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木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

真夏の花 ノウゼンカズラ

2021-06-25 07:14:35 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温22.6℃  昨日の最高気温 30.3℃  天気 曇り
開田高原アメダス 今朝の最低気温11.5℃  昨日の最高気温 20.2℃ 

夏の花
ノウゼンカズラが
咲き始めました。


この花
写真に撮るのは
何年ぶりでしょう?


ブログを始めた頃
夏の定番の花として
よくブログ掲載
していました。


何と言っても
蕊がとっても
美しい花です。


蕊はどこに?と
花をのぞいて見ると
花弁の天井に
いつも張り付いています。


長短2本ずつの
雄しべが
雌しべに
寄り添うように
幾何学模様を描きます。


雌しべは
まるで開いた
唇のようです。


この唇
虫が触れると
即座に閉じます。


細い草の茎を
差し込み
柱頭に振れた瞬間
閉じてしまいます。


花の奥には
キラリと光る蜜が
たっぷりあるため
アゲハチョウなど
大型の昆虫も
よく訪れます。


この花が
道端に落ちていると
暑い夏が
やって来たと
感じます。


ネジバナ 小さくてもラン

2021-06-24 07:05:26 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温 20.7℃  昨日の最高気温 31.0℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 11.4℃  昨日の最高気温 19.0℃

変化を求めて
Uターンする
公園を突っ切った。


と言っても
大きな道路があるので
回り道して
横断歩道を渡る。


道路の向こうは
何となく
異次元の世界
そんな気がしていた。


同じような
河川の両側にできた
公園が広がっていた。


芝生?
いやただの草むらに
ニョキニョキと
何やら花が咲いている。


ネジバナだ!
Uターンする場所では
ついぞ見かけない
光景が広がっていた。


たった道路一本
隔てただけで
これだけ植物模様も
違うのか?


さっそく
しゃがんだり
腹ばいになり
写真を撮った。


腐っても鯛
ならぬ
小さくても蘭!
まさにランの
顔をしている。


いつものように
花の中を
のぞいて見る。


老体の
しょぼくれた目では
花の中は
まったく確認できない。


写しては
モニターで拡大
拡大しては写す
何とも
邪魔くさいことを
繰り返す。


中央に
見えているのは
雄しべと雌しべが
合体した蕊柱(ずいちゅう)だろう。

(シランの蕊の様子)

白っぽく見えるのは
花粉が塊になった
花粉塊。

(同じラン科のシランの花粉塊)

やってきた
虫の体に
塊のままくっついて
運ばれる仕組みだ。


ランの仲間の種は
数万単位とか
まるで埃のようだ。


足を伸ばしたおかげで
ブログのネタを
ひとつ見つけた。



キキョウの花

2021-06-23 07:12:21 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温 21.1℃  昨日の最高気温 27.6℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温 11.2℃  昨日の最高気温 23.1℃

散歩道で
キキョウの花が
綺麗に咲き始めた。


と言っても
よそのおうちの
玄関先でのことである。


断りを入れようと
声をかけるも
お留守のようで
無断で写真を
撮らせていただいた。


青紫の星形の花で
清々しい感じが
大好きです。


ふわりと
膨らんだ
紙風船の様な蕾
咲く瞬間
小さな音を
ポンと立てそうで
魅力的です。


花の中をのぞくと
花の咲き始めは
雌しべ周辺の
雄しべが
盛んに花粉を
出しています。




花粉を出し終わると
雄しべは倒れ
雌しべの柱頭が開いて
受粉可能になります。




自家受粉を避ける
典型的な
雄性先熟の花です。




ちなみに
キキョウは
東大阪市の市民の花に
剪定されています。


昨日のshuさんの
ブログで
五月雨キキョウが
掲載されていた。


キキョウと
五月雨キキョウとの
区別がつけられないので
キキョウと言うことで
載せています。


本日
コメント欄
閉じております。

今年もきっと豊作です。

2021-06-20 08:03:59 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  19.1℃  昨日の最高気温 22.1℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  12.8℃  昨日の最高気温 14.5℃ 

2回目ワクチン接種報告
昨日午後3時頃から
体がだるくなり
頭が重くなってきた
打った方の腕
全体が痛い
夕方には体温が
36.5℃まで上がる
就寝前が一番しんどく
36.7℃になった。

今朝の体温は35.6℃
平熱に戻り
少し体が重いかな?程度
これで副反応は
終わったようだ。


散歩道の
病院の花壇に
常緑ヤマボウシの
木がある。


去年は花が少なく
秋の果実も
数えるほどだった。


久しぶりの散歩で
常緑ヤマボウシの
満開の花を見た。


最近
庭木として
流行っているのか
新築のお庭には
この木かシマトネリコが
植えられていることが
多いような気がする。


サクラが散り
ハナミズキが
終わった後咲きだし
秋の果実も楽しめ
食べられる
庭木としては
最高かもしれない。


ヤマボウシと
そっくりの花を
咲かせている。


白い花びらのように
見える4枚の総苞に
囲まれているのが
花の集まり。


小さいながらも
花びら4枚
おしべ4本
めしべ1本が。


山で見る
ヤマボウシの方が
上品に見えるのは
私だけでしょうか?


ちなみに
常緑ヤマボウシ
ホンコンエンシスは
中国原産だそうです。


本日
コメント欄
閉じています。



ナツツバキ 儚い一日花

2021-06-05 06:01:49 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  17.0℃  昨日の最高気温 23.1℃  天気 曇り
開田高原アメダス 今朝の最低気温  7.9℃  昨日の最高気温 18.8℃ 

今日は
梅雨空が似合う花
ナツツバキです。




ナツツバキは
沙羅の木(シャラノキ)とも
呼ばれます。


すっきりとした
白い美しい花で
椿の花に似て
夏に花をつけるので
ナツツバキと
名付けられました。


花びらは
椿のような
厚みがなく
どちらかと言うと
薄紙のようで
繊細です。


一日花で
朝に咲いた花は
夕方には
花ごとポトリと
落ちます。


お釈迦様が
涅槃に入った場所に
生えていた木
沙羅双樹に
見立てられ
お寺によく
植えられています。


美しいまま
落ちて朽ちていく花の姿は
まさに平家物語の
「沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす」
なのです。


この沙羅双樹は
ナツツバキではなく
フタバガキ科の
別の木だそうです。


花はもちろん
好きですが
樹皮も紅葉も
美しく
大好きです。


本日
コメント欄
閉じています。



タマサンゴ ナス科の花

2021-05-31 07:43:25 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  16.4℃  昨日の最高気温 27.1℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  0.7℃  昨日の最高気温 17.3℃ (最低気温全国1位)  

この植物も
花より果実の方が
断然有名です。


(2016.10.11 撮影)

公園に行くまでの
川沿いで目立たず
咲いています
タマサンゴです。


花は白色
ナス科の顔を
しています。


花弁が
反り返り気味なのは
ナス科の特徴でしょうか?


花が下向きに
咲くのでよけいに
目立ちません。


雄しべの
黄色い葯が5本
緑色の雌しべの
まわりをぐるりと
取り囲んでいます。


これも
ナス科の花の
特徴ですね。


役の先端に
穴が開いて花粉が
こぼれ落ちる仕組みに
なっています。


ブラジル原産の
低木で鑑賞用に
栽培されていたものが
逃げ出したとか
別名フユサンゴ
リュウノタマ。
(2016.10.14 撮影)

本日も
コメント欄
閉じています。







アメリカフウロの果実

2021-05-29 07:25:35 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  20.2℃  昨日の最高気温 237℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  10.0℃  昨日の最高気温 22.6℃ 

最近やたらと
アメリカフウロの
果実が目立つ。


葉や萼片が色づき
黒いロケットのような
果実がそそり立つ。




ロケットの先端は
雌しべの名残が残り
5つに分かれている。


基部は
補助エンジン
球状のブースターが
5個並んでいる感じ
この中に
種子が入っている。




熟すと
果実は基部から
外側に反り返り
勢いよく
種子を飛ばす。


飛んだ後は
ゲンノショウコ同様
お神輿ワッショイになる。


アメリカフウロの
花は小さく
存在感はないが
この時期になると
果実を包む
萼片も色づき
とても目立つ。


果実の時期の
アメリカフウロウが
一番好きかも。


本日は
コメント欄
閉じています。




タチアオイ 梅雨を知らせる花

2021-05-28 07:38:16 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  18.0℃  昨日の最高気温 20.3℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  6.6℃   昨日の最高気温 13.2℃ 

梅雨を知らせる花
として有名な
タチアオイが
公園で綺麗に
咲いています。


私の身長が
170cm
それより背が高く
見上げるほどです。


この花が
咲き始めると
梅雨に入り
てっぺんまで
花が咲くと
梅雨が明けると
言われています。


そのため
梅雨葵の別名が
あるほどです。


咲き始めの花は
ソフトクリームのような
雄しべの塊が
真ん中にあり
雌しべは
見当たりません。


花が咲いて
しばらくすると
雄しべの中心から
雌しべの柱頭が
顔を出します。


まるで
別の生き物のように
クネクネと細い
糸状の柱頭が
四方に広がっています。


雄しべが
先に熟して
その後
雌しべが熟す
雄性先熟の花です。


信州や北海道の方で
このタチアオイの花弁で
ニワトリの鶏冠を
真似て遊んだことが
あるかもしれませんね。


以前のブログ
『木曽Now』で
このコケコッコ花のことを
取り上げたのですが
人気記事一覧を見ると
「タチアオイ 別名『コケコッコの花』」が 
いつも上位3位内に
入っているのが
不思議です。


多分
ネット検索で
このブログ記事が
上位でヒットするのだろう?
と思っています。




ナガミヒナゲシと比べてみました

2021-05-27 07:26:06 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  14.3℃  昨日の最高気温 23.2℃  天気 雨
開田高原アメダス 今朝の最低気温  7.6℃  昨日の最高気温 17.1℃ 

先日のポピー
ヒナゲシと
比べるため
ナガミヒナゲシを
探した。


さすが
この時期
ナガミヒナゲシは
ほとんどが果実。


何とか
小さい花の写真を
何枚か撮ってきた。


基本
上下2枚並ぶ写真は
上の写真が
ヒナゲシ
下の写真が
ナガミヒナゲシとします。


ナガミヒナゲシ
花の色は
サーモンピンクの一色。


花は小さいが
かなり綺麗で
可愛い花を
咲かせる。


名前の通り
果実がかなり細長い。


柱頭の放射状の
紐は10本より
少ないものが多い。


ヒナゲシの紐は
太く毛糸の束のように
豪華?に見える
そして山型になる?


果実は
柱頭と子房の間に
すき間ができて
風が吹くたび
種子がこぼれる
仕組みは同じ。




子房の壁を破って
種子を比べてみた。


大きさは
ほぼ同じだが
ナガミヒナゲシの方が
若干大きいかも。




何より数が
圧倒的に違う
ある研究者によると
ひとつの果実に
1000個以上
種子が入り
一株で10万個の
種子ができると
計算していた。


種子の多さも
さることながら
ヒナゲシ似の
可愛い花を
咲かせることも
大繁殖
生き残りの
戦略かもしれない。


昨夜の皆既月食は
影も形も見えず惨敗
次回に期待!
2021.11.19 部分月食
2022.11.8  皆既月食




ドクダミの花

2021-05-26 07:36:58 | 日記

大阪アメダス   今朝の最低気温  17.6℃  昨日の最高気温 24.9℃  天気 晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  2.3℃  昨日の最高気温 20.0℃  

ドクダミの花が
満開である。


梅雨空に
白い花は
よく目立つ。


そう言えば
ブログを始めた頃
この花を
よく取り上げた。


久しぶりに
この白い花の
前に座る。


この植物
不思議と
人家の周りにしか
生えていない。


薬草として
栽培されていた
名残なのではと
思ってしまう。


4枚の白い苞は
虫にはよく目立つはず
しかしドクダミは
受粉せずに結実
単為生殖をする。


せっかくの
広告塔も
意味がない。


特有の匂いは
細菌やカビの
増殖を抑えるそうだ
冷蔵庫の中を
ドクダミの葉で拭けば
カビ退治ができると
テレビで言っていた。


ちょっと
その勇気はない!