つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

良い加減料理レシピ「山椒味噌」

2006-05-19 16:55:23 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


この季節の旬の食べ物は山菜系の物や海系の物など幾つかありますが、今回はその中でも個性的な山椒を使った料理を紹介したいと思います。とはいっても一番基本の山椒味噌の作り方ですがあっと言う間で簡単なレシピです。しかしいざその下ごしらえ(葉っぱを摘む作業)が時間がかかり大変なのです。写真位の量の枝(7~8本)に付いた葉をほとんど採りましたら500CCのカップに二杯分位になりました。

<作り方>
山椒の葉を洗い水気をとっておきます。これをすり鉢か電動カッターで細かくします。その山椒と同じ位の好みの味噌を用意します。後、酒・みりん・砂糖(好みで)が必要です。
鍋に細かくした山椒とその他材料を入れ、火加減を中火にしただひたすら焦がさないように気をつけながら混ぜ合わせます。すこし水分がとんできて全体にかさが減ってきたなぁと思ったら火を止めます。

<ポイント>
火を止めた時点でまだ水分が多いなと思っても、冷めると少し硬くなってきます。これを保存したい時には煮沸消毒した清潔なガラス瓶に入れて冷蔵しておくか、味を甘めに濃くしておけばより長く保存出来ると思います。
山椒の木にはトゲがあるので、茎をハサミで切ってから手で葉を又一枚一枚採ります。時間がかかりますので気長にやって下さい。
山椒は今ごろ山にある天然の木にも葉が出ており、トゲもあるし匂いもあるので他の種類と間違える事はないと思いますが山での栽培品以外ならハサミで葉の付いた茎だけ必要な量を切ってきて使うのがベストです。ただこれも誰かの山、所有者がいるはずなんですけど自宅で楽しむだけの量なら大丈夫でしょう。



私は信州白みそを使い砂糖は入れませんでしたがこれを熱々のご飯にのせたり田楽味噌に使ったり用途は多々あると思います。山椒の匂いは好きずきが分かれるところですが、季節を感じる食材ではあります。

(川柳)山椒の  香り引き立ち  二膳めし         FUKI