バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

試合にチャレンジ!

2012-05-06 04:46:27 | やっぱりミニバス!
平成24年5月6日 日曜日
 
「試合にチャレンジ!」


試合に臨むときに最初に意識するべきは…

『試合にチャレンジする』ということでしょう。

『相手にチャレンジする』のではなく、試合にチャレンジするのです。

それは、試合に対して自分達が練習でやってきたことを出し切るということにチャレンジするのです。

相手が弱いから、もしくは相手が強いからではないのです。

全力で自分達が練り上げてきたバスケスタイルを出し尽くすことにチャレンジすること。…と言いながら、

相手を意識するな!…ということは、当然、無理です。

自分達より、弱いか、強いか、同じくらいか、その意識を消すことは無理です。

しかし、その意識に引きずられると…

自分達のスタイルでバスケをすることはできないでしょう。

相手が弱いと思って飲んでかかると…

相手は、「負けてもともと」という気持ちで臨んできたときに、

普段では発揮しえない力が発露します。

相手の執着心と集中力が最高の状態で現れたときに、

自分達は、その鼻をへし折られ、足元をすくわれるように負けるのです。

一方、相手が強いからといって…

試合前から、あきらめて試合に臨むならば、

試合などしなければいいのです。

何のためにバスケをするのか?…考えるべきです。

いかなる相手であろうと、自分達が練習で積み上げてきたバスケをやり切ることで、

スポーツとしてのバスケを楽しむことができるのです。

その結果として、勝つ喜びを味わうでしょう。

もしくは、負ける悔しさを味わうでしょう。

しかし、そのすべてを含めて…自分達のバスケがやり切れていれば、

バスケをやっていてよかったと…思うことができるのです。

その想いを感じるために、全力で、集中して、自分達のバスケに執着して…

自分達のバスケをやり切ること

それが、試合に対するチャレンジする心なのです。

「この試合に勝ったら、次の試合は負ける相手だな…」とか、

「この試合は接戦だな、緊張するな…負けるかもしれないな」とか、

試合に臨むにあたって、そういう意識をすることは…

つまらないバスケをすることになるでしょう。

試合の結果を考えて、試合に臨むのではなく、

「練習で創り上げてきた、自分達を出し切ろう!…

全力で、集中して、あきらめないで、執着して、

ひたすらにボールを追い、

ひたすらに走り、

ひたすらにゴールに向かい、

ひたすらにゴールを守り、

自分達のバスケをやり抜こう!」

焦ることはないのです。

ただ、ひたすらに、その一瞬の、「今」に集中するのです。

「今」がなければ、「次」はないのです。

「次」を意識して、「今」を行えば、「今」をミスするのです。

そこを相手にやられるのです。

それが繰り返されると…自分達のバスケが、崩れていくのです。

こんなバスケは、一番つまらないバスケです。

いい加減にしろ!…と怒鳴りたくなるバスケです。

自分達で自滅するバスケをほど、つまらないバスケはありません。

「今」…しっかりとボールをキャッチし、

「次」に視野をとり判断し、動くのです、走るのです。

「今」…しっかりとディフェンスを意識し、

「次」にしっかりと粘りのDFを足で行うのです。

「今」…しっかりとスクリーンアウトをし、

「次」にしっかりとリバウンドルーズを手にするのです。


「今」…行うべきプレーを確実に行うことが、

「次」に繋がり、練習で練り上げてきた、自分達のバスケがやり切れるのです。

やり切ったときに、結果が…喜びであれ、悔しさであれ、バスケが心底、楽しいと思えるのです。

そして、自分達のバスケに自信を持って…

試合に対してチャレンジ!すること

そのために、「今」という一瞬に集中して、

「今」という一瞬に執着して、「次」に繋いで行くこと。

そして、仲間がみんな!…風になって走ることなのです!

子供達!…「今」の一瞬に集中しろ!

「今」の一瞬に執着しろ!

自分達のバスケをやり切るために…

バスケが心底、楽しいと思えるために!