰色の層と赤褐色の層が
見られるが
どちらも砂の層
砂岩層のようだ。


赤っぽく見えるのは
鉄分の錆の色だろうか?
見た感じそれほど
古くはないようだ。


数千万年前
海底で堆積した砂の層が
隆起して浸食され
独特の景観の島に
なったのだろう。


すぐ隣に
絵島より大きな島がある。


柿本人麻呂が詠んだ歌から
名づけられた『大和島』
この島はすぐそばまで
近づけた。


絵島とは違い石の層
礫岩層がはっきり入っている。


きっと同じような時代に
堆積した地層なのだろう。


帰宅後調べてみると
約2千万年前の地層で
時々化石も出るそうだ。


兵庫県の郷土記念物に
なっているため
もちろん採集禁止だ。


地元の人はこの絵島が
神話の「オノコロ島」だと
信じているそうだ。


お正月に地層見学
これで2年連続になる。