深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「世の中、正に”やらせ”時代なんだ・・・」

2011-07-30 09:51:14 | Weblog
九州電力の「やらせ」が話題になったと思いきや、今度は国が電力会社に「やらせ」をやっていたと言う。

この一連のやらせを「原発やらせ」と言うらしい。

電力会社側は、文例集まで作成していたと言うではないか。

しかし、よく考えてみると、国会議員自らその模範例を示しているように思えてならない。

国会中継を見ていて、その姿は「やらせ質問」そのもののようである。

「そのような質問に対する回答は次の二つで対処すればよい」と名台詞を残して辞めた大臣も居た。

政治に興味を持ち始めて初期のころ、さすがに政治家は頭がよいと思ったものである。

何故なら、非常に難しい問題でも、すらすらと回答しているからである。

営業時に浴びせられる質問に答えるため、非常に苦労している自分との比較してのことだった。

しかし、種を明かせば、ばかばかしい仕組みがあることだった。

つまり、「やらせ」となんら違いは無い。

しだいに分かったことだが、事前に「誰にこのような質問するよ」と通告しているらしい。

菅総理が、中井氏が北朝鮮高官と接触したことに関しての質問も、おそらく事前に質問しますとの

通告があったのかもしれない。

その応えも、なんらためらうことなく「全く承知していなかった。拉致問題の解決についてはあらゆる努力を惜しまない。あらゆる努力をすべきであると考えている」となんとも妙な回答がなされている。

これで、二の矢の質問が出ないところが「やらせ」の実態と思うのだが・・・