つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

新赤坂橋の開通式と渡り初め

2009-03-22 18:20:47 | 気まぐれ雑記


工事中だった新赤坂橋が今日開通する運びとなり、午後1時より長野市消防学校にて式典がありました。私も地権者の一人として出席しました。親子3代同居の家族が3組招待され式典のあと渡り初めに臨みました。全体延長703.4mは片道徒歩で20分ほどかかります。今年の御開帳の前に開通を向かえ日常生活や観光面においても大変便利になったと思います。

私としては冬場のウォーキングにも利用したいと思っており、車道を歩けたのも今日限りなので大勢の地元の人々で賑わった半日でした。

可憐な節分草

2009-03-16 19:12:34 | 気まぐれ雑記


突然のパソコンの不具合もやっと直ってきたので、長芋堀りが忙しくなる前の3月の初旬に見に行ってきた節分草の可憐な花を紹介します。何年か前にこの群生地が発見され、今では知る人ぞ知る?場所になっています。千曲市の倉科地区にその場所はありますが、静かな山の斜面に咲くその姿は発見されるまで人知れず毎年その花を咲かせ続けてきたと思うと、そのままの方が良かったかもと思わせるほど小さくてはかなげなのでした。

4月になれば杏や桜などの華やかな花が咲き、もっと春らしさを感じる事でしょう。それまでまだまだ忙しい畑仕事が続きますが日々の忙しさの中でも季節の変化を感じながら過していきたいと思っています。

長々芋を食す。

2009-02-06 19:06:00 | 気まぐれ雑記


昨年に収穫し大切に保存しておいた全長149センチ、重さ3・5キロの長々芋をついに節分に切ってしまいました。(アボカド付やまかけ丼になりました)ラップに包んで大切に座敷に鎮座し年を越した長々芋はどんなに美味しいことでしよう。
と、ところがです後生大事に全身ラップに包んでおいたのがいけなかったのか、思ったより糖度がのっていませんでした。今まで掘った長芋をそのまま置いておくと糖度がのりより美味しくなったのですが、それは寒さのおかげではなく?水分が適度にとんでいたかららしいのです。でもその分みずみずしく掘りたての長芋のようではありましたが・・。

長野県の北信地域の信濃町ではこの日に恵方巻きならぬ、とろろを食べる習慣があると聞いた事があります。生産者としてはそのような習慣が広く日本列島に広まってほしいのですけどね。


暖冬のせいで今年はスキー場始め各地で冬のイベントが中止になっているとか・・。そんな中、明日から始る善光寺灯明祭りは天候に関係ないのでいつもと違った善光寺の表情を見たいかたはお出かけ下さい。

皆神山登山と、虫歌の湯

2009-02-06 10:44:02 | 気まぐれ雑記


先日長野市松代町の東に位置する皆神山に登ってきました。普段山菜やキノコ採り以外はめったに山には登らないのですが、散歩・ウォーキングを少し発展させ冬場の運動不足の解消を目指しました。この山は40年ほど前に松代群発地震の震源地としても有名な山で、今ではその麓に皆神温泉、虫歌の湯があり山から下りた後は温泉に入れるという絶好のコースです。ただ登山というにはその入り口からたった徒歩30分で山頂というほどの600数十メートルのほんの小さな里山ですがその山頂には総称、皆神神社があり複数の社が建っています。写真はその中でも一番大きな建物ですが、本殿はこの右奥の建物になります。



神社から西北に少し下りていくと、北アルプスの雄大な景色が大パノラマで見えてきます。冬晴れの空気が澄んでいる日には、きっと感激すると思います。帰りは今来た道を戻るのもつまらないと思ったので、旧表参道へ下りていこうと思って途中まで下ったのですが、どうもそれは途中から沢道になるようでしかもカラマツの落ち葉でツルッと足を滑らせたのでこの低山で怪我や遭難をしても大変!と思い30分ほど山中をさ迷ったあげく、結局車道をそのまま下りてきました。

この山はその独特の形が原因か以前某週刊誌の企画が元でピラミッドではないかとの伝説が出来てしまうなどで(これは殆ど遊びのレベル?)興味深い山ではあります。ただ山頂にはその神社を取り囲むようにハーフのゴルフ場があり、実際頂上もその敷地の中にあったりロケーションの良い場所に入れなかったりするので、とても残念に思いました。バブルの頃はこんな狭い場所まで開発したんですね~。

なにはともあれ山を下りた後は麓にある虫歌の湯にでも入って、その疲れを癒してくればお昼をはさんでも十分時間は足りる行程です。温泉ちょっと情報ですが、夜6時以降だと大人500円で入れます。また夜専用回数券だと4000円で利用できとてもお得になるようです。

実際皆神山に行かれるかたは、地図や他の情報も参考にしてお出かけ下さい。それから参道手前神主宅で飼っている白い犬は凄く吠える(特に私達みたいな犬嫌い人間には)のでビックリしないで下さいね。あ~怖かった!!

ちょっと遠出の散歩道

2009-01-28 18:23:16 | 気まぐれ雑記


今回は少し足を延ばして上田市へ散歩(ウォーキング)に行きました。でももちろん市内までは車ですが・・。某所より歩きはじめ今回はハッキリとした目的地があるのでただひたすらその場所を求めて行きました。それは白蛇神社という名の5月には火渡り・刃渡りの儀式があるという神社です。私の記憶ではたしか上田バイパスの山沿いに大きくて高い(10Mほど?)の案内看板があったような気がしたのですが、いざそのあたりまで行くと思っていたのより大分小さい案内看板が建ってはいました。でもその位置も道沿いで予想とは違っていました。実際そこの信号を山に向かい登って行けば良かったのですが、あまりの急勾配の道にここではない?との判断で一度その入り口を通り過ぎてしまいました。改めてその道を登っていくと少し前でにもう一人老人の先客が歩いていました。その勾配にも驚いたのですが、その道沿いの家々の作りにはもっと驚いてしまいました。殆どの家が煙突付きのログハウス風の家々なのです。え?ここはなんのどういう集落と思いつつ数十メートル登って行くと、突然目の前に真っ白な本殿が冬枯れの山肌から浮き立つように現れました。

やっぱりここが白蛇神社?と思い鳥居を見ますと別の名前が書かれていたのです。なんなの?どうして?と狐につままれたか、狸に化かされたか、はたまた白蛇にまかれそうになったのかなどと思いつつとりあえず本殿に手を合わせ今来た道を戻って行きました。出かける前にHPで情報を得ていたのですが、改めて家に帰り調べてみると、本当の名の他に地元では白蛇神社と呼ばれているのだそうです。そうだったの・・。紛らわしい不思議な体験に浸りつつ、山手の高台から見下ろした上田の市街地と美ヶ原方面の雪を被った山々が日々のささいな日常を忘れさせてくれるように雄大な景色を見ることが出来ました。明日にはきっと足が痛くなっていることでしょう。

ところで本当のこの神社の名前は松尾宇蛇神社だそうです。


冬晴れの散歩道

2009-01-27 12:37:21 | 気まぐれ雑記

西高東低の冬型の気圧配置になるとここ長野市の南部は冬晴れの日が多くなり、そんな時にはなるべく散歩に出かけるようにしています。そこで先日に行った散歩の折りに立ち寄った千曲川左岸に出来た親水公園を紹介します。千曲市から長野市に入ってから一度その流れが大きく曲がる場所があります。そこには小さな堰がありその左岸に公園はあります。とはいっても桃畑の端、川沿いを整備しただけのささやかなスペースなのですが・・。

冬時のゆったりと流れる川の流れは、時々大洪水となるその千曲川とは全く違う顔を見せています。空にはサギや鴨・トンビなどが舞い、川辺の木々には雀がとまっており時間さえもゆっくりと流れています。ただ今時は鶏インフルエンザが危険なのでそうそうゆっくりもしていられない気分です。(時々いるオレンジ色のベストを着た鳥ハンターに注意です!)

そのまま土手に出て下流に向かって歩いて行きますと、やがて右手に新赤坂橋が大きく見えてきます。今年の3月に開通なので誰もいません。ここが開通すると土手左岸右岸にこの橋を渡って歩くととても良い環境の散歩コースになります。この左岸の土手は長野冬季オリンピック記念のマラソンコースにもなっているので知っている人も多いと思います。次回は少し遠出した散歩(ウォーキング)の様子を紹介します。


新しい温泉が開業しました。みな神温泉「虫歌の湯」

2009-01-05 15:59:51 | 気まぐれ雑記
2009年になりましたが、昨年末に長野県松代町東条の皆神山の麓に、開業が遅れ遅れになっていた新しい温泉みな神温泉「虫歌の湯」がオープンしました。地蔵峠に向かい南に走っていくと皆神山の麓、道左手にみな神温泉の案内看板が建っています。この付近には他に松代温泉の国民宿舎「松代荘」や地蔵峠の「十福の湯」などいくつかの温泉がありますが、今回のお湯はまたその泉質が多少違うようなのでご紹介します。

その泉質は加賀井温泉(今は松代温泉)と鉱水の混合泉で、ナトリウム・カルシウム・塩化物(炭酸水素塩冷鉱泉)外気温20℃にて18.3℃のお湯が出ています。

{中性低張性冷鉱泉}    加水なし・加温あり・循環あり

通常は午前10時から午後10時までで、平日は大人600円、土日は650円 10回入湯券は5000円です。休みは月一回ほどで、不定期です。まだまだ広くは知られていない温泉なので、行こうと思っている人は参考にして下さい。食堂もありますが、メニューはイマイチ平凡ですね。ここはその炭酸成分が含まれているのがここら辺では珍しいと思います。食べ物が充実しているのは十福の湯ですが、地蔵峠を車で20分ほど登りますので冬場の悪路を考えれば虫歌の湯がお勧めです。

あと駐車場からの長野市街地方面上に連なる飯綱山や北アルプスなどが良く見えて晴れている時にはロケーションが抜群です。ただし露天は竹の柵がしっかりと囲ってあります。(逆からも露天が見えてしまうので?)浴槽は浅めにしてありますが、半身浴とまではいかないので大丈夫です。

ここのHPはただ今構築中だそうです。詳しい情報はそちらでお願いします。

良い加減料理レシピ「新年、塩ちゃんこ鍋他」

2009-01-03 18:25:46 | 健康料理(良い加減料理レシピ)
新しい年2009年が始りました。お正月のおもてなし料理は何にしようか・・と迷っている人に今日我が家の献立を鍋料理を中心に紹介します。とは言っても目新しいものではありませんが、今家にありそれほどの手間もかからず、そして冬なので温まる事が条件で考えました。しかもお手軽な材料でもし予算が許せば蟹などの、少し値のはる材料を入れてもよいように融通がきく献立にしました。

メインは塩ちゃんこ鍋です。今回は手作りの鶏団子とフンパツしてタラバガニも入れました。他に豆腐・糸コンニャク・アサリ・牡蠣・ほうれん草入り白菜巻きなどです。最後にニラをたっぷり載せると美味しいです。味付けは野菜の切れ端から出たダシにここへ昆布とカツオを入れつゆのベースを作りました。

鶏団子は胸ともも肉に生姜・ねぎ・卵・塩コショウ・長いものすりおろし・片栗粉を入れミキサーにかけます。団子の硬さは長いもや片栗粉で調整します。ゆるければ軟らかく仕上がりますが、今回は弾力がある団子に仕上がりました。鍋サイズに余裕が無く他の材料も色々と入れる時にはやや硬めのほうが崩れなくて良いかもしれません。

煮えにくい材料から入れ、にんにくのすりおろし(1~2個が目安)と塩を入れます。煮えたら味調整をして下さい。

写真は鍋に材料が入りきれなかったので一度半分ほど食べてから蟹を投入しました。鍋の他は牛蒡の黒ゴマ入り天ぷら、これは冬牛蒡を味わうのにはお手軽で美味しい一品です。大根とイカの炊き合わせと海老のオーロラソースあえ、茹でレンコンの生ハム巻きなどです。ここにあと2品ほどとお刺身がつきました。

主食は自家製のお餅で磯部巻きやあべかわ餅にしました。

お正月は運動不足になりやすく、冬なので地域によっては寒さで体の血流も悪くなるのでヘルシーで温まる料理が一番ですね。

年末、妻女山展望台よりの眺め

2008-12-29 16:23:48 | 気まぐれ雑記


今年も残りあとわずかになりました。12月の始めは暖冬気味で暖かい日が多く、今年の年末年始も昨年と同じくこのままの温暖な年越しになるのかと思っていましたら、後半は急に冬将軍がやってきて日替わりで天気が変化しています。明日午後から年末年始明けまではず~と雪予報で長野県北信地域も又新たな雪が積もりそうです。

午後妻女山展望台より長野市街地方面を望みました。右手に飯綱山から左手に戸隠連邦、その向こうに高妻山が見えます。手前の松代町特産の長いも畑はほぼ年内の収穫作業が終わり静かなたたずまいを見せています。

来年には少しずつでも景気含め、明るい世の中になっていくようにと展望台で一足はやく初日の出の気持ちを込めて願掛けをしてきました。


師走の山里は柿盛り!?

2008-12-12 18:40:29 | 気まぐれ雑記


やっと我が家の長いもの収穫もひと段落したので(地区全体ではまだまだ収穫真っ盛りです)自家製野菜などを親戚の家々におすそ分けして回っています。そんな先日、千曲市のとある地区の山際に収穫されない何本もの柿の木がありました。長いもはじめ農産物はその年の気候によって収穫が大きく左右されるものですが、柿に限っては毎年ほぼハズレの年が無くまさに鈴なりになっています。

そのオレンジに近い赤色は、すでに冬色に変わってしまった山里の景色の中で、一際鮮やかさを放っています。甘柿か渋柿か分かりませんがその持ち主はとんと食べる気が無いようです。でもここは熊や猪が出る場所なので、その柿目当てに出没頻度が上がるのではないかと心配してしまいます。

先日行った時には、その山の裾野をぐるっと鉄の網状の柵を張り巡らせているところでした。猪避けだそうですが、見る限りその効果は期待できません。それにつけても熊の大好きな柿の木が山際に沢山残っているほうが問題だと思うのですが・・。(収穫するなり、木を切ってしまうなりしたほうが良いのでは?)

他人の柿なので勝手に頂く訳にもいきませんが、誰にも収穫されないその柿の実はよりいっそう赤色で自己主張をしているようでした。

それにしてもここのところ暖冬気味で暖かい日が続いていました。あさっての日曜日は冬らしくなりそうです。

最長!?長々芋(長いも)が掘れました。

2008-11-21 19:16:51 | 野菜畑だより
里山も晩秋の様相を呈し、周りの高い山々では白い雪の衣をまといました。長いもの産地長野市松代町では今収穫作業で賑わっています。

そんな今日、我が家の畑から写真の様な超長々いもが掘れました。千曲川の肥沃な土で育ったとはいえ、こんな代物は初めてです。その長さ、149センチ重さは3・5キロでした。重さでいえば4キロ5キロなどと、重量級の物もたまには出ますが(もちろん規格外になってしまいます)長さと重さが両方揃った長いもはそうそう収穫できるものではありません。

これから先もう少し忙しい日々が続きますが、寒さと共に糖度ものる美味しい長いもの収穫作業が続いていきます。
(比較する品を置くのを忘れてしまったのでその長さが分かりにくいですが、なんと我が母の身長より高かったのです)


右往左往の2日間

2008-10-31 21:57:35 | 気まぐれ雑記


長野県の北部も、今朝長野市で初霜を観測し急に秋めいてきました。仕事が忙しくなる前のほんの2日間ほど、この寒さではさすがにコタツを作らねばと昨日3箇所の掃除をし2箇所にコタツを作り、その合間に2度買い物に出かけました。2度目の買い物は掃除をしている時に使っていた掃除機の、もち手のホース部分が裂けてしまい使い物にならなくなってしまったからです。忙しい時に限ってこういう事はおきるのですね。でも考えてみれば、この掃除機も15年も使っていたので壊れても不思議な時期ではないのです。もっと使用頻度が高ければ10年ももたなかったかもしれませんけど・・。毎日掃除機を使っていなかったのが幸いしたのですね!?夜は翌日、つまり今日のキノコ採りのために少しばかりの買い物をしに出かけました。結局3回も買い物に出てしまいました。

今朝は霜が降りたので特に寒くコタツに潜り込みたかったのですが、朝一で立ち上げたPCがインターネット接続出来ずにいたので、キノコ採りの連れが来るまでにプロバイダーにTELしてその原因を探っていました。ところが山にも行かなければならないので、それは一応戻ってきてからという事で多分今季最後のキノコ採りとなるべく山へと向かいました。ここのところまとまった雨がなかったのでほとんど期待せず山に入ったのですが、今までの経験で幾つかのポイントとキノコに合った条件の場所を探しながら見つけ歩きました。始めのポイントは全く生えてなく土や葉も乾いていました。次のポイントへ入っていくと、連れの一人がムラサキシメジを1本見つけたのをきっかけにその範囲にあちこち発見し、結局そこで30本ほどムラサキシメジを採る事が出来ました。それからなんだかんだでクリタケやハナイグチなど背負子にほぼいっぱいになるほどキノコを採る事が出来ました。さっそく夕飯には、ムラサキシメジのクリームパスタを作り秋の山の恵みを美味しくいただきました。

写真は葛とアレチウリの蔓が絡み合って、近くの木々に覆いかぶさっている様子です。なんとも山の秋の風情がそがれてしまう光景でした。思いの他大収穫のキノコを持ち帰ってそれぞれに下処理をするのがまた厄介でもありますが、美味しいものを食べるには多少の手間はつきものですね。

夜にはまたPCの不具合を直すべく再度プロバイダーに聞きなおしたり、PCの知識が深いT君に何度か連絡をとって聞いたりしながら(お騒がせしました)結局2時間ほどかかりネット接続に成功することが出来ました。昼間さんざん歩いた後でしたので、頭の回転もPC並みに?動作が鈍りなかなか解決しない状況にいよいよ今日中は無理か・・と思ったりもしましたが、どこかに解決の糸口はあるものですね。

いよいよ当地区、長野市松代町特産の長いも堀りが始まります。日々の仕事で重労働ですが、体調を管理しなが師走まで頑張っていきたいと思っています。


長いもの蔓燃やし

2008-10-27 16:16:36 | 野菜畑だより


長いもの蔓を燃やす作業をしています。エコからいえば、何かに(バイオ燃料とか・・)利用できないかと思うのですが、燃やす以外に畑全体の分量を片付ける方法がありません。畑の地中に埋める人もいましたが、葉は枯れて土に戻っても茎はなかなか土に戻りにくいのです。

昨夜降った雨の影響で、見た目枯れているわりには燃えが良くなく時間がかかってしまいました。北風も今季一番に強かったので、煙も低くたなびいています。昔は地区の風物詩だった作業も、今は全て環境に配慮しながらやらなければならないので大変です。

近くで野良猫がふ~ん、そうなの~・・ってな感じで冷たい北風に背中を丸めていました。

イチジクの木

2008-10-26 21:10:57 | 野菜畑だより


秋も日ごとに深まってきましたが、ここのところ雨が少ないですね~。キノコ採りもこんなに山が乾いていたらお手上げ状態です。霧のまく標高の高い高原などでないと山の恩恵を受けられません。雨降らないかな~!!!

ところで秋は「○○の秋」といわれますが、我が家はいの一番に食欲の秋です。うらの畑に植えてあるイチジクの木にも次から次へと実がなってなかなか食べきれません。なぜならたった一晩で実が割れて熟しすぎてしまうからです。実割れがおきる前に砂糖煮にすると、もっとデザート感覚で食べられるのですが私はまだ試した事がありません。食べた事はありますが、ちょっと砂糖を大目に使うようなので甘ったるいのが苦手な私は、躊躇しているところです。合いそうな洋酒を入れれば、大人の味になるでしょうか?いつか試してみたいです。

次の山登りではキノコをゲット出来るか?それまで仕事がんばろう!


秋晴れの一日、畑仕事は長いもの蔓こわし

2008-10-16 18:50:35 | 野菜畑だより


秋晴れの一日、長いもの蔓こわしが始まりました。今年は適当に雨も降ったので、長いもの生育には適した年でした。里山の紅葉もだんだんすすんできて、目の前に見える山に生えているであろうキノコに思いをはせながら?セッセセッセと支柱を抜いていきます。1本1キロの重さの鉄製の支柱は運ぶのに10本でも10キロになり、結構な力仕事になります。

我が家の長いも畑は除草剤を使っておらず、また畑での土への漂白剤も使っていません。その年の気候や栽培環境に合わせて、必要最低限の土壌消毒や病害虫消毒を行っています。食の安全を追及するには、大変な手間がかかるのです。特に他の皆が使っている除草剤を撒かないとなると春から夏、また秋の初めまで日をおかず草取り作業をしなければなりません。農家は高齢者経営も多い為に、大変な負担になるので除草剤に頼らざるを得ない事情もあります。

日本で採れた野菜でも、それぞれ畑の環境は違うのでその中からより安全な野菜を消費者の方にも買って食べてほしいと思っています。今日本で一番問題なのは、見た目を重視して農産物を買うことです。土壌のウィルスや特に近年の温暖化に伴い昔(ここ10年ほど)より病害虫や以前には生えていなかった草が増えてきました。それらを予防し見た目が良い物を作ろうと思うと、より多くの農薬を使用する事になります。多少の虫食いや形を気にしなければ、その方が安全に栽培出来るのですが・・。

手間はかかるかも知れませんが、これからも出来る限りより安全で安心して食べられる野菜を作って行こうと思っています。そして千曲川沿岸の上質な堆積土で作った長いも始め野菜たちは大変美味しいです。