平成24年7月31日 火曜日
「酷暑の中の練習…」
日本列島、酷暑が続いています。
ニュースでは、『猛烈な暑さが続いています…』と報じていました。
猛烈…と表現される暑さなど、私の世代の人達が中学や高校くらいの頃には聞いたことなどありませんでした。
熱中症も最近の言葉?…あったのは、熱射病の言葉だったと思います。
熱射病は、外にいて直射日光に当たっていたらなるようなもので、室内にいれば大丈夫でしたよね。
それが、熱中症は屋内でもなり、命も落とすかもしれない重態なものです。
私達の世代の部活動では、水は飲んではならない、グラウンドでウサギ跳びや、100周駆け足などの練習は、根性!…という青春時代の当たり前の練習でしたよね。
そこにはトレーニング理論などありませんでした。
とにかく、根性!一本でした。
しかし現代の酷暑の中で、そんな練習をしたら、体は持たないし、間違えれば死に至ります。
また、今は、トレーニング理論も確立され、科学的に立証され、効率的で効果的な練習がされています。
例えば、練習中に給水することは、大事なことです。
先日のミニバス男子の練習でも、体育館は暑さで気だるくなるような、蒸した空気の中での練習でした。
気の抜けた、集中しない状態で練習に臨むのが目に見えてわかります。
数年前の私なら、子供達を一喝し…『やる気がないなら帰れ! お前たちが帰らないなら、俺が帰る!』と言って練習に集中させていました。
それでも、集中が切れるので、常に怒鳴りまくっていました。
今は、集中できていない、走らないのが明らかに見えていても、怒鳴ることはやめました。
例えば、スリーメンなり、ファイブメンなりで、タイム内に走り切ることが出来ないとき、
しかも明らかにそのメンバーに、走り切るのにチャレンジしないのが見えているなら、往復ダッシュなどのペナルティーをさせています。
ペナルティーをするのが嫌だから、一生懸命に走るというのも、確かに、走り切るための、ひとつの動機付けだと思います。
しかし、そのペナルティーを課すやり方も、私の本意ではありません。
ですから、タイム内に入ることが出来なかったとしても、その暑さの中でメンバー全員が走り切ることにチャレンジしているのが見えていたら、ペナルティーを課すことはしません。
要は、子供達自身がその気だるくなるような暑さの中で、自ら全力で走ることの意味を知り、自らの気持ちでチャレンジして欲しいのです。
やらされている練習ではなく、子供達自身が立てた目標に向かうのは、コーチではなく自分達なのだということ自覚させ、
コーチは、その目標を子供達が手にするために導いているだけなのだと話しています。
気だるくなるような暑さの中の練習では、こまめに給水し、うなじの首筋を冷たいタオルやアイシングをさせながら…
走る!…という練習をしています。
この酷暑の夏の練習や練習試合をやり切れば、目標を手にすることが出来る子供達になっていると信じてコーチをしています。
そしてミニバスでバスケを好きになって、次に繋げていくこと…それが、ミニバスのコーチである私の務めだと思います。
「酷暑の中の練習…」
日本列島、酷暑が続いています。
ニュースでは、『猛烈な暑さが続いています…』と報じていました。
猛烈…と表現される暑さなど、私の世代の人達が中学や高校くらいの頃には聞いたことなどありませんでした。
熱中症も最近の言葉?…あったのは、熱射病の言葉だったと思います。
熱射病は、外にいて直射日光に当たっていたらなるようなもので、室内にいれば大丈夫でしたよね。
それが、熱中症は屋内でもなり、命も落とすかもしれない重態なものです。
私達の世代の部活動では、水は飲んではならない、グラウンドでウサギ跳びや、100周駆け足などの練習は、根性!…という青春時代の当たり前の練習でしたよね。
そこにはトレーニング理論などありませんでした。
とにかく、根性!一本でした。
しかし現代の酷暑の中で、そんな練習をしたら、体は持たないし、間違えれば死に至ります。
また、今は、トレーニング理論も確立され、科学的に立証され、効率的で効果的な練習がされています。
例えば、練習中に給水することは、大事なことです。
先日のミニバス男子の練習でも、体育館は暑さで気だるくなるような、蒸した空気の中での練習でした。
気の抜けた、集中しない状態で練習に臨むのが目に見えてわかります。
数年前の私なら、子供達を一喝し…『やる気がないなら帰れ! お前たちが帰らないなら、俺が帰る!』と言って練習に集中させていました。
それでも、集中が切れるので、常に怒鳴りまくっていました。
今は、集中できていない、走らないのが明らかに見えていても、怒鳴ることはやめました。
例えば、スリーメンなり、ファイブメンなりで、タイム内に走り切ることが出来ないとき、
しかも明らかにそのメンバーに、走り切るのにチャレンジしないのが見えているなら、往復ダッシュなどのペナルティーをさせています。
ペナルティーをするのが嫌だから、一生懸命に走るというのも、確かに、走り切るための、ひとつの動機付けだと思います。
しかし、そのペナルティーを課すやり方も、私の本意ではありません。
ですから、タイム内に入ることが出来なかったとしても、その暑さの中でメンバー全員が走り切ることにチャレンジしているのが見えていたら、ペナルティーを課すことはしません。
要は、子供達自身がその気だるくなるような暑さの中で、自ら全力で走ることの意味を知り、自らの気持ちでチャレンジして欲しいのです。
やらされている練習ではなく、子供達自身が立てた目標に向かうのは、コーチではなく自分達なのだということ自覚させ、
コーチは、その目標を子供達が手にするために導いているだけなのだと話しています。
気だるくなるような暑さの中の練習では、こまめに給水し、うなじの首筋を冷たいタオルやアイシングをさせながら…
走る!…という練習をしています。
この酷暑の夏の練習や練習試合をやり切れば、目標を手にすることが出来る子供達になっていると信じてコーチをしています。
そしてミニバスでバスケを好きになって、次に繋げていくこと…それが、ミニバスのコーチである私の務めだと思います。