女性として史上2人目となるアメリカ最高裁判事に任命されたルース・ベイダー・ギンズバーグさんが2020年9月18日、膵臓(すいぞう)がんのため死去したと。。
世界中が悲しんでいるし、そのショックは本当に大きい。。
リベラル派のリーダーだった彼女の後任をトランプ大統領が選ぶわけよ。。。
一番恐れていたことが現実に。。。
母からの教え
母からの教え
「淑女であれ」→怒りなどの不毛な感情に流されるな
「自立せよ」→白馬の王子さまに出会うのもいいけど、自活する力も必要
この教えを胸にRBG(ルース・ベイダー・ギンズバーグ)さんはハーバード大学のロースクールへ。
入学式で「その席は男子学生が座るはずだった」と言われ、
図書館に入ろうとすると「女子学生は入れない」と入館を断られたり。
成績優秀で卒業したけど、
女性であることを理由に連邦高等裁判所やニューヨークの法律事務所には就職できず、
地区裁判所判事の助手として働く。
その後、性差別と戦う法律家として頭角を現していき、
大統領から連邦最高裁判事に指名され就任。
史上2人目の女性最高裁判事となりました(現在は3人)。
彼女の活躍はここからものすごいことに。。
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四コマ映画「RBG 最強の85才」→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2260
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彼女のキャラクター
彼女のキャラクターが面白いですね。パッと見普通のおばあちゃん。。
威圧的だったり辛口だったりすることなく、
少しのユーモアで包みつつ淡々と静かに仕事を進めていく。
「権利を!」って声を上げる人物像って
どうしてもいつも怒ってる感じがしちゃうのですが、、、
彼女は母の教えそのままに、怒りに振り回されない「淑女」。
しかし、反対意見はビシバシと本質を突いてくるので
若者を中心に彼女は大人気でファッションアイコン的な存在に。
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旦那さんも面白い。
奥さんの活躍を妬むことなどなく自分が率先して家事をして
夕食どきになると仕事に没頭している奥さんを呼びに行く。
柔和でコメディセンスあふれる夫と仕事にのめり込む妻のバランスが、実にほのぼのしていて愛らしいです。
旦那さんの病気もあったりしてなかなか悲しい気分にもなっていくのですが。。
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『ビリーブ 未来への大逆転』はRBGの映画化だったんですね。
そっちも観なきゃ。
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四コマ映画「RBG 最強の85才」→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2260