バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

自分自身に負けた!?

2012-05-19 20:57:18 | やっぱりミニバス!
 
「自分自身に負けた!?」


ミスを重ねて、今を大事にせずに、次を焦って、シュートとはいえないボールを、しかたがないから、ゴールに投げるようなことをする。

その繰り返し…

それで負けて、何も思わないのか?

自分のミスではない、と言うなら、君達にチーム競技をする資格などない!


自分達の力を出し切って…、ゴールに向かい、ゴールを死守した結果の負けならば、

そこからチーム力を上げていけばいい!

しかし、チーム力を出し切れずに負けたなら、

まずチーム力を全力で出し切ることに集中するべきではないだろうか?

戦術がなかったというまえに、

戦術になるためのチーム力を出し切れずに終わったのは何故なのか?

何故なのか?

そこを突き詰めて、明らかにしない限り、チームは安定した力を発揮することなく、

君達はミニバスを終えるだろう!?

今からの1ヶ月が、君達自身の正念場だろう。

練習に臨む姿勢が、常に試合に向かう姿勢…ミスが相手の得点、自分達の失点に繋がることを、

それは自滅になり、相手に負けたのではなく、

自分自身に負けたことを思い知るべきだろう!


ディフェンス覚え唄♪

2012-05-19 04:47:54 | やっぱりミニバス!
平成24年5月19日 土曜日

「ディフェンス覚え唄♪」


さて、私はミニバスの子供達にディフェンスが大切だよと教えています。


ただし子供達が低学年のときは、バスケを始めたばかりですので、

ひたすらオフェンス重視でした。

なぜなら、子供達の最も好きなプレーはシュートだからです。

まず子供達にバスケは楽しいと思ってもらうためには、なにはともあれシュート! です。

とにかく、ボールを持ったらドリブルして、チーム全員がゴール目指して走る!

そしてシュート! です。


さて、ディフェンスです。

バスケのディフェンスの基本は「マン・ツー・マン」というディフェンスです。


このディフェンスを子供達に教えるのに、私は、歌というか、唄というか…

それを覚えさせ、その動きを体現させるようにしています。

それは、ある高校の応援を拝借して作ったものです。



「ディフェンス 基本は ボール ボール、

パスをされたら ジャンプ・ザ・ボール

一歩さがって、チェックでバンプ!

ディナイ ディナイでウラを走らせ

ボールを見ながら 追いかけすぎずにピストル・スタンス



カバー リカバー 相手を止めて



フラッシュ 相手をチェックで止めて

シュートされたら フェイスでボックス リバウンド!」



今では子供達の方が、正確に覚えています。


例えば、私が子供達に、「パスをされたら、どうするの?」と聞くと…、

子供達は、「チェックでバンプ!」「ディナイ ディナイでウラを走らせ!」「追いかけすぎずにピストル・スタンス!」と答えます。


実際、最初は出来ていなくてもいいんです。

まずは言葉に出して、言わせて、動き方を意識させること。

意識させて繰り返すこと、

この「繰り返すこと」が大事です。


子供達が意識していて出来ないときは、コーチとして、絶対に叱りません。


意識していなくて、出来ないのは当然ですから、コーチとしては、「しっかり意識してやらないと、仲間が困るよ!

…自分のやるべきことを一生懸命にやること、それが自分のためになり、仲間のためになるんだ。」

「自分のために、仲間のために、意識して!やりきれ!…あきらめるな!」と言っています。


もうひとつ、徹底して言っているのは、「背ゴール ボールとマーク!」です。

子供達が忘れていたら、私は「ディフェンス! 何を守って どこを見るの?」と聞きます。

本人がわからないでいると周りの子供達が、「背ゴール ボールとマークだよ」と大きな声で仲間に教えています。


それはコーチとして、すごく嬉しい光景のひとつです。

子供達! まずはディフェンスから! 


子供達が目指すチームスタイルは、「ディフェンス アンド ブレイク!」です。