つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

良い加減料理レシピ「ナマズ汁・鯉こく」

2006-05-21 18:30:53 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


いきなり魚汁二種類の写真をアップしましたが、左側がナマズで右側が(アラメ)です。長野県と言えば鯉(特に佐久地域)も有名ですが、これは近くを流れる千曲川で釣れたものです。頂き物ですが、それは昨晩知り合いがすでに夕刻迫る頃持って訪ねて来ました。すでにドロ出しもしてある様なので父が早速定番の鯉こくを作りました。この時にはそれぞれ一匹づつ計二匹もらったと思っていました。

し、しかしです朝私がなにげなく玄関先から続く庭を見ますとなんとで、でか~い50センチはありそうな鯉が、干してある長いもの切り種の間に横たわっているではありませんか!なんでも驚きやすい私は「ぎゃぎゃ~!!!」と朝から騒々しいおたけびをあげ家の中に入り込みました。何事かと思ったであろう両親にその旨を話すと、そんなに食べきれないから捨てていいとの事・・。捨てろと言われてももう一晩経ってお陀仏状態、今更千曲川に放してやるわけにもいかずと思っていたら父が見に行き「大きいじゃないか、これは真鯉だ!」と言う訳でそれもやっぱり鯉こくになりました。その前に朝6時頃母が玄関を開けたところナマズがちょっとした隙間に挟まっていたそうです。結局鯉二種とナマズ二匹の計四匹もいたのです。魚もよっぽど逃げたかったのか?分りませんが、話しによると大分釣れたようです。何故かと言うとそれは昨日千曲川の上流の佐久地域でヒョウも降ったほどの豪雨があり下流域も川が増水したので魚が川の端に寄ってきて大漁になった様です。

ナマズは見た目よりずっとその身は淡白で、そんなに抵抗のある魚ではありません。鯉も信州白味噌で生姜のスライスを入れて煮込んでありますが、時間があれば鯉のあらい(刺身)にして酢味噌などで食べると又美味です。

料理ですがナマズ、鯉一匹丸ごとさばく機会も早々普通の人には無いと思いますが万が一そんな時があったら参考にしてください。鯉は昔から滋養強壮に良いと言われていますからね。

<作り方>
ナマズ、鯉はうろこを削いでよく水で洗います。内臓を取り(特に鯉の胆のうは苦いので潰さない様に注意する。)又よく洗います。これをぶつ切りにし生姜のスライスを入れた鍋で煮ます。火が通ったら味噌で味をつけます。

<ポイント>
生姜スライスは必ず入れます。味付けは醤油に味りん、砂糖を入れてうま煮にしても美味しいでしょう。

(川柳)ビックリだ! 庭に鯉が  泳いでた

    おすそ分け 野良ニャン寄り付き  シッポ食う       FUKI