源泉かけ流し本物の温泉を探せ!

温泉人の温泉人による温泉人のための温泉ブログ

川浦温泉『山県館』

2007-06-04 00:17:37 | 本物の温泉を探せ!
川浦温泉は信玄の隠し湯の一つで、実際に武田家の忠臣・山県昌景が信玄の命により開発をしている。
そしてこの山県館の宿主はその山県昌景の子孫。
その山県昌景は信玄亡き後の武田家当主・勝頼を支え、
長篠の戦いでは織田・徳川連合軍の鉄砲隊の前に壮絶な戦死を遂げた戦国の武将・・・う~ん泣けます。

ということで・・・
今回は久しぶりに山梨県にある川浦温泉『山県館』へLet'sらgo!
(古すぎる・・・石器時代級の表現だ・・・)
BGMはこれまた久しぶりのZARD・・・昔はよく聞いていたけど最近はご無沙汰。
懐かしさと追悼もこめて『Don't you see!』聞きまくった。

『山県館』には1年6ヶ月ぶりの再訪。リピートの多い大好きな温泉宿の一軒。
何がそんなに気に入っているのかといえば、圧倒的な温泉の湧出量そのもの。
2つの源泉でしめて毎分1,300リットル!
一軒の温泉旅館で使うには考えられないほど豊富な湯量。
ということでシャワーも温泉。もちろん全ての湯船が塩素無添加の源泉掛け流しの大放出状態。

実はこれってとても凄い事。
温泉偽装問題や温泉枯渇問題など全く関係がない環境がここにはある。
でも温泉はホントに不公平だよね・・・
湧出量が少なくてヒーヒー言っている温泉もあれば、爆発的に湧出している温泉もある。
でもこればっかりはどうしようもない、温泉は水資源だから・・・
石油と同じで中東にはあるけれど、日本にはない。それと同じ構図・・・

それはさておき・・・
少し硫化水素臭のする無色透明な温泉にドップリとつかってきました。
腕や足の筋トレの疲れもブッ飛ぶほど。
なんと入湯時間は2時間。
源泉の湧出温度は41℃と43℃なので本当に適温。
これぞ本当の極楽(まだ行ったことはないけれど・・・)

そして帰りは高速代節約のため、いつもの通り塩山から柳沢峠を越えて奥多摩へ抜ける。
ちなみに柳沢峠の気温は13℃・・・まだ山躑躅が咲いている。

そう東京と山梨は隣同士。間には峻険な峠があるけれども・・・
大菩薩ラインから多摩川の源流と併走しながら細い青梅街道をひた走る。
青梅街道のほぼ始点と終点、自宅までは100km超の道のり。
行きは1時間40分、帰りは下道オンリーで4時間。
ちょっとしたドライブだけど、
東京人として東京にもまだこんなに自然豊かな場所があることが再発見できるのも楽しい(^^)

ちなみに今回のお土産は甲州種の葡萄を使った勝沼ワイン。
本場外国種の葡萄とは違った甲州種のほのかで繊細な味が楽しみ。
これだから地方周りはヤメられない。
冷やして飲むど~!


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