深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「放射能問題、広島長崎から謙虚に学びなおそうではないか」

2011-07-17 10:22:48 | Weblog
今、牛肉が放射能に汚染されていたと問題になっている。

稲わらを食べた牛が、内部被曝で汚染されていたと言うことらしい。

このような因果関係は、素人のわれわれでも十分懸念していたことである。

それは、長崎で原爆の体験があったからだ。

しかし、知識としては、当時、全くの「無知」であった。

広島長崎の原爆は、いろいろな形で県下の人々を原爆放射能で苦しめてきたものである。

当時と比べて、科学も知識も随分と発達してきている現在、よもやこのような「無知」同然の結果が起こるなんて想像もしなかった。

常識になっていると思っていた。

自給自足の世の中ではない。

国は、全く、消費者の立場を考えていないと断言して良いだろう。

もし、汚染されていたらどうなるかくらいの危機意識は持つべきであるし、統制すべきことは当然分かっていたはずである。

何の言いわけもできない、完全な失態である。

なんで、すべてがこのようになってしまうのか、この国はどうなっているのだろうか。

本当に、日本国家なのだろうか。

国民自ら、広島長崎の原爆投下時に戻って、謙虚に考え直して欲しいものである。