世界経済が変調をきたしてきたようです。大物投資家が大損したからなのか?手を引き出し始めています。こうした投機家の動きは実損に基づく場合があり影響が拡大する恐れがあります。こうした中 米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、日本の国債格付けについて、「AAマイナス」から「Aプラス」へと1段階引き下げたと発表した。「デフレ脱却や経済成長をめざした政府の経済政策が、国債の信用力の低下傾向を今後2~3年で好転させる可能性は低い」として、アベノミクスの効果が見込めないことを理由に挙げた。A+とはバブル崩壊の中国やその影響を大きく受けるとされている韓国(共にAA-)より一段下でありS&P評価自体に疑問は感じますが、アベノミクス効果が期待を持てないのも事実です。日銀が更なる金融緩和を実施しない限り再デフレ化すら考えられます。一番あり得るシナリオは中国大手国有銀行の破たんです。今年の5月より『預金保険制度』を導入し個人・法人とも上限50万元(1000万円)までしか保証しなくなりました。
以下コピー 終わる時は、より劇的に散る。長く続いた大相場。そのフィナーレの「売り場」が幕開ける。
ジョージ・ソロス氏、ウォーレン・バフェット氏と並ぶ、世界の三大投資家の一人として知られるジム・ロジャーズ氏が中国・南京の金陵ホテルに現れたのは、世界中の株式市場が暴落劇におののいていた8月末のことだった。
ロジャーズ氏は現在72歳だが、いまも現役バリバリの投資家。世界中のマーケットの先端情報をかき集めては、株から債券、商品にまで投資して、巨額のリターン(儲け)を稼ぎ続けている。株式市場の「リビング・レジェンド(生きる伝説)」と言われる所以である。
そんな精力的なロジャーズ氏が美女を連れてこの南京のホテルに姿を見せたのは、中国の経済誌『価値線』のインタビューに応じるためだった。
そこで氏が語った内容は衝撃的だった。
「私が思うに、世界の金融危機がそろそろ爆発しそうだ。早ければ今年の秋にも爆発する可能性がある」
「私はもう米国にはなにも投資はしていない。すでに米国の株価は史上最高値を通り越してしまったのだから」
「私は日本株も投げ売った。金融危機の爆発が間近に迫っているということだ。みなさんも気をつけたほうがいい」
ロジャーズ氏の不気味な予言をなぞるかのように、世界の株式市場は9月に入ってからも一向に落ち着く気配を見せない。
というより、米国でも中国でも日本でも株価暴落が止まらず、まさにロジャーズ氏が語る「金融危機の爆発」に向けて、崖を滑り落ちているかのような様相を呈してきた。