藤本義一さんが亡くなった。
同い齢だった。
何回か、講演も聞かせていただいた。
低音だが、マイクに良く通る声だった。
最初に知ったのは、やはり、イレブン・ピー・エムだったと思う。
大阪に出て、関西のお笑いとテレビのお色気に心を癒されつつ、
ほんとうに、関西が好きになってしまった。
どうやら思うに、義一さんの影響があったような・・・
のめりこんだのは、滋賀県大津での講演会からであった。
同い齢なのに、ハッとするようなきれいな白髪。
ぐっとひきつけられる低音の語り口は、正に、一対一で話しているようだった。
そして、近江商人の話は、圧巻だった。
以後、何回か講演会に参加させていただいた。
なかでも、印象に残るのが、あきんどは「さんずの川」をわたるな、だった。
勿論、「三途の川」ではない。
あきんどが、常に、心がけなければいけない三つの掟みたいなものである。
金貸さず。
役つかず。
印鑑(はん)せず。
厳しいようだが、商人として、奥深い意味があることを認識しなければいけないと。
これは、「人間の目を見抜く」ことを教えているものと思っている。
しかし、いい人は、はやくいってしまうなあ。
同い齢だった。
何回か、講演も聞かせていただいた。
低音だが、マイクに良く通る声だった。
最初に知ったのは、やはり、イレブン・ピー・エムだったと思う。
大阪に出て、関西のお笑いとテレビのお色気に心を癒されつつ、
ほんとうに、関西が好きになってしまった。
どうやら思うに、義一さんの影響があったような・・・
のめりこんだのは、滋賀県大津での講演会からであった。
同い齢なのに、ハッとするようなきれいな白髪。
ぐっとひきつけられる低音の語り口は、正に、一対一で話しているようだった。
そして、近江商人の話は、圧巻だった。
以後、何回か講演会に参加させていただいた。
なかでも、印象に残るのが、あきんどは「さんずの川」をわたるな、だった。
勿論、「三途の川」ではない。
あきんどが、常に、心がけなければいけない三つの掟みたいなものである。
金貸さず。
役つかず。
印鑑(はん)せず。
厳しいようだが、商人として、奥深い意味があることを認識しなければいけないと。
これは、「人間の目を見抜く」ことを教えているものと思っている。
しかし、いい人は、はやくいってしまうなあ。