バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

二兎を追うということ…

2011-10-19 01:42:02 | やっぱりミニバス!
平成23年10月19日 水曜日
 
「二兎を追うということ」


これは昨年の1月に
「二兎を追う」という題で書いたものです。

再度読み返し、
自分のあり方の想いを
再確認したものです。

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『二兎を追う者は
 一兎をも得ず』

誰でも知っている
ことわざです。

何かを手にして得ようとする場合は、二つ以上のものを追っても、

結局どちらも得ることは出来ない。

だから、
得ようとするものは…
ひとつにすべきである。

問題は、
「得ようとする」
行為なのでしょう。

欲する何かを得るためには、

ひとつに絞りなさい…
との教えだと思います。


つまりそれは、
「生き方」
の話しではないのです。

では…
二つ以上の生き方など
あるのでしょうか?

私は、
普段は自衛官という仕事をして、

土日はミニバスのコーチをしています。

今の私にとって、
「仕事」と
「ミニバスのコーチ」は…

「二兎」なのです。

この二つを同じ価値で
比較することが間違いでしょうか?

「仕事」を生き甲斐とする人もいれば、

「仕事」を生活の手段とする人もいます。

私にとって自衛官という仕事は適職だと思っています。

少なくとも現在の職務は教育と研究ですから…

管理職的なストレスや
プレッシャーはありません。

やるべき教育と研究を
定められた期日までに
完成させることです。

この職務自体が私が
自衛官としてやりたいと思っていたものですから…

やり甲斐を持ってやらせてもらっています。

ですから、
今の「仕事」は、
やり甲斐のあるもので、生活の手段でもあります。

ただし…
生き甲斐というところまでではありません。

しかし、
いざとなったら…

その使命は果たさなくてはならない覚悟はしているつもりです。

さて、
もうひとつの
「ミニバスのコーチ」ですが…

ボランティアで始めて
13年目になります。

第三者から見れば、
趣味の範疇でしょう。

いってみれば、
週末ゴルフやテニス
みたいなものです。

しかし、
私にとっての
「ミニバスのコーチ」
は…

子供達の心を健全に
育むという責任を負った価値あるものなのです。

自分が単に楽しむという趣味ではありません。

正直今は、
「ミニバスのコーチ」
が…

私にとっての生き甲斐だと思っています。

「仕事」は、やり甲斐のあるもの。

「ミニバスのコーチ」は、生き甲斐のあるもの。

それは…
私の生き方としての
「二兎」なのです。


「やり甲斐」と
「生き甲斐」は…
「得る」ものではありません。

それは、
「なぜ生きているか?」という問いかけに対して…

生きていることに
何らかの意味を与えてくれるものなのです。

その意味が私には、
ふたつあるのです。

だから、
私の生き方として、
「二兎を追う」ことなのです。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (star りん)
2011-10-20 20:13:01
「ミニバスのコーチ」は、生き甲斐のあるもの。

うちのミニバスの監督は中学教員を定年して65歳から10年…今も現役で監督を頑張ってくれてます。父母たちにとっても人生の良きアドバイザー。雨の日も、風の日も、吹雪の日も、子どもたちのために練習に来てくれる…監督にとっては生き甲斐、子どもたちと父母にとっては感謝の日々です。
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