猛暑が続いている。
この数年、8月には避暑を兼ねて家族で八ヶ岳に行くのが習わしとなっている。
最初は唐沢鉱泉。ここは山小屋というよりは温泉旅館。次に今年訪れた本沢温泉。ここは個室ではあるが山小屋であった。
さて次はどこにしようかと考えていたが、行った事のない麦草峠からアプローチできる範囲で、登りこそ短時間ではあるが、昔ながらの大部屋の高見石小屋に行くことにした。
麦草峠の白駒の池入口駐車場から15分くらいで白駒池。そこから1時間弱の登りである。小屋までは苔むす樹林が続く。
気温は20℃前後で低いのだが、湿度が90％くらいあるため、ものすごく蒸し暑い!
ようやっと抜けるといきなり高見石小屋である。
小屋の裏には高見石という周囲が一望できる場所がある。
小屋の中。大部屋ではあるが布で仕切られている。食事までトランプに打ち興じた。
夕食はかなり豪華である。
高見石小屋の謳い文句として、星空とランプの宿というのがあり、夕食後には星空の解説と観察会が開かれる。
子どもも、覚えたての夏の大三角形や天の川を探したり、自分で「王冠座」「ダイヤ座」など星座を作って楽しんでいた。
翌朝は4時20分起床で、高見石から日の出を眺める。
子どもにとっては初めての日の出体験となる。
帰りは白駒池を1周して帰ったが、途中、これまた初めてリスを見たり、初めてのことをいくつも体験できた素晴らしい山行となった。
かなり気軽なので、また来ることになりそうだ。
