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珈琲魂に火がついた?

2011-10-09 14:11:24 | 温泉とは関係ないけれど
どうしたんだコーヒーマン!
珈琲魂に火が付いたのか、
2日連続で焙煎する愚挙に出る。

今日のコーヒー豆はマンデリンG-1

マンデリンとはインドネシアのスマトラ島・・・
といっても分からないかな?
簡単にいえばシンガポールのすぐ下にある大きな島。

その島で穫れる良質なアラビカ種のコーヒー。
それがマンデリン。
G-1とはGRADE1のことで、
欠点数(不良豆の数)の最も少ない最良グレードのことを指す。

簡単にいうと
インドネシア・スマトラ島産マンデリンの最良グレードのコーヒー
ということになる。

ちなみにコーヒーというのは
コーヒーの実の中にある種。
種である豆を利用するために
収穫後に豆の皮を取り除く(精製)作業がある。

精製作業には
果肉除去機の後に発酵させ水で洗って取り除くウォッシュド、
天日乾燥後に脱穀させて取り除くナチュラル(アンウォッシュド)
の2つがあるが、
マンデリンはその中間、セミウォッシュドと呼ばれる製法を使い、
果肉除去機の後に水で洗い、そして天日乾燥させる。

どれが良くどれが悪いというものではなく、
生産地の天候状態に見合った精製方法をとっている。

例えば
ウォッシュド(水洗式)は大量の水と設備が必要だし、
ナチュラル(非水洗式)では安定した天候(晴れ)が必要になる。
セミウォッシュドの場合は天日乾燥は1日で済むから
降水量が多く、日差しが強烈なインドネシアの気候に合っているといえる。


そうそう
肝心のコーヒーの味を忘れていた・・・

そうしてできたマンデリンG-1を
シティロースト(こげ茶色)に炒る。

苦みが好きなので、
いつもはフルシティ(アイスコーヒー向き)まで炒るのだが、
あえて今回は微妙な酸味の違いが残るシティまでに止める。

あとは手慣れたコーヒーセレモニーの始まり。
贅沢に1人前12gを使用して
手回しミルで豆を砕く。
温度管理に気を配りながら
ペーパードリップでじっくりと抽出。

できたコーヒーはまさに琥珀色の芸術品。
コーヒーのある時間は優雅で心地よい。
珈琲魂がまだ消えずに残っていたらしい。

コーヒーの愉しみは、まず匂いから。
鼻腔の奥を刺激するかのように独特の甘い芳香が抜ける。
そして口に含むとマンデリンらしい柔らかな青い酸味と苦みが舌を包み、
徐々に鼻腔に芳香を残し抜けていく・・・


なんや
グルメリポーターみたいやな!
なんで今さらコーヒーに目ざめたんや?

なに? 
桜井幸子はコーヒー好きやった??
いっぺん死に!

つづく

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