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尖閣諸島を考える

2010-09-22 22:20:51 | 温泉とは関係ないけれど
温泉とは関係ないが、
最近ニュースで報じられている「尖閣諸島」について
一言いいたくなった。

まず、声を大にして言いたい。
尖閣諸島で起こっている問題、
すなわち海上保安庁の巡視船に体当たりをして拘留されている
中国漁船の船長を中国の抗議に応じて無条件釈放してはいけない。

こんなことを言えば、
「中国の抗議は相当エスカレートしている。
日中友好を考えたら釈放したほうがいい」
と考える人から文句があるかもしれない。

ナショナリズムとか、そんな問題ではない。
ここで引いてしまったら、
「圧力をかければ日本は折れる」
と今以上に認識されてしまう。

そして、さらにもっと深刻な問題が発生する可能性が高い。
領土問題では引いたら「負け」になる。
基本的には、外交とは双方の納得する形で双方が妥協することだとは思うが、
ここは妥協してはダメだ。

誤解されては嫌なので補足するが
別に「中国と戦争しろ」と言っているのではない。
「国土を攻撃される覚悟をもって」臨み、
そして堂々と「NOと言え」といいたいだけだ。


そもそも
1895年に尖閣諸島を沖縄県に編入して以来
尖閣諸島は「日本領」である。
日本国内で起こった出来事について国内法を適用して何が悪いのか?

中国の首相が無条件で釈放を要求しているが
その中で、「違法で無法だ」「日本に責任がある」といっている。
この背景には、尖閣諸島は中国の領土であると宣言していることがある。
なぜそんなこと言っているのか?

中国の昔の記録に尖閣諸島のことが記されているとか、
日清戦争で賠償ととして日本に割譲された島だから中国に返還すべきだ、
などいろいろ述べている。

しかし隠された大きな理由は
尖閣諸島周辺の東シナ海の大陸棚には
イラクの埋蔵量に匹敵する程の原油が埋蔵されている可能性が高い
といわれているからだと言われている。
自分もこの意見が正しいと直感している。

事実、原油埋蔵の指摘された1968年まで、
ただの一回たりとも中国歴代の統治国は尖閣諸島の領有権を主張していない。
また1970年に中国(中華自民共和国)で発行された世界地図でもはっきりと
「尖閣諸島」と表記され、国境も中国と尖閣諸島との中間線に引かれている。

それが、
1971年に沖縄県が日本に返還されてすぐに領有権を主張し始め、
地図の表記が「尖閣諸島」から「釣魚台」に変わり、国境線の表記も移動された。

海洋地下資源の確保が目的だから、中国は絶対に折れない
だからこそ、日本も折れてはいけない。


「日本に侵略され、多くの人間が殺された」
中国人が抱いている日本に対する歴史認識については理解している。
確かに日本は中国に侵略し、多くの人を殺した。
そのことを隠すつもりもないし、否定するつもりはない。
悪いことは悪い。

そのことで、
今まで日本が中国に対して遠慮がちになっていることも理解している。

「中国でしたことを反省していないのか」と
どんなに罵られても、
大使館に石を投げられても、
日本製品のボイコットが起きても、
どんなに日中関係が冷却しても妥協してはいけない。

乱暴な意見だが、そんなことで冷却する関係ならば、
中国が言っている「中日友好」というのは
上辺だけの友好関係なのだろうか?

メンツを最優先に考えるお国柄だけに
中国は日本に譲歩を迫っている。
はるか昔の「遣唐使」ではあるないし、
日本がペコペコすることで成り立つ友好関係は
果たして正常な友好関係といえるのだろうか?
聞いたら激怒しそうだが、ぜひ聞いてみたい。

だから日本を「普通の国」にしたければ妥協してはいけない。


ふう~
かなりヒートアップしたが、
つい先日、かわぐちかいじの漫画「ジパング」を大人買いした影響が
かなりでている(苦笑)


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