深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「今、通貨安競争真っ只中?」

2010-10-20 11:06:31 | Weblog
今新聞は、「通貨安攻防激化」、「中国0.25%利上げ」とか、トップ記事で通貨について掲載している。

この通貨政策をめぐる各国の攻防が繰り広げられているようだ。
特に、先進国といわれる米国、日本、欧州、そして、新興国といわれるブラジル、中国、タイ、韓国、インド間の動きを見なければならない。
先進国内でも、新興国内でも、また先進国と新興国との間でも色々対立があるようだ。

複雑な経済問題はよくわからないが、どの国も国内の生産と輸出の好循環を求めてしのぎを削っているように思える。
ところが、通貨高が成長を阻害するという心配からの通貨安競争がなされていると・・・
なかなか相互監視、調整がうまく行かないようだ。





「ゴーイング・コンサーン、企業長生きのコツ」

2010-10-19 09:54:26 | Weblog
「オムニス関西」(日経夕刊2010.10.18)記事が面白い。
長寿企業(ゴーイング・コンサーン)100歳以上を地域別に調べたデータがあった。

京都府が全国一だそうだ。
滋賀県かなあと思っていたが、お隣の京都府だというのでちょっと驚いた。

ゴーイング・コンサーンは経営者の願望であろう。
企業を取り巻く環境は、消費者、株主、取引先、地域社会、従業員、行政等複雑である。
その中で、企業は資源を調達、加工、販売して利潤を獲得しまた、再投入して毎日誘因、貢献のバランスを保って活動している。

それが、環境の気質と大いに関係があるという。
「やってみなはれ」の大阪が、39位、「身の丈経営」の京都府が1位。

大阪は、ベンチャー企業が多い。しかし、新陳代謝が激しいらしい。
京都は、温故知新の精神で適度な改革をするから長寿が多いと言う。

なるほど、そういう見方もありか?
そのあたりに長生きのコツがあると?・・・



「試行錯誤」

2010-10-18 12:41:20 | Weblog
自分は、もう随分と長く働いた。

しかし、もう少し働きたいと思っているが、なかなか思うように行かない。

先日、友人と会った。

子供に会社を譲り、自分はまた新しく事業をやりたいと奔走していた。

まだ若いから、それで良いと思った。

しかし、一発当てたいとの執念が大きいように感じられて、うまく行けばなあと思わずにはいられなかった。

「あの商品一点に絞って、コツコツやってみたら・・・」と励ましておいた。

商いに魔法は無いと思っている。

試行錯誤を重ねて、小さな成功を積み上げていくことでいいかげんかもしれない。



「世界で最長のトンネルが貫通したとのこと」

2010-10-17 09:49:58 | Weblog
これまで青函トンネルが最長だったと思う。

スイスのアルプスにそのトンネルが出来たというのだ。

地下と言うと、ついついチリ落盤事故のことが頭に浮かぶ。

33人が無事救出されたが、閉じ込められていたところが地下700mのシェルターであった。

スイスのトンネルの貫通式が、セドルン渓谷地下800mに設置された緊急避難用駅で実施されたらしい。

簡単に、700、800m地下と言うが、本当にゾッとする。

笑われるかもしれないが、実は、高所も低所も恐怖症である。



「いろいろ組み合わせるとよいアイデアが出る」

2010-10-16 09:20:07 | Weblog
世の中には色々な組み合わせで便利なものが一杯ある。

携帯電話だってよくよく見れば、いろいろなものが組み合わさっている。

物事を考える方法には沢山あるだろうが、「逆」の方法を考えることもひとつの方法。

減らしてみたり、増やしてみたり、仕分けてみたり、取り除いてみたりと・・・

その中で、仕分けてみる、組み合わせてみるということはアイデア作りには良い方法と思う。

ブレーンストーミング的に「おもい」をカード化し、仕分けして、色々組み合わせてみるとまた、新しいアイデア?が生まれてくるから楽しい。

こんなことを最近習っている。





「チリ落盤事故にみるリーダーシップ」

2010-10-15 10:07:30 | Weblog
チリ落盤事故では全員が救助され本当に良かった。
地底700mでの33人の様子が少しずつ解かるにつれ、リーダーの存在が大きくクローズアップされた。
問題はリーダーシップである。しかも、最大の危機的状態におけるリーダーシップの発揮である。

現存する食料を出きるだけ長く生存を前提に、均等的配分した。
各人に働く役割を与えたこと。
集団としてのルールをつくって実行した。
そして、救出が決まってから最後を見届けてからと舟の船長と同じ行動をとった。
皆がパニックに陥っていて、リーダーともフォロワーとも言える状態のとき、リーダーシップを発揮できたと言うことが素晴らしいと思う。

これは、ドラッカーのマネジメント論を知っていた人ではないかとの学者先生の報道もあったが、自分はこのかたの日頃の仕事の上で身についたものであると考える。
知識として知っていても、それがとっさに出来るには身についていなければならないからである。

これらのリーダーシップ等を体系付けたドラッカーやガードナーは立派だと思うが・・・
経営論もリーダーシップ論も、それが実際にそれに遭遇して、結果を出して真の光を発するものと思う。
あの、大戦、大震災時の姿からマズローの欲求段階説が現実味を感じたように。

しかし、後付の理屈よりも、現実に遭遇した危機的状態の中でのリーダーの採った姿は生きた経営書であるように考える。


「やはりリーダーシップの結果か」

2010-10-14 13:04:28 | Weblog
チリ落盤、作業員33人全員が生還 69日ぶり「奇跡の救出」(共同通信) - goo ニュース
今回の落盤事故による救助作業が成功したことは、運もあるがトップのリーダーシップの賜物と理解する。阪神淡路大震災のときのトップが大失敗したように、現在でも日本では何も出来ないでいるかもしれない。
ゾッとしながらも、チリ政府の決断の早さに敬服と賞賛をおくりたい。

「チリ落盤、全員救助」

2010-10-14 12:32:47 | Weblog
戦前だったか、戦中だったか子供の頃近くの炭鉱で落盤事故があり、相当の被害があったと聞いたことがある。
地下の殆んどが海底の下であり、海水が溢れ、立て抗のエレベーターも降りず悲惨な結果に終わったという。
それほど石炭の採掘は危険との背中合わせであった。
戦中終わりの頃、初老の父が炭鉱に半年ほど徴用され、最後まで心配でならなかった。

今回のチリ落盤事故は、運もあったかも知れないが、よくも助かったものだとその快挙に賞賛を送りたい。

それにしても、チリ大統領の決断の速さは日本の首相ではまね出来なかったであろう。
恐らく、言い訳の連続であろうと思う。
神戸淡路大震災のときの首相がその見本である。
特に現政権のうちで、大きな災害が起こらないよう祈りたいものである。




「やっぱりね~」

2010-10-12 09:32:57 | Weblog
厚労省 「長妻色」短命 生んだのは官僚との確執だけ、交代で“一新”(産経新聞) - goo ニュース
ミスター年金もどうやら大きい声だけだったようだ。
どだい「官僚をなめたらアカン」。
何が長妻色かは分らないが、新人係長の浮ついた主張を聞く思いでいた。
ここらで官僚も金の無駄遣いや天下りに現をぬかさないで、本来の実力を出してもらいたいものだ。