平成24年10月31日 水曜日
「基礎~世界を視野に…2012」
以前のバスケセミナーでの、萩原美樹子氏…「元オリンピック選手が語る基礎の重要性」の概要です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まず、「基礎」と「基本」の違いを理解することです。
「基礎」とは、「基になる礎(イシズエ)」ですから、盤石な土台となるものです。
それはフィジカルやコーディネーションの要素をいいます。
そのフィジカルやコーディネーションを基礎とした体に、技術という技を基本から習得するのです。
その基本の技が弱いのが日本人選手です。
それは、「すぐに崩れる」、「ボールを強く扱うことが出来ない」、「ドリブルやパスが弱い」、「体の接触を嫌う」
世界レベルでは、ミニバスの年代に…リズム感、バランス、柔軟性、反応力、俊敏性などといったコーディネーションの基礎を作り、
ジュニア世代から…体の当たりの強さを基礎としたフィジカルを作り、
体を当てにいっても空中でバランスを保つ体幹と、当たり負けしないしなやかさと強靭性ある筋力で…シュートを入れ込みます。
いわゆる、逃げないシュートです。
レイアップシュートではなく、ゴール下で競るときのシュートは、クローズアップシュート、パワーレイアップシュート…でDFに脇の体側を当てながらシュートに行きます。
これを入れ切って、なおかつ…バスカンを取ります。
また、ミニ・ジュニア世代から、サイズにかかわらず、G・Fのプレーが出来て…アウトサイドシュートの精度が高いことです。
これが出来れば、サイズの高い選手も、ロールインとポップアウトのプレーが出来ることで…
チームOFの幅が広がるのです。
チームOFの幅が 広がることで…相手DFの対応が困難になるのです。
そして、僅差で勝利を手にすることができるのです。
その中で、日本の子供達はボールを持ってから…
ゴールに向かって直線的に、縦に切っていく力が弱いと言われました。
つまり、1対1のOFの瞬発力&突破力の弱さです。
欧州の子供達はそれが強いということです。
気持ちというハートの部分もあるでしょうが、
欧州では、ミニ・ジュニア世代から練習で…その瞬発力と突破力を形として習得させているのです。
低い姿勢から、前に向かって強いボールの突き出しから、
ゴールに向かった大きな最初の一歩で…相手DFの脇腹をブラッシュしていくのです。
これは、フィジカルよりもメンタル的な強さが必要です。
そのためには、何回も練習で仕掛けさせて、体得させることです。
さらに萩原氏は、「ゲーム感」を若い年齢から養うことも言われました。
基本スキルがある程度出来たところで…ゲームにおける動きの感性を養うこと
そのゲーム感を養うために、さらにスキルアップさせていくことで…
子供達はバスケへのモチベーションが上がっていくのです。
世界を視野に入れた基礎として、ミニ・ジュニア世代に…世界的なバスケの流れを取り込んで行くことで、
国内のバスケが世界標準になっていくのです。
「基礎~世界を視野に…2012」
以前のバスケセミナーでの、萩原美樹子氏…「元オリンピック選手が語る基礎の重要性」の概要です。
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まず、「基礎」と「基本」の違いを理解することです。
「基礎」とは、「基になる礎(イシズエ)」ですから、盤石な土台となるものです。
それはフィジカルやコーディネーションの要素をいいます。
そのフィジカルやコーディネーションを基礎とした体に、技術という技を基本から習得するのです。
その基本の技が弱いのが日本人選手です。
それは、「すぐに崩れる」、「ボールを強く扱うことが出来ない」、「ドリブルやパスが弱い」、「体の接触を嫌う」
世界レベルでは、ミニバスの年代に…リズム感、バランス、柔軟性、反応力、俊敏性などといったコーディネーションの基礎を作り、
ジュニア世代から…体の当たりの強さを基礎としたフィジカルを作り、
体を当てにいっても空中でバランスを保つ体幹と、当たり負けしないしなやかさと強靭性ある筋力で…シュートを入れ込みます。
いわゆる、逃げないシュートです。
レイアップシュートではなく、ゴール下で競るときのシュートは、クローズアップシュート、パワーレイアップシュート…でDFに脇の体側を当てながらシュートに行きます。
これを入れ切って、なおかつ…バスカンを取ります。
また、ミニ・ジュニア世代から、サイズにかかわらず、G・Fのプレーが出来て…アウトサイドシュートの精度が高いことです。
これが出来れば、サイズの高い選手も、ロールインとポップアウトのプレーが出来ることで…
チームOFの幅が広がるのです。
チームOFの幅が 広がることで…相手DFの対応が困難になるのです。
そして、僅差で勝利を手にすることができるのです。
その中で、日本の子供達はボールを持ってから…
ゴールに向かって直線的に、縦に切っていく力が弱いと言われました。
つまり、1対1のOFの瞬発力&突破力の弱さです。
欧州の子供達はそれが強いということです。
気持ちというハートの部分もあるでしょうが、
欧州では、ミニ・ジュニア世代から練習で…その瞬発力と突破力を形として習得させているのです。
低い姿勢から、前に向かって強いボールの突き出しから、
ゴールに向かった大きな最初の一歩で…相手DFの脇腹をブラッシュしていくのです。
これは、フィジカルよりもメンタル的な強さが必要です。
そのためには、何回も練習で仕掛けさせて、体得させることです。
さらに萩原氏は、「ゲーム感」を若い年齢から養うことも言われました。
基本スキルがある程度出来たところで…ゲームにおける動きの感性を養うこと
そのゲーム感を養うために、さらにスキルアップさせていくことで…
子供達はバスケへのモチベーションが上がっていくのです。
世界を視野に入れた基礎として、ミニ・ジュニア世代に…世界的なバスケの流れを取り込んで行くことで、
国内のバスケが世界標準になっていくのです。