バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

子供達へ…キャプテン~選ばれし者

2012-05-08 05:14:10 | やっぱりミニバス!
平成24年5月8日 火曜日
 
「子供達へ…キャプテン~選ばれし者」


コーチから子供達へ…


コーチが考える、ミニバスのキャプテンはコーチが決定するものではなく、

子供達仲間が「キャプテン」を中心に団結し、大会に向けてよりいっそうの仲間意識を持つために、

みんなの中から自然と生まれてくるものと思っています。



そこで、コーチが考える、「キャプテンと副キャプテンに求められる心構え」を書きますので、

キャプテンと副キャプテンは仲間から選ばれし者であることを、もう一度確かめて欲しいと思います。


キャプテンと副キャプテンは…

1 仲間から信頼されていること。

2 真剣に練習に取り組んでいること。

3 仲間と話し合うことができること。

4 仲間をまとめることができること。

5 苦しいゲームの中でも、弱音(よわね)を言わないこと。

6 仲間のせいにしないこと…仲間は仲間で頑張っている。

 自分ができるからといって、仲間が同じようにできるとは限らないから、

 頑張っている仲間を励ますことができること。

7 自分から練習の準備をしたり、嫌な役を積極的に行えること。

8 コーチの考え方やアドバイスを理解し、それを仲間に伝えられること。

9 仲間と一緒に笑い、仲間と一緒に泣ける、熱い想いをもっていること。

10 仲間が、キャプテンと認める者の要求や指示には、全員が自然に動けること。

11 ゲームで失点につながるようなミスを連続している仲間に対して、

「ドンマイ」ではなく、「ノーミス、集中しようぜ!」と言えて…

なおかつ、その言葉が仲間に受け入れられること。

そのためにも、キャプテンは自分のミスを認めることができる誠実な者でなければならないのです。

自分のミスを笑ってごまかしたり、他の仲間のせいにするようでは、仲間はキャプテンについてこないでしょう。


以上の11の心構えをキャプテンと副キャプテンは持ち続けているでしょうか?


さらに、キャプテンと副キャプテンは…

自分のために全力を出すことは当然であり、

なおかつ仲間のために、チームのために全力を出さなければならない。

そして、ゲーム中でも自分中心ではなく、

自分よりも仲間を活かすことができる者でなければならないのです。

また、仲間に対して厳しいだけでなく、仲間とユーモアを交えて話せるような明るい性格であることも大切なことです。

コーチは大人ですが、コーチ自身は、このような立派な人物ではありません。

それなのに、そういうキャプテンを求めています。

矛盾かもしれません。

しかし、それがキャプテンと副キャプテンなのです。

あなたは、そのようなキャプテンや副キャプテンであろうとしていますか?

仲間に命令したり、出来ないからといって切れたりしていませんか?

仲間は、キャプテンを信頼しています。

仲間は、キャプテンから命令される者ではなく、共に同じ目標を目指す同志なのです。