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いつかまた逢える

2011-10-05 21:30:16 | 温泉とは関係ないけれど
みょうにお待たせしちゅう。
ドラマ評論の時間がやってきちゅう!

ん?
土佐弁?

おいおい、
いまさら坂本龍馬か?
大河はもう終わっているぜ!

と各方面からご意見をいただきそうだが、
実は今回の内容は坂本龍馬と関係がある。

坂本龍馬といえば・・・
内野聖陽、じゃなくてっ
そう福山雅治。

福山雅治といえば・・・
初主演ドラマが「いつかまた逢える」

「いつかまた逢える」といえば・・・
そう桜井幸子なのだ!

イラっとする三段論法を駆使してみたが
ようは桜井幸子を語りたいだけ!
(オタではない・・・オタではないだろう・・・オタかな・・・)

ビミョ~なオタ疑惑の中、
ドラマ評論第二弾が始まるぜよ!


「いつかまた逢える」

このドラマの制作は1995年。
放送はフジテレビ。
TBSとは違ったフジらしいライトな恋愛ドラマ。

主題歌はサザンの「あなただけを」
曲調はバラードであるが、ヒットメーカーの曲だけに
「僕たちの失敗」のような絶望的な暗さはない(苦笑)

そのためか
ドラマはハッピーエンドとはいえない内容であるが
「高校教師」ばりの胸をえぐるような
「せつなさ」「一途さ」は感じない。

「高校教師」から2年後になるので
収録時の桜井幸子は21歳というわけだが、
24歳のOL役が、ちょっと若々しく見える。
(若くカワイイ分には何も文句はない!)

それはさておいて・・・
ドラマ世界においては大きな変化が見られる。
主人公の紺野(福山雅治)と同級生の荒木(椎名桔平)が携帯電話を持っているのだ。

今のスマホに比べると、
ごついフォルムに液晶モニターもなく、
メール機能もない通話だけのシンプルなものであるが。
しかし公衆電話や固定電話との併用とはいえ、
かなりコミュニケーション方法が利便化した感がある。

ドラマの内容は、
紺野(福山)、荒木(椎名)、中田(今田耕司)の元剣道部トリオと
高校の同窓会で再会した同級生の今中純子(大塚寧々)、
後輩の城崎つゆ美(桜井幸子)との間で織りなすラブストーリーであるが、
ラブストーリーにありがちな相関関係がややこしい。

紺野(福山)は高校時代にテニス部の後輩だった城崎(桜井)を好きだったが告白はできずにいた。
城崎は紺野のことは記憶になく(眼中になく)、同じ剣道部である荒木(椎名)に憧れていた。
荒木は城崎と高校時代にグループで一度デートはしたが、城崎の存在も含めそのことは全く記憶にない。
同窓会で様変わりした今中(大塚)に中田(今田)が一目惚れしてアタックを開始するが、
その今中は優しい紺野を好きになる。

簡単にするとこんな感じだろうか。

紺野(福山)→城崎(桜井)
城崎(桜井)→荒木(椎名)
荒木(椎名)→城崎(桜井) 最初は遊びだがマジになる
中田(今田)→今中(大塚)
今中(大塚)→紺野(福山)


経過を端折ると・・・

城崎が高校時代からの憧れであった荒木と再会し胸をときめかせるが、
荒木にはその思いを受け止める気がない。
城崎の思いを知った紺野はそんな城崎の恋を応援。
その甲斐もあり、荒木と城崎はつきあい出す。

しかし荒木は別の女性(高島礼子)との関係をやめれない。
荒木に振り回されることに悩み傷ついた城崎は荒木へ別れを切り出す。
そんな中、今中とつきあっていた紺野は城崎への未練を断ち切れない。
そして紺野は城崎へ思いを打ち明け、強引に今中に別れを告げる。

紺野の優しさに気付いた城崎は紺野の思いを受け入れるが、
荒木も城崎を忘れられず、紺野との三角関係(今中を入れると四角関係)に発展。
紺野と城崎は一緒に暮らす準備を進めるが、
城崎の心の奥底に荒木の存在を見た紺野が最後に身を引き、荒木と城崎がヨリを戻す。
いわゆる福山的バッドエンドというストーリー。

ここまで解説すれば
ドラマ見なくても概要はつかめるだけに、
自分に「ごくろうさん」といいたい(苦笑)


確かにドラマの内容は面白い。
桜井幸子は文句なしのヒロインオーラを放出(この頃が全盛期だろう)
親友同士で恋人を取り合うドロドロの恋愛関係だが、
福山の爽やかさと今田耕司の存在(セリフはなぜか大阪弁)が
それを感じさせない潤滑油になっている。

恋愛メインのドラマなので、
仕事そっちのけで職場でも私用電話をかけまくるのもこのドラマのポイント。
紺野(福山)も城崎(桜井幸子)も昔から抱いていた恋心への強い思い入れを感じるが
「一途さ」「せつなさ」の動機付けの描写がやや軽い。
フジらしいといえばフジらしいが、
そこがTBSと違うところだろうか。

ただ
福山ファンか桜井幸子ファンでなければ
面白くないともいえる(苦笑)

なんどいや~
ここまで引っ張って最後のオチはこれかいな?
アホンダラ!

(シメは播州弁で・・・)


つづく

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