バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

勝ち運…2013

2013-09-30 07:15:31 | やっぱりミニバス!
平成25年 9月 30日 月曜日
 
「勝ち運…2013」


勝ち負けには運が伴います。

昨日、余裕で勝った相手にも、

今日、負けることもあります。

相手チームとの相性もあるようです。

対戦が続く相手とは、勝ち負けの繰り返しです。

お互いに戦略、戦術を練ってくるからです。

ただし、初めて対戦する相手は、互いにスカウティングをして、戦略、戦術を立てますが、

実際に試合でぶつからないと…結果はわかりません。

試合が始まってしまえば、闘うしかないのです。

その闘いに対応するベンチワークが必要になります。

相手のディフェンスは、ゾーンかマンツーか、守勢かプレスか?

相手のオフェンスは、ブレイクからフリーランス…ナンバープレーのパターンは?

ベンチが見極めて、対応を指示しなければ…いつもの練習を基本にして戦術を指示しなければ、勝ち運を引き寄せることはできないでしょう。

攻めていて、人とボールが止まり…何をするべきかわからなくて、シュートするのは、選手が考えていないのか、相手ディフェンスに動きを封じられているのであって、その時はベンチはしっかり采配しなくてはならないと思います。

それを100%選手のせいにするのは、間違いでしょう。


さて、試合前は心理戦でしょうか…

この心理戦に勝つためには、自分達を信じることです。

勝ち運は、自分を信じる者に引き寄せられるのです。

チャンスやピンチのときに、もっとも強いのは…自分を信じられる選手です。

「自分はできる!」という気持ちでプレーに臨むことです。

そのシュートを入れなければ…という気持ちではなく、

そのシュートは、必ず入る!と思って打つのです。

弱気になっているときは動きが鈍り、攻めきることはできないのです。

ひとりの弱気は、チームの弱気になって現れます。

ゴールをねらわない気持ちのプレーは、シュートで終わらないのです。

攻める気持ちでディフェンスをしないと、リバウンドルーズをものにできないのです。

攻める気持ちのディフェンスであれば…不思議とボールはマイボールになるのです。


勝ち運は、自分を信じている者に…強い気持ちでプレーしている自分とチームのものになるのです。

大きな試合であればあるほど、互いに心理戦になるものです。

そこから抜け出すのは…その状態を我慢し、『絶対に自分!』と信じ続ける者に勝ち運は寄るのです。

相手のチームが勝ち続けていて、勢いがあったとしても…大一番の試合ではあがるのです。

その大一番の試合に、勝ちにこだわる気持ちで臨むことですが、

勝つことをねらってはいけないのです。

勝つことをねらうと守りに入ります。

守りに入ると気持ちは強くなりません。

負けることを怖れては、自分のすべてを出し切れません。

すべてを出しつくして天命に従うこと…その天命を勝ち運として、自分のものにすること

それは一に…熱き心のホットハートと、冷静に判断するクールヘッドで、

ボールとゴールに集中するプレーを試合終了のブザーが響くまで…断ずることなく続けることです。


それぞれのバスケチームの健闘を祈ります!

姿勢…2013

2013-09-29 07:11:18 | やっぱりミニバス!
平成25年9月29日 日曜日
 
「姿勢…2013」


さて、「姿勢」の話です。

ここでいう「姿勢」とは、自分が依って立つスタンスを言います。

人には、それぞれ物事に対する考え方、見方を決定する基準となる「スタンス」があります。

そもそも、それは生まれ持っているものではありません。

その人の経験、そして、その経験に関与する人達によって作られるものです。

ミニバスの子供達にとって、コーチという大人は、子どもたちの姿勢、

つまり、彼らの「スタンス」を作る上で、とても大きく影響する人と成りえます。

成りえると言ったのは、そうでない場合もあるからです。

単に、ミニバスの技術だけを教えるだけでは、子どもたちの「姿勢」作りには、ほとんど影響しないでしょう。

また、姿勢作りに影響していると自覚していない大人達は、何らかの形で、子供達の姿勢作りに影響していると自覚すべきでしょう。

そうでないと、子供達は、「ああ、この程度でいいんだ」という「姿勢」を作ってしまうからです。

こうなると、これを修正することは難しいことです。

「あの時、コーチは何も注意しなかったじゃないか」、「何故、いまさら注意するの?」となるでしょう。

それ故、人を指導する者の責任、

特に、「姿勢」を作っている途上にある子供達を指導している人達、

小学校や中学校の先生、そして、小学生のミニバスや、サッカー、野球などのコーチをしている大人達の責任は大きいのです。

ですから、その大人達は、全人格をもって、自分の「姿勢」に依って立ち、子供達の指導に当たらなければならないのです。

自分の「姿勢」が正しいか否かは、第三者から見て「筋」がとおっているか、どうかによるのでしょう。

自信を持って子供達に語りかけることが、出来なければ、それは、言い訳的な説明になり、子供達は理解し、納得できないのです。

子供達に厳しく、時には優しく語りかけながら、子供達が理解し、納得できる話をすること。

それが、人として正しい「姿勢」を作るための、指導する者の「姿勢」なのです。

だから、親御さんから子供達を預かり、その子供達を指導するコーチの責任は極めて大きいのです。

怒る、叱る、誉める…2013

2013-09-28 06:48:16 | やっぱりミニバス!
平成25年9月28日 土曜日
 
「怒る、叱る、誉める…2013」


今のご時世、自分の感情を爆発させて怒ることはできても、

相手の立場に立って、次のために、今の姿勢について叱ることができない人が多いのではと思います。


また人を育てるには、叱ることも大事ですがといって叱るだけでもだめなのでしょう。


「言って、見せ、やって、やらせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」

これは、旧海軍の連合艦隊司令官・山本五十六の言葉ですが、

叱ることと誉めること。

そのバランスが機微にとれていることが、人を成長させる要諦だと思います。

時には、子供達と同じ目線で笑い、

やるときには、檄をとばし、

そして、できた時には全身で誉める!

それが大切なことだと思っています。

深謀遠慮(シンボウエンリョ)…2 013

2013-09-27 06:02:46 | やっぱりミニバス!
平成25年9月27日 金曜日
 
「深謀遠慮(シンボウエンリョ)…2013」


今日のこの言葉は、普段の自分を反省して、紹介するものです。。

読み方は「シンボウ・エンリョ」と読みます。

その意味は、「遠い将来のことまで考えて、計画を立てる。」ことを言う四字熟語です。

そもそもは、賈誼(かぎ)という、中国・ 前漢 時代の政治思想家・文章家が書いた「過秦論(カシンロン)」という書物に記述されていたものです。

この書物は、秦の国が法律だけで統治したため、二代で滅亡したことを批判する考え方を述べたものです。

書かれた目的は、前代の政治の失敗を繰り返さないために書かれているとされるものです。

さて、知識としては、そういうことですが、

私が反省として言いたいことは「遠慮」についてです。

「遠慮」とは、「態度を控え目にする」という意味です。

その語源は、述べましたように、「遠くを慮る(おもんばかる)こと。遠い将来のことまで、よく考えること。」から、

遠い将来のことをよく考えることは、すぐに行動をとらないことでもあるため、

これが、転じて現在の、「態度を控え目にする」という意味が生まれたのです。

どうも私には、「この態度を控え目にする」という事に欠けているようです。


これは、私の持って生まれた性格と、仕事柄染みついた性質だと思います。

「目立ちたがり屋。黙っていられない。大きな声。」


私のあるべき「シンボウエンリョ」とは、「辛抱・遠慮」なのかなと思う今日この頃です。

ミニバスの指導者…2013

2013-09-26 06:11:07 | やっぱりミニバス!
平成25年9月26日 木曜日
 
「ミニバスの指導者…2013」


ミニバスの指導者として、子供達のケガは最も配慮しなければならないことだと思います。

怪我人の多さが練習方法にあるのか悩みますね。

成長期にある子供達ですからなおさらです。

うちの子供達もケガに含まれませんが、オズグッドや、かかとの痛さなどを抱えながら練習していますし、試合にも出しています。

準備体操、動的ストレッチに1時間近く時間を掛けています。

痛みがあるときは自主的にコートサイドで休ませて、アイシングなどの処置を、当番の保護者の方にしてもらっています。

痛みが継続するときは保護者の方に言って医者に診てもらうようにお願いしています。

ケガを無くすことは無理でしょうが、予防に心掛ける指導はできると思います。

まずは、練習を始める前の練習会場の危険を予知して排除すること。

練習中の子供達の位置を危険なところから移動させること。

ボール自体も危険物ですから、それがコート内に転がってこない配慮をすること。

予知し得る危険を排除し、予防に心掛けてもケガは起きます。

その時に“RICE+S”などの初動の応急処置を適切に落ち着いて出来ることが指導者に求められることだと思います。

また、その後の対応に役立てるために、ケガの原因を明らかにすることが大事だと思います。

不可抗力なのか? プレーの動きから互いに衝突しケガをするのか。

この場合は、プレーのコンビネーションを徹底すると同時に、そのプレーの原則となる考え方を子供達に理解できるように説明するが大事だと思います。

コーチは子供達に何をさせたいのか?

形ではなくその考え方を子供達に共有させることだと思います。

あとは当たり前のことですが、

子供達の体力と精神力にあった質と量の練習メニューになっているか?ということでしょうか。

一方で、遊びでやっているわけではないので…追い込み的な練習も必要だと思います。

少なくとも、高学年になるほど…3Qを走り切る体力は必要なのですから。

そこから、さらに追い込む練習が必要なのかどうかは、ミニバスの精神に則って考えれば明らかでしょう。

また学年に応じたものであることを見極めることでしょうか。

自分なりに心がけていきたいと思います。