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木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ポピーの花

2021-05-25 07:46:31 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  17.0℃  昨日の最高気温 25.1℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  10.6℃  昨日の最高気温 22.4℃  

散歩道の終点の公園
ポピーの花が満開。


ポピーの和名が
ひなげしだと
言うことぐらい
知っているが
どんな品種が
あるのかも全く
知らない。


ひなげしと言えば
♪丘の上 ひなげしの花♪
アグネス・チャンの
歌を知っているくらい。


この花の写真は
初めて撮るのだが
撮ろうとしても
風で揺れて揺れて
どうにも撮れない。


左手で茎を持ち
右手でカメラを支え
シャッターを切る始末
それでもブレブレ。


蘂が美しいので
花を撮るより
蘂をついつい
狙ってしまう。


雄しべは多数あり
咲き始めの花は
特に美しい。




雌しべの柱頭は
円盤状になっており
10本以上の
放射状の筋となっている。


結局
揺れる花を撮るのを
あきらめて
花を押さえて
蘂ばかり
撮っていた。


最近猛威を
振るっている
ナガミヒナゲシと
比較してみようと
思っている。









スズメがヨモギを?

2021-05-24 07:31:38 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  19.8℃  昨日の最高気温 26.1℃  天気 曇り
開田高原アメダス 今朝の最低気温  5.5℃  昨日の最高気温 19.3℃ 

昨日も
梅雨の晴れ間
良い天気で
気持ちよく歩けた。


散歩コースの川で
スズメが騒いでいたので
カメラを向けた。


道路から
垂れ下がっている
ヨモギの
細い茎にとまり
盛んに
葉を集めている
ように見える。


秋にヨモギの
果実をついばむ
スズメなどの
野鳥は見たことがある。


まさか
草餅を作るわけでも
あるまいしと
思いながら
シャッターを切った。


明らかに
葉の部分を
嘴で盛んに
集めている。


巣材にでもするのか?
ヨモギがそれほど
巣材に適しているとも
思えないが。


ヨモギは
冷え性や切り傷にも
薬効があると聞くが
冷え性の雛でも
いるのか?



そんなことを
考えながら
写真を撮っていると
口いっぱいに
ヨモギをくわえて
飛び去ってしまった。




ヤハズエンドウ

2021-05-23 07:19:44 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  17.1℃  昨日の最高気温 23.0℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  7.4℃  昨日の最高気温 15.8℃ 

大阪に帰って
お天道様の下を
歩くのは
初めてかも?
それくらい
雨の日が続いた。


久しぶりに
傘を持たずに
カメラを持って
歩いた。


こんなところに
春先ヤハズエンドウが
咲いていたっけ?


それほど
カラスのように黒い
自然の豆が一杯!


どれどれと
そばに腰を下ろし
黒っぽい豆を
眺めてみた。


黒い莢がねじれて
中の種子が
飛び出したものが
ほとんど。



まだ中身の残る
豆を触った途端
音を立てて弾け
豆が飛び散る。


これは面白い!
昨夜までの雨で
濡れていた豆も
朝からの好天で
乾燥が
進んでいるのだろう!


できるだけ
種子が鞘に残る様
静かに力を加える。


うまい具合に
莢の両側に
均等に豆が並ぶ。


この豆
まだら模様で
なかなか面白い
デザインだ。


ひとつずつ
模様が違うのも
またいい!


きっと人知れず
この草むらの中で
毎日のように
パチンと音を立て
莢がはじけているのだろう!


豆を遠くへ飛ばし
次の世に命をつなぐ
その一端を
見せてもらった。
(2021.3.9 撮影)


夕方
また強い雨が降ったが
綺麗な虹のお土産を
置いて行ってくれた。
(2021.5.22 18:17 公園の遊具の間から)



開田高原の鳥たち

2021-05-22 07:16:17 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  17.7℃  昨日の最高気温 24.3℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  9.8℃  昨日の最高気温 17.5℃  

久しぶりに
朝からお天道様が
恥ずかしそうに顔を
のぞかせている。


今日の写真も
危うく日の目を
見ない所だった。


お蔵入り予定の写真を
ネタ不足のため
引っ張り出してきた。


観光案内所に行く度
やってきた鳥を
車の中から
写したものだ。


ヤマガラは
案内所の常連さん
ゴジュウカラも
お馴染みなのだが
この子は幼鳥。


餌台で
まるで主のように
居座っていた。


奥の林から
遠慮がちに
アトリが
毎日出勤する。


ヤマガラなどが
枝から落とした
おこぼれを
綺麗に掃除?
してくれる。


アオジも
来るそうだが
滞在中には
撮れなかった。


最後は
すっかり
慣れてしまった
カシラダカ。




車が停まっても
平気の平左衛門で
餌をいつも食べている。


渡りをしないのか
心配したのだが
今ごろはもう渡って
行ったのだろうか?




シロバナエンレイソウとクルマバツクバネソウ

2021-05-21 07:18:48 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  20.7℃  昨日の最高気温 23.5℃  天気 雨
開田高原アメダス 今朝の最低気温  14.4℃  昨日の最高気温 15.4℃  

昨日は
病院通い
9時半の予約で
診察が終わったら11時半
診察時間は
3分ほど疲れた。


昼からも雨で歩けず
ブログネタも枯渇
お蔵入り予定の
写真を無理やり
引っ張り出し
ブログの記事にした。


開田高原の
植物2種類
シロバナエンレイソウと
クルマバツクバネソウ。


シロバナエンレイソウは
別名ミヤマエンレイソウ
森陰で静かに
咲いている。


森の貴婦人と
呼ばれるだけあって
大きな3枚の葉が
ドレスのようで
とても美しい。




クルマバツクバネソウは
車葉衝羽根草と書き
7~8枚ある葉を車に
突き出して咲く花を
お正月の衝羽根
羽根つきの羽根に
見立てている。


どちらも
山地から亜高山帯に
生息する植物なので
見る機会が
少ないかも?


両種とも
馴染みのない
シュロソウ科
昔のユリ科と聞けば
分かりやすいはず。


開田高原で
林の中を歩いていると
比較的出会う
花である。






  


コサギの舞 

2021-05-20 07:09:17 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温 18.4℃  昨日の最高気温 22.3℃  天気 曇り
開田高原アメダス 今朝の最低気温  7.2℃  昨日の最高気温 16.5℃  

梅雨の時期は
雨の合間に
歩くと言う
感じになります。


早い梅雨入りで
気持ちの良い
五月晴れ下での
散歩ができません。


昨日の雨の合間
美しいコサギの舞を
見せてもらいました。


コサギは
散歩コースで
一番よく見かける鳥の
一種です。


餌の魚を捕るとき
どうやら2種類の
漁の方法が
あるようです。


水草の中を
脚で探りながら
歩き回って
驚いて飛び出した
魚を捕まえる方法。


もうひとつが
このコサギの舞
羽を広げ
円を描く様に
素早く飛び回り
逃げ場を失った
魚を捕まえる方法です。


アオサギは
どちらの方法も
とりません
我慢の待ち伏せ作戦です。


さてどちらが
効率がいいのでしょう?!




今日は
病院めぐりの日
コメント欄
閉じています。




センダンの花

2021-05-19 07:09:10 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  20.6℃  昨日の最高気温 26.5℃  天気 曇り
開田高原アメダス 今朝の最低気温  13.8℃  昨日の最高気温 21.8℃  

昨日来の雨があがり
久しぶりに
東大阪市の川沿い
いつものコースを
歩いた。


湿気の多い
ムッとした暑さ
少し歩いただけで
汗の噴き出すのが
分かる。


つい数日前まで
朝石油ストーブの
お世話になっていたのが
不思議な感覚だ。


公園まで来ると
センダンの花が
満開だった。


盛り過ぎなのか
地面に花びらが
たくさん落ちている。


花びらは
ごく薄い紫色
花の中央には
紫色の筒がある
これが結構頑丈だ。


どうやら
雄しべが
合着して筒状に
なっているようだ。


先端からは
多数の葯が
のぞいている。


雌しべの柱頭も
真ん中に見える
雌しべの方が
短いようだ。


円筒形の一部を
めくってみると
内側には毛が生え
こん棒状の
雌しべは
結構長い。


昆虫が
このすき間から
口吻を射し込んで
蜜を吸うのだろうか?


秋の果実を見ると
かなり受粉率は
いいように思う。


南方熊楠が
愛した楝(おうち)
清少納言が
楝の花いとをかし
と趣を見た花
久しぶりに
じっくり
見せてもらった。





マメカミツレ 思い出せない!

2021-04-08 07:16:46 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  10.0℃  昨日の最高気温 20.0℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 -5.2℃  昨日の最高気温 12.2℃ 

この花の名前は?
大昔に観察会で
聞いたことがある?!


細い葉が地面を
這うように広がり
花のような
蕾のようなものが
茎の先についている。


花が多数集まった
頭状花なので
キク科に
間違いはない。


ネット検索より
図鑑の方が早いと思い
山渓ハンディ図鑑
「野に咲く花」を開き
キク科キク属から
絵合わせ。


意外と早く
マメカミツレ属
マメカミツレで
ヒット!


そう言えば
なつみかんさんのブログ
「なつみかんの木々を見上げて」
道草日記に名前が
いつも載っている。


道草日記の
植物名を見て
花を思い浮かべていたら
マメカミツレの花が
思い出せず
調べていたら
こんな手間は
かからなかったはず。


思い出せない
もやもやは
無くなったが
反省点だ。


マメカミツレは
オーストラリア原産の
帰化植物。


頭状花は5mmほど
舌状花がないので
開花しても
蕾のように見える。


花が終わると
落ちて行くようで
緑色の総苞片が
一列に残り
花のように見える。


ブログに載せておけば
忘備録になるので
多分忘れないと思う?!


木曽に向かいますので
コメント欄
閉じています。




ホシノヒトミ これってネクターガイド?

2021-04-07 07:25:29 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温 9.8℃  昨日の最高気温 16.7℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 0.9℃  昨日の最高気温 14.8℃

散歩道のすぐ近くで
ホシノヒトミの
小さな群落を
見つけた。


撮る撮らない?
少し悩んだが
撮ることにした。


あまりにも
ありふれた花で
何度もブログでも
取り上げてきた。


そろそろ
ホシノヒトミのネタ
逆さまにしても
もう何も思いつかない。


鳥も撮れないし
ブログネタにも
こと欠いているから
ホシノヒトミを撮って
お茶を濁すことにした。


シャッターを切って
モニターで
確認するのだが
それにしても
単純な花だ。


瑠璃色の花の
真ん中に
内側に曲がった
角のような
雄しべが2本。


雄しべの中心から斜めに
小さなボンボリさんのような
白い雌しべが
1本あるのみ。


サクラやウメのように
たくさんの雄しべが
ごちゃごちゃしていない。


何とも
すきっとした
スマートな花である。


しかしよく見ると
4裂した花は
一片だけ形が小さく
色が薄くなっている。




それだけではない
小さく色が薄い裂片に
向かって
雄しべの花粉が
開いているのだ。




こちらから小さな虫が
やってきたら
確実に花粉を
体に付けてくれるはずだ。


あくまで想像なのだが
虫の目には
色の薄い形の小さな裂片は
蜜のありかを示す
ネクターガイド(蜜標)に
なっているのでは?


花弁のブルーの線が
ネクターガイドだと
聞いたことはあるが。


単純な花の中にも
複雑な仕組みが
きっと隠されているのだろう。






イチョウの花 2年がかりで撮りました

2021-04-06 07:10:17 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  8.0℃  昨日の最高気温 16.5℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 -6.0℃  昨日の最高気温 10.7℃  

ようやく
2年越しで
イチョウの雌花の
撮影ができました。


と言われても
何のことかですよね。


去年
銀杏の成っている
イチョウの枝に
紐を結び付けました。


そして先日
その枝で
イチョウの雌花を
見つけたと言う訳です。


雌雄異株のイチョウ
淡黄色で短い穂状の
雄花はとても目立ち
すぐ見つかります。




ところが雌花は
手の届くところで
咲いていません
それで去年の秋
手の届くところで
銀杏の成っている
雌のイチョウの木に
印をつけておいたのです。




イチョウの雌花は
緑色の柄に
2個の胚珠を
つけています。


胚珠が子房に包まれず
むき出しですので
マツと同様
裸子植物です。


若葉の陰で
ひっそりと
目立たないように
咲いています。


イチョウの
受粉は変わっています
雄花の花粉が
風で雌花の胚珠に
運ばれると
秋になって
ようやく精子を作り
卵と受精するのです。


精子が液体の中を泳いで
受精すると言うのは
シダ植物や
コケ植物のような
原始的な植物の方法です。


イチョウが古い植物
生きている化石
と言われる所以です。


このイチョウの精子を
発見した人が
平瀬作五郎博士で
そのイチョウの木は
東京大学の小石川植物園に
残っているそうです。


イチョウは不思議な植物です
木曽Nowで
イチョウ この不思議な植物
イチョウ この不思議な植物(2)
でまとめてあります
もしお時間があれば
お読みいただければ
幸いです。