平成24年5月7日 月曜日
「ムードメーカー…2012」
「ムードメーカー」というのは和製英語です。
それは、チームにおけるあるひとりの個人です。
どんな個人かというと…
「その場にいるだけで、その場の空気・雰囲気を好転させることができる力を持っている人」でしょうか。
これは立派な能力ですね。
そしてこの能力は、価値観が固まってしまった大人には、教育などで育成しようとしても難しいというか…無理なものだと思います。
しかし、ミニバスのコーチをやっていて思うのは、
心が育まれている過程の子供達であれば、指導の仕方によって、ムードメーカー的な存在になれるのではないかと思っています。
基本的には、ムードメーカーの能力は、持って生まれた資質、
その資質が、成人になるまでの環境で育てられ、ムードメーカーらしい性格になっていくのだと思います。
資質は、親のDNAから受け継いだものを言います。
性格は、家庭の環境や生活の環境の中で、資質をベースにして創られていくものだと思います。
例えば、「明るさ、暗さ、人見知り」などは資質でしょう。
これが、成長する自分の周囲の環境で、「明朗、温厚、闊達、周到、社交的」などの性格を形成していくのだと思います。
さて、ムードメーカーと言われる人は、チームの雰囲気を大きく左右します。
今まで沈んでいたチームが、一人のムードメーカーによって、全体の雰囲気を変えます。
その逆に、ムードメーカーがいなくなった途端にチームの雰囲気が盛り上がらない、冷めた状態に陥いります。
ところが、ムードメーカーという個人は、チームの雰囲気を左右するキーパースンですが、
その雰囲気を創らせるのは、そのチームの指導者の責任です。
ムードメーカーがいないから…チームの雰囲気、つまり士気を沈滞させることなく、旺盛にするのは、指導者の言葉なり、行動なのです。
それによって、チーム自体が、ムードメーカーになるのでしょう。
その鍵は指導者が握っているのです。
よく言いますよね…
何か緊急事態があって、チームが対応しているとき、行き詰まった瞬間に…そのチーム員は、指揮官の顔をかえりみます。
そのとき指揮官が不安な表情であったり、茫然自失な表情であったりすると…
その表情から感じる雰囲気が、チーム全体にまん延すると言いますね。
その場面におけるムードメーカーは、指揮官たる指導者自身なのでしょう。
そんなときに、どう対応すべきなのか…それはふたつあります。
ひとつは「笑顔」です。
ひとつは「前向きな言葉」です。
指揮官も人の子ですから、不安も動揺もあります。
しかし、部下をして目的を達成する責任が指揮官にあるからには、
常日頃から、そういう場面におけることを考え…
そのようにあろうと努め、そのように実行して、
指導者自身が、ムードメーカーにならなくてはならないのでしょう。
そうするためには、指導者は、プレーヤーと同じ目線に立つことなく、
プレーヤーと同じ興奮状態に陥ることなく、
全体を俯瞰(フカン)するように、自分自身の心を座らせることが大切です。
これは、言うは易く行うは難しことです。
そのために、そうあろうと意識することです。
さて、ミニバスの子供達です。
指導者自身がムードメーカーでなくてはならないと言いました。
指導者がムードメーカーであれば、
子供達もムードメーカーになれるのです。
私は常にキャプテンや、副キャプテンに指示し、
チーム全体が弛緩(シカン)しているときには、キャプテンをチーム全体の代表として叱るようにしています。
そうすると、キャプテンも学びますが…他の子供達も学びます。
チーム全体として雰囲気を作ろうと意識していきます。
子供達という仲間達が、ひとつになるときです。
こうして、キャプテンはチームのムードメーカーになり、
子供達全体、つまりチーム全体がその昂ぶるムードを作ろうとし…
チーム全体がムードメーカーになります。
そんなチームでプレーができることに、子供達は喜びや、楽しさを感じていくのだと思うのです。
私は、ミニバスのコーチとして、「笑顔」と
「前向きな言葉」を忘れずに…子供達と向き合っていこうと思います。
「ムードメーカー…2012」
「ムードメーカー」というのは和製英語です。
それは、チームにおけるあるひとりの個人です。
どんな個人かというと…
「その場にいるだけで、その場の空気・雰囲気を好転させることができる力を持っている人」でしょうか。
これは立派な能力ですね。
そしてこの能力は、価値観が固まってしまった大人には、教育などで育成しようとしても難しいというか…無理なものだと思います。
しかし、ミニバスのコーチをやっていて思うのは、
心が育まれている過程の子供達であれば、指導の仕方によって、ムードメーカー的な存在になれるのではないかと思っています。
基本的には、ムードメーカーの能力は、持って生まれた資質、
その資質が、成人になるまでの環境で育てられ、ムードメーカーらしい性格になっていくのだと思います。
資質は、親のDNAから受け継いだものを言います。
性格は、家庭の環境や生活の環境の中で、資質をベースにして創られていくものだと思います。
例えば、「明るさ、暗さ、人見知り」などは資質でしょう。
これが、成長する自分の周囲の環境で、「明朗、温厚、闊達、周到、社交的」などの性格を形成していくのだと思います。
さて、ムードメーカーと言われる人は、チームの雰囲気を大きく左右します。
今まで沈んでいたチームが、一人のムードメーカーによって、全体の雰囲気を変えます。
その逆に、ムードメーカーがいなくなった途端にチームの雰囲気が盛り上がらない、冷めた状態に陥いります。
ところが、ムードメーカーという個人は、チームの雰囲気を左右するキーパースンですが、
その雰囲気を創らせるのは、そのチームの指導者の責任です。
ムードメーカーがいないから…チームの雰囲気、つまり士気を沈滞させることなく、旺盛にするのは、指導者の言葉なり、行動なのです。
それによって、チーム自体が、ムードメーカーになるのでしょう。
その鍵は指導者が握っているのです。
よく言いますよね…
何か緊急事態があって、チームが対応しているとき、行き詰まった瞬間に…そのチーム員は、指揮官の顔をかえりみます。
そのとき指揮官が不安な表情であったり、茫然自失な表情であったりすると…
その表情から感じる雰囲気が、チーム全体にまん延すると言いますね。
その場面におけるムードメーカーは、指揮官たる指導者自身なのでしょう。
そんなときに、どう対応すべきなのか…それはふたつあります。
ひとつは「笑顔」です。
ひとつは「前向きな言葉」です。
指揮官も人の子ですから、不安も動揺もあります。
しかし、部下をして目的を達成する責任が指揮官にあるからには、
常日頃から、そういう場面におけることを考え…
そのようにあろうと努め、そのように実行して、
指導者自身が、ムードメーカーにならなくてはならないのでしょう。
そうするためには、指導者は、プレーヤーと同じ目線に立つことなく、
プレーヤーと同じ興奮状態に陥ることなく、
全体を俯瞰(フカン)するように、自分自身の心を座らせることが大切です。
これは、言うは易く行うは難しことです。
そのために、そうあろうと意識することです。
さて、ミニバスの子供達です。
指導者自身がムードメーカーでなくてはならないと言いました。
指導者がムードメーカーであれば、
子供達もムードメーカーになれるのです。
私は常にキャプテンや、副キャプテンに指示し、
チーム全体が弛緩(シカン)しているときには、キャプテンをチーム全体の代表として叱るようにしています。
そうすると、キャプテンも学びますが…他の子供達も学びます。
チーム全体として雰囲気を作ろうと意識していきます。
子供達という仲間達が、ひとつになるときです。
こうして、キャプテンはチームのムードメーカーになり、
子供達全体、つまりチーム全体がその昂ぶるムードを作ろうとし…
チーム全体がムードメーカーになります。
そんなチームでプレーができることに、子供達は喜びや、楽しさを感じていくのだと思うのです。
私は、ミニバスのコーチとして、「笑顔」と
「前向きな言葉」を忘れずに…子供達と向き合っていこうと思います。