バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

昭和一桁生まれと戦後生まれの差?…2014

2014-03-31 06:33:37 | やっぱりミニバス!
平成26年3月31日 月曜日
 
「昭和一桁生まれと戦後生まれの差?…2014」


昭和一桁生まれの方々は、儒教の教えを基本とし、武士道の精神を修身の基本とした教育勅語によって育った世代です。

戦後の偏重した自由主義教育に毒されなかった最後の世代です。

『恥の教え』 、『長幼の序』、『修身斉家治国平天下』 、『公に尽くす心』
これらの教えが精神の基盤となっていた日本人です。

この方々はまさに、『気骨、頑固、慈愛』の精神に溢れていました。

この人達が戦後の焼け野原の日本を復興させた若き原動力となった人達です。

そういう日本人がいない現在の社会…日本の行く末に不安を感じざる得ません。


さて、コンプライアンスですが…今、テレビニュースなどでよく耳にする言葉ですね。


・雪印乳牛事件、・ミートホープ事件、・船場吉兆事件、・三菱自動車リコール事件、・オリンパス損失隠し事件 など社会的に影響を与えた各事件がありました。

これらの事件からコンプライアンスの言葉が脚光を浴びたきっかけです。

コンプライアンスとは一般的には、『法令・規則遵守』のことを言いますが、さらに、法令や規則だけでなく社会的な規範や倫理観を守ることを言います。

法治国家では法令・規則を遵守することで社会秩序が保たれます。

しかし、これらの事件では法令・規則を遵守はしていても、 社会的な規範や倫理観に反する行動をしたことで、

社会からの信用を失い、結果的に船場吉兆のように老舗の信頼を一気に失い、のれんをたたむ…潰れてしまうことにもなったものもあります。

問題は、個人レベルの贈収賄による癒着による便宜供与ではなく、

組織レベルの隠蔽行為であるということです。

組織全体が社会的に後ろめたいことをしていると、

組織のトップから現場の従業員まで知りながら、 バレることはないし、

たかだか、少し消費期限が切れているだけだし… 棄てるのは損失になるし、

もったいないという感覚がまん延したものだと思います。

その感覚を組織トップまで持っていた本質的な原因はなんでしょうか?

組織トップの人達は五十代後半から六十代半ばの年代の方でしょう。

この方達が新入の社会人として組織に入ったのは、1970年から1980年代です。

さらに、この方達が生まれ教育を受けたのは、1950年代以降です。

1950年代以降の教育といえば、戦前の日本文化を継承する精神基盤を育てた修身教育を否定し、

個人の無制限な自由、『公の秩序』に縛られない自由を享受する権利を強調した… 戦前の社会秩序を反動的に否定した学校教育で育った人達です。

日本の戦前の歴史を自虐的に否定し、日本文化を教えられることもなく、

『赤信号みんなでわたれば怖くない』…悪いということがわかっていながら、他人に知られなければいいし、

とにかく組織を守ることが優先されるという、

そういう価値観に染まった人達の集団があちこちに乱立していったのではないでしょうか?

日本人としての誇りや、日本の優れた文化や歴史を語れない人達が、矜持を忘れ、

日本の捻れた社会秩序を造った結果がコンプライアンスなるカタカナ語で呼ばれていると思うのです。

だからその原因の根本が、個人重視の戦後教育によって育った日本人で、

さらに、その価値観に染まった組織のトップだということです。 だから日本の行く末に不安を感じざる得ないのです。

事務長…2014

2014-03-30 09:27:44 | やっぱりミニバス!
平成26年3月30日 日曜日

「事務長…2014」


職場に自分の机があっても、居場所が見つからないというのは辛い。

やるべきことが見つからない。

やるべきことを自ら見つけてやることが大事だとわかっている。

だから上司の事務長の机の上に溜まる書類から、自分ができるものを事務長に聞きながらやっている。

待ち受けではだめなのはわかっているから。


一方、事務長は常に動きまわっている。


金曜日の昼に事務長の具合が突然悪くなった。

年度末の業務…次年度予算、年度事業計画作成。

入札の書類作成、駐車場の契約更新など。

さらに現場の問題点の改善やら、この職務は多忙極まりない。

自分としては、何もできないことが歯がゆいが…

とにかく事務長には、休養して体調を整えてもらうことを祈るばかりだ。

それでも、自分の仕事に戸惑っている。

日々、淡々と行けばいいか。

ルーズボール…2014

2014-03-29 07:45:52 | やっぱりミニバス!
平成26年3月29日 土曜日
 
「ルーズボール…2014」


ルーズボール…両方のチームがボールを保持していない状態。

このボールを自分のチームのものにするという意欲。

それを『ボールへの執着心』と言いますが、

技術ではなく、ルーズボールを追う気持ちが勝敗を分けるのです。

ただDFを強化しても、ただリバウンドにいっても、 そのボールを自分のものにする!

…という気持ちの入ったプレーが、ルーズボールをマイボールにするのです。

ルーズボールをどのようにマイボールにするのか?

よく見るのは、手だけで取りに行こうとしていることです。

私はミニバスでも、「ルーズ(ボール)は見るな!体で(取りに)行け!」と言い続けています。

絶対にマイボールにするという意欲あふれたプレーであるためには、

相手が取ろうとするスペースを体で抑え、自分の体を入れて自分の懐にボールを抱え込むことです。

大事なのは、相手より低い姿勢で飛び込むのです。

またボールはコートのラインの外の障害物に触れるまではアライブです。

最後まで怖れずにチーム全員でボールに飛び込む意欲と姿勢が、チームのモチベーションを上げるのです。

ボールに対する執着心は、相手がボールを保持しているときにも発揮できるのです。

サイズが小さいプレーヤーでも、目の前にボールを下げたビッグマンがいたら、これを狙うのです。

私は、これをゴール下のDFでも 相手のビッグマンのポストプレーにパスフィードされたときは、

必ずカバーダウンさせ、 ビッグマンがゴールに向かってターンする瞬間のボールを下げる一瞬を狙わせています。

『カバーダウン! 挟め!』…がベンチからの私の指示です。

これらのボールに対するプレーは能力は必要ありません。

例えば、その他のバスケのスキルには筋力やセンスによって、プレーヤーによって差が出ますが、

『ボールに対する執着心』は気持ちひとつでできるのです。

コーチは、ルーズ(ボール)への飛び込みを示範しましょう。

子供達は恥ずかしながらやりますから、 恥ずかしがらない気持ちを心に植え込むことです。

真剣にボールを自分のものにするという気構えと気概です。

勝つことをあきらめないならば、ルーズ(ボール)を追うこと… あきらめることなく追うこと。

この気持ちを忘れないプレーができるチームは、プレー全体を全力で行うことができると思うのです。

心の力~志・夢という力…2014

2014-03-28 06:36:49 | やっぱりミニバス!
平成26年 3月28日 金曜日
 
「心の力~志・夢という力…2014」


『伸びる可能性があれば、年老いても未来を語る。

過ぎ去った栄光を語る人、

今だけにこだわる人、

自分のことだけにこだわる人、

相手を認めない人、

このような人は そこで成長は止まり、自分が卑屈な人生を歩んでいることに気付かない。』 (PHP文庫より)


志す夢を抱いている人は、毎日一段づつ高いところへ登っている。

自分が少しずつ登っているのがわかるからこそ、天上に輝く星に向かっていける。

志や夢は最初は星のようなもの、決して触れることができないが、闇の中の道案内になってくれる。

その星を見失わず、その星の指し示す方向に歩み続ければ、志す夢は目標となり、必ずその目標を手にすることができる。

そのように人生を考えることが、心の力となり、志や夢は現実となるのだろう。

自分には志や夢がないという人…それでも必ず志や夢と出会えるときは必ず来る。

日々を過ごしているうちに、夢中になれる何かと出会えるときは必ずある。

それが志や夢となり、それに向かって歩み始める。

それを信じる心の力を持つことだ。

志や夢は見つけるものであり、志や夢は出会えるものでもある。

それがはっきりしたときに、それを育み、しっかりと心に抱きしめよう。

それを手放してはならない。 それが心の力となり、人生を歩む意味を与えてくれる。


志や夢を手放せば、魂はしなびてしまう。

志や夢は人を熱中させ、人生から退屈を消し去ってくれる。

志や夢が人生そのものになる。

心の力は偉大です。

その力は志や夢という確固たる目標(願望)を持ったときに、素晴らしい力を発揮しはじめます。

志や夢は自分の意志の力を動かすスイッチになるのでしょう。

意志にスイッチが入れば、それに向かって行動を始めるのです。

心の力は夢を生み、志や夢は意志という気持ちにスイッチを入れて、

その意志によって、それを現実にするために行動していくのです。

その志や夢に向かう行動が人生そのものなのです。

現実は厳しいですが、志や夢を見つけ、出会う事をあきらめない限り、人生を充実して歩むことが出来ると思います。

中学巣立ち…2014

2014-03-27 06:41:16 | やっぱりミニバス!
平成26年3月27日 木曜日
 
「中学巣立ち…2014」


三年前にミニバスを卒会した子供達。

今では、子供達ではなく、立派な少年達です。

その彼らが、この春、それぞれの中学を卒業し進学します。

彼らは今でも、ミニバスの繋がりで絆を持っています。

そこで先週の日曜日に、ミニバス以来のお別れ会として、彼ら自身が集い、昼は映画観賞、夜はバスケをやり、夜の部では私も顔を出させてもらいました。

たくましくなった彼らの素顔、少年らしい初々しさを感じながら、時の早さを感じ、感無量のひとときを過ごしました。

彼らの進路は様々です。

ほとんどは地元の高校へ進学しますが、中には地元の強豪校に行く者や、

また中には、親元を離れて県外の強豪校に、文字通りひとりだちの巣立ちをする少年もいます。

それぞれの道には、いろいろな試練があると思いますが、幸多かれと祈りつつ、少年達との記念撮影に収まりました。

また街で出会ったなら、「コーチ!」と声を掛けて欲しいものです。