採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マレーシア2018:バター

2018-03-13 | +海外

クアラルンプールのスーパーマーケットでは、バター売り場の品ぞろえに仰天しました。
世界各国からの輸入バターが何種類も!
そんなに沢山とりそろえる必要があるのかしら。
各ブランドに、固定ファンが?
あと、こんなに暑い国で、駐在外国人だけでなく、マレーシア人もバターを食べるような食生活を・・?

謎は全然解けませんが、ひとまず写真を撮ってきました。
次に行くときは、発泡スチロールの箱を持っていく~! そしてぎっしりバターを買うのだ~。
(以前オーストリアで何種類かバターを買って食べ比べてみたら、予想以上に味が違うということが分かり、バターの比較にとっても興味があるのです)

今回は準備不足で買えなかった無念がじんわり(どばどば)滲み出している写真をどうぞ。

KLCC駅付近のCold Storageというスーパーと、リトルインディアに近いLULUハイパーマーケットでの調査です。
Cold storageは紀伊国屋みたいな感じで、LULUはもう少し庶民的なのかな?と想像していますが、違うかもしれません。

マレーシアのバター売り場

Presidentって時々見るバターです。
調べてみると(アメリカとか英語圏かと思っていましたが)フランスのバターなのだそう。
聞くところによると、フランス国内ではなぜかバターが品薄&高騰なのだそう。こうやって輸出にまわってしまってるのかも。
16.80リンギット(1リンギット30円)。

マレーシアのバター売り場

プレジデントの会社が作っているAmbassadorという商品。バターではなく、デイリースプレッドなのでとっても安いです。
6.80リンギット。

マレーシアのバター売り場

Kerrygoldというアイルランドのバター。
10.88リンギット。

マレーシアのバター売り場

EmborgはデンマークのUhrenholt社のブランド
有塩バターが12.30リンギット、金色の包み紙の製菓・調理用のバターもどきが6.30リンギット。

マレーシアのバター売り場

LULUではベルギーのEmborgバターがセールに。
9.88リンギット。

マレーシアのバター売り場

Anchorはニュージーランドのブランド。有塩、無塩ともに12.90リンギット。
左端にさかさまになっているのが、Organic timesというブランドのオーガニックバター。黄色い包みは塩入りで、32.75リンギット。
牛の模様のFarmCowsは、ファットスプレッドで6.49リンギット。

マレーシアのバター売り場

星のマークはオーストラリアのWestern Star。15.80リンギット。
左はGolden Churnというニュージーランドのバター。14.80リンギット。

マレーシアのバター売り場

右はオーストラリアのAustralian Star(前出のWsestern Starとはまた違うのかな?)。14.40リンギット。
左のTaturaは検索するとオーストラリア産.店頭でmade in Malaysiaとあった気がするけれど、見間違いかな。
10.88リンギット。

マレーシアのバター売り場

こちらはLULUハイパーマーケットのTaturaバター。11.40リンギット。あれ、こちらの方がちょっと高いのね。

マレーシアのバター売り場

SCSもオーストラリア産のようです。セール価格で14.88リンギット。
左の楕円のフランス、イズニーバターは17.50リンギット。

マレーシアのバター売り場

Doubke Devon cream butterはイギリス製。
ダブルデヴォンクリームというものがあるそうなのですが、それと同じミルクからバターを作ったもののようです。
25.90リンギット。

マレーシアのバター売り場

バターもどきの中で興味を惹かれたのがこちら。
バター40%、マカダミアナッツオイル12%混合のスプレッド。
ちょっと食べてみたいかも。




■参考情報
フィリピンのスーパーマーケットのバター(2013) フィリピンでも各国のバターが買えるようです。
この方によると、日本では輸入バターは原価の250%くらいの関税+国内酪農支援金を徴収されるようです。それだけで価格は3.5倍。高い訳だ・・。
日本の酪農業界にはがんばってほしいし、応援したい気持ちはあるけれど、バター売り場が充実して、輸入バターがもう少し普通の値段で買えるようになるといいなあ・・・。

マレーシアで買ったフランス産バター食べ比べ 有塩無塩あわせて6種買ってみて、この方の好みでは、1(フランス産)ISIGNY イズニー 有塩、2(フランス産)LESCURE レスキュール 無塩、3(デンマーク産)LUR PAK ルアーパック 有塩、だそうです。ごく塩気が効いたものが好みならばフランス産 Le Gall ルガール 有塩も美味しいとのこと。

マレーシアのスーパーの分類とバター マレーシア在住で、ご主人がフランス人でご自身はお菓子教室をやっているという方が筆者。Cold Storageは高級スーパーかな、と思いましたがこの方によると中堅どころだそうで、ハイソ(輸入の珍しい食品が揃うなど)なのは、B.I.G.やJason'sだそうです。この方のおすすめバターはLescureとPamplie。
ところでこの方は東日本大震災の時に東京よりも東側にご主人とお母さまと住んでいらしたそうです。ご主人がフランス人なので、「フランス大使館からは、 日本人妻(私)と一緒にフランスへ戻りなさいと、勧告された。費用は片道のフライト分はフランス政府が、すべてのフランス国民と、その家族のために持つ。それは出来ないと夫が断ると、 では、当館まで、ヨード液を取りに来て、東京から西へ200km以上離れたところへ移動しなさいと、さらに勧告された。」のだそうです。震災のあと、外国人が続々と帰国したのは、飛行機代が出してもらえるからというのもあったのかな・・。

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魚の皮チップ(keripik kulit ikan)

2018-03-12 | +お菓子・おやつ




魚の皮チップ

ダンナサマがインドネシアからお土産を買ってきてくれました。

魚の皮チップ

こ、これは・・・。
鱗の模様からもわかるように、魚の皮。
それをカリカリに揚げておせんべいのようにしたものです。

魚の皮チップ

keripik kulit ikan
と書いてあります。
keripik:チップス(ケリピックという音からしてカリカリって感じですね) kulit:皮 Ikan:魚
つまり魚の皮チップス。
一度干した魚の皮を、揚げてサクサクにしてあります。


生臭いかも?となかなか開封する気になれませんでしたが、カラリと揚げてあるので、魚臭さは全然なし。
サクサクで、ほどよい薄い塩味で、美味しいチップスです。
やや湿気易いですが、湿気たらオーブントースターの低温で数分焼くともとに戻ります。

カリカリのおせんべい系のものですが、たんぱく質由来ですよね。
おせんべいやポテトチップスだけだと糖質ばっかりになってしまうけれど、魚の皮チップを加えれば、たんぱく質もとれて、いいかも!
(まあこの手のカリカリだけで食事を済ませるのは無理があるかもしれませんが)


とてもおいしい、いいスナックだと思うのですが、魚をよく食べるはずの日本にないのが不思議です。
日本にある、魚関係でカリカリのもの・・・ 小魚の煮干し?
小型のカレイをカチカチに干したものも見たことがありますが、ごく珍しい食材ですし、スナック用途ではないかも。

なんでだろう。

・油で揚げてカリカリにする、という文化があまりない(インドネシアは暑さで食品保存が難しいからか、いろいろと揚げてチップにする習慣があるようです。たとえばこのレシピページなど)
・気温はともかく湿度が高くてせっかくカリカリにしたとしても湿気やすい
・日本人は食感としてしっとりしたものが好き
・日本の場合魚を調理する際は、大抵皮ごと調理するので、皮だけ剥がすということはあまりない
 (インドネシアでは、この皮チップの本体側はどう使っているのでしょう?)
・チップス向きの分厚い皮をもつような大きい魚がふんだんにはとれなかった
 (インドネシアでは、川や湖で大きな魚がとれそうだと想像しています)




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マレーシア2018:レストラン スタジアムネガラ

2018-03-09 | +海外

クアラルンプールには4泊したのですが、初日の晩は深夜着。なので夕食は3回。
うち1回は、マレーシアらしいお料理をご馳走になったので、ご紹介します。
(あとの2回は、インド料理、ホテルにて軽食)

KLCC(ビジネス中心街。ツインタワーがあるところ)にほど近い、レストラン・スタジアムネガラというお店です。
スタジアムネガラはナショナルスタジアムという意味。昔、競技場のそばにあったのかな(今は違います)。

日本語のサイトにも掲載されている、結構な有名店のようです。

Restoran_Stadium_Negara

名物、炭火焼チキンウィング。
照り焼きのような甘辛い味付けで、ほどよく脂も落ちてこんがり☆
手羽先は自分では買わない部位なのですが、これは美味しいです。

Restoran_Stadium_Negara

空心菜炒め。
醤油味で煮詰めたようなひき肉的なものと一緒に炒められていて、よくあるニンニク炒めより濃厚な味付けでした。

Restoran_Stadium_Negara

貝の炒め物。
うちの周辺では美味しい貝があまり手に入らないので、久々の貝料理です。

Restoran_Stadium_Negara

揚げた白身魚のニョニャソースがけ。これが絶品!
ニョニャソースは黄色くて甘酸っぱくほどよくスパイスも効いたような味付けでした。辛さはほとんどなし。強いて言えば酢豚などの甘酢あんにちょっと似ているかも。ただし片栗粉のトロミはあまり感じず、野菜類をペースト状にした感じ。どうやって作るのでしょう?また食べたいです。

Restoran_Stadium_Negara

チャーハン。
蟹入りかな?


あと、最後の方、食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいましたが、フカヒレ入り卵焼きレタス添え、デザートにはマンゴーもありました。
おなかぱんぱん。
どのお料理も残った分を家に持って帰りたい美味しさでした(特にニョニャソースをかけた魚)。

ニョニャソースで検索すると、レトルトの市販品がヒットしました。
この商品の原材料は、ココナッツミルク、水、玉ねぎ、ライムジュース、唐辛子、にんにく、砂糖、パーム油、ガランガ根、 化工タピオカデンプン、食塩、ターメリック、カフィアライムの葉
だそうです。
似たのが作れるかな?

ポークフリーではあるもののイスラム系ではないので、ビールも楽しめて、屋外席はそよ風も心地よく、とってもいいお店でした。
また行きたいなあ。

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マレーシア2018:インド菓子

2018-03-07 | +海外

クアラルンプールで、リトルインディアに行ってみました。
適当にぶらぶらしていたところ(迷ってたともいう)、たまたまインド菓子のお店を発見!

クアラルンプールのインド菓子

それがこちら。
Adyar Ananda Bhavanというお店です。
ベジタリアンレストランで、ショーケースでインド菓子も沢山売っているのです。

クアラルンプールのインド菓子

めくるめくインド菓子の世界にすっかり舞い上がって、大変に迷いつつもいくつか購入。

クアラルンプールのインド菓子

こちらは2回目に行ったとき。
(旅行中には当然食べきれず、持って帰りました)

食べてみても、インド菓子の謎は深まるばかり。
かじってみても、素材、製法、分類など全然わからないのです。


全体に、風味が弱めだからかなあ。ナッツ系のお菓子のはずが、ナッツの味があまりしなかったり、ミルクの味も薄かったり。
製法なのか、鮮度管理の問題かなあ。
以前Onoさんからインド土産に頂いたお菓子や、東京のインド大使館桜バザーで買ったものの方が美味しかったような気がちょっとします。
でも、もう一度クアラルンプールに行く機会があったら、また行くと思います。
訳が分からないものほど、食べてみたくなりますよね(え、違う?)。

お菓子のショーウィンドウを見て、何が何だかさっぱり分からない、というのは大変にもどかしいものです。
「どれも激甘でカロリー過多」と片付けることもできますが、体を張ってでも、自分好みのものをみつけたい・・・。

ショーウィンドウの写真を見直して、復習してみることにします。
Wikipediaに、List of Indian sweets and desserts という項目もあったので参考にしつつ。
インド菓子に詳しい方がいらっしゃったら、ぜひ訂正などお願いします。

クアラルンプールのインド菓子


上段両端はkathily(barfiとも)。kathilyは「切片」という意味で形状からくる名前。barfiはミルクなどを使った白いお菓子という意味。右のkajuはカシューナッツ、左のbadamはアーモンド。ほろっとした食感です。

上段中央と下段3つは、菱形のkathilyとは違ってマジパンを思わせるようなねっとりしたお菓子だと思います。上段のkaju roll cakeを買ってみましたが、思ったより風味が弱い・・。

クアラルンプールのインド菓子

2
右側はbadam halwa。アーモンドとミルク、サフランを煮詰めたものでしょうか。

黄色いひし形は、kathilyのサフラン色付けバージョン。

   

クアラルンプールのインド菓子

3
上段の緑色のものは名前不明。花のつぼみを模したものかな。マジパンぽいねっとり感があり、ローズウォーターか何かの香りがして好みでした。
その真下の茶色い丸いものは何だろう。

クアラルンプールのインド菓子


茶色い丸いものの左はaab kesar dri fruit chikkiとあります。
chikkiは、ナッツやゴマなどを飴で固めたカリカリした糖菓のようだけれど、冷蔵ショーケースに入れてあるということはもう少し柔らかい系統のものかもしれない。

   

クアラルンプールのインド菓子


右がカシューナッツハルワ。サフランの黄色かな。ぷりん、とういろうみたいに見えるので、小麦粉とシロップを練って、そこにナッツを混ぜ込んであるのかなあ。
左のミルクハルワmilk halwaは牛乳と何かを煮詰めたもの?
(ハルワは、インドではむっちりもしくはとろん、とした系統のもののようです。中近東だとショリショリしたお菓子になります)

クアラルンプールのインド菓子


茶色いのがミルクケーキ。ミルクハルワを更に煮詰めるとこうなるのだろうか。
白くて丸いのがmalai peda。malaiというのは牛乳を煮詰めて作ったクロテッドクリーム状のもの。お店によっては簡略化して粉乳を使っているかも。
同じpedaという名前で、別の店では小さく扁平なお団子状のものも見かけました。丸く型抜きする方が簡略化かな。

クアラルンプールのインド菓子


左の黄色くて丸いのはkesarサフラン入りのpeda。
右のパイみたいなのは名前がうまく写ってません。小麦粉生地で何かを包んで揚げそのあとシロップに浸したのではないかな。

   

クアラルンプールのインド菓子


右のkalakandは、ミルクとパニール(カッテージチーズ)のお菓子。
中央キャロットハルワは、自分でも時々作ります。人参とその倍量のミルクを煮詰めて作ります。ニンジンはかなり粗くおろすもののようです。
左はspl mysore pak。マイソールパックとは南インドで人気のお菓子で、ギー、ひよこ豆の粉、高濃度のシロップを使って作った、ファッジのような食感のお菓子。(ショリっとしている)splは、spetialスペシャルなのかしら。

クアラルンプールのインド菓子


右のオレンジ色でまん丸なのがmothi laddu。調べてみると、moti choor ladooとも。一番上から2番目の写真に少し大きく写っていますが、ヤマモモのようなつぶつぶ感があります。何かと不思議でしたが、レシピによると、水で溶いた食用色素とひよこ豆の粉を、穴あきお玉で雫状にしながら揚げ、その揚げ玉をシロップで固めたものでした(より大きな揚げ玉だとboondi ladooになる)。食べてみたら結構甘さは控えめで、そのせいかちょっとカビが・・。でも結構好みかも。
下段のチョコレートバルフィは、ココア入りの層と白い層が2層になっているもの。次は買わなくていいかな・・。

aaa

クアラルンプールのインド菓子

10
右の丸い揚げパンはbadusha。具などはないプレーンな小麦粉生地のドーナツをシロップに浸したようなものでした。

クアラルンプールのインド菓子

11
angoor jamoonは、ぶどうangoorサイズの小粒のグラブジャムーン。

白くて丸いのはrava laddu。セモリナ粉のことを南インドではrava、北ではsoojiというようです。レシピを見ると、ここで買ったのよりもおいしそう。

クアラルンプールのインド菓子

12
jangiriは、ウラド豆の粉(black gram flour)を揚げてシロップに漬けたもの。おそらく着色してあります。とても甘そうで見た目もけばけばしくて買いませんでしたが、次はチャレンジしてみるべきかな。

aaa

クアラルンプールのインド菓子

13
surya kalaは、小麦粉生地で濃縮ミルクとナッツの粉を混ぜた餡を包んで揚げ、シロップに漬けたもの。
その左ボンベイハルワbombay halwaは、コーンスターチでつくったわらび餅的なもの。これは作れるし買わなくてもいいな。わらび餅にもカシューナッツやカルダモンパウダーを入れてしまえばいいのだわ。
maa ladduは、炒ったひき割りひよこ豆を粉にして、ギーや砂糖等を混ぜて丸めたもの。似たものに生ひよこ豆の粉を炒って同様に丸めるbesan ladduというのがあるのだけれど、どう違うのかは不明。

クアラルンプールのインド菓子

14
kala jamoonとgulub jamoon。違いは、カラ(黒)ジャムーンの方が色が濃いところのようです。

  

クアラルンプールのインド菓子

15
cham cham、spl bengali、rasa berryは、どれもカッテージチーズを濃いシロップで茹でたもの(スポンジ状になる)がベースではないかと思います。cham chamは何か挟んであるみたい。bengaliは買ってみましたが、バタークリーム(もしくはショートニング系か?)で飾ってあるのかな。

クアラルンプールのインド菓子

16
spl bengaliはものすごく甘くて、次は買わなくていいかな、と思いました。

クアラルンプールのインド菓子

17
champakaliは、cham chamの色違いかなあ。champakaliで検索すると全然違う揚げ菓子が出てくるのです。
malai sandwichは、パンにクロテッドクリーム的なものを挟んであるのかな?
下段のカップ入りは、もう何が何やらって感じですが、右からrasmalaiは白いチーズスポンジをクリームに入れたもの、badam milkは粉砕したアーモンドを牛乳で煮たアーモンドミルク、basundiはミルクとコンデンスミルクを煮詰めてナッツを入れたもの、rasgullaはチーズスポンジのシロップ漬け。


リトルインディアの近くに、LULU Hypermarketという大きなスーパーマーケットがあります。
ここにも各国の食材がてんこもり。

クアラルンプールのインド菓子

18
インド菓子もありました。
菱形のバルフィ、ころんと丸い団子状のpeda。
黄色い方はサフランを使っているせいか、お値段だいぶ高め。
白いバルフィと黄色いペダを買ってみましたが、甘さ以外の風味が弱く、期待したほどではなかった・・・。

クアラルンプールのインド菓子

19
もう一軒、リトルインディアの南側にインド料理とお菓子のお店が(Jai hindかも)。
割とむさくるしいたたずまいのお店で、お菓子の見た目(切り方)もラフな感じ。でもひっきりなしにお客さんが来ていました。写真は外からの1枚だけ。
いくつか買ってみたけれど、他よりすごく上、というほどではなかったかな・・。


クアラルンプールは大きな町ですし、ほかにもインド菓子のお店があるようです。
次の機会があれば、ほかのお店も行ってみたいものです。

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ドリアンチップ

2018-03-06 | +お菓子・おやつ

とってもおいしいドリアン加工品を頂いたので紹介します。
(miyakoさん、ありがとうございます!)

durian_chips

それがこちらのドリアンチップ。
Monthong Durian Cips
と書いてあります。


フレッシュのドリアンは、インドネシアで一度食べたことがあります。
味は、クリーミーで美味しかったけれど、食べた直後になぜか頭痛が・・・。
(血圧が上がったせいでしょうか)
そのせいか、またぜひ食べたいというほどでもありませんでした。
ドリアンよりマンゴスチンの方が好きかな~。

ドリアン加工品はなおさら。
ドリアンのおいしさはさほどないけれど(私に感じ取れないだけかもしれませんが)、ドリアンの異臭はしっかりある、というものが多い気がします。
(ドリアンキャラメル、ドリアンクッキー、ドリアンチョコなどいくつかつまんだことがありますが、マンゴスチン系だったらよかったのになーといつも思います)

ところがこのドリアンチップ、ドリアンのにおいが全然ないのです!
そして味は、パリパリのおいしいチップ。
ドリアン味がするかどうかは私にはよくわかりませんが、ポテトチップやバナナチップ、ココナツチップが好きな人はきっと気に入ると思います。

芋系統の粉っぽさはなく、マカダミアナッツのようなリッチなナッツっぽさがあります。バターのような風味も。
味付けはほのかな塩味で、酸味はなし。
一度つまみ始めるとやめられなくなってしまうおいしさです。

ドリアン好きで何度も食べたことがあるダンナサマも、「生のドリアンとは違うけれど美味しいよね」と。

インパクトは特に狙わず、おいしいお土産を買いたい、という人には断然おすすめ。
タイ食材店が近くにあるので、同じものがおいていないか探しに行こうかと思うくらいです。

Miyakoさん、珍しくおいしいもの、ありがとうございました!

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フキノトウ2018

2018-03-05 | +きのこ以外

2/26、ふきのとう摘みに行ってみました。

フキノトウ

ここ数年のMyフキノトウスポットは、廃団地になってしまったため、こんな荒地に・・・。
セイタカアワダチソウがびっしり生えています。

でも、一応探してみよう。

フキノトウ

あった!
いつもより日当たりは悪いですが、それでも結構出てきていました。
全体的に日当たりが悪くなったので、発生の時期がむしろそろって、いつもより沢山採れたほど。

フキノトウ

ヤブをかきわけて摘んでいたので、上着がセイタカアワダチソウの綿毛だらけ。いなばの白兎、もしくは牡蠣フライになったような・・。

フキノトウ

コンビニ袋がぎっしり一杯になるくらい沢山とれました。

成長度合いが比較的そろっていて、みなぱかっと葉が開いた状態です(このくらいが天ぷらで美味しい気がして好みです)。

フキノトウ

まずは天ぷら。どっさり揚げました。(写真は翌日、ちょっと残ったもの)
ビニール袋にフキノトウと上新粉を入れてぽんぽんにふくらまし、よく振って粉をまぶします。そのあと衣をつけて揚げています。
ぱかっと開いた形状のフキノトウだと、葉っぱのところがサクサクに揚がっていくらでも食べられてしまいます。

フキノトウ

残りは、翌日だしびたしにして冷凍しました。
2014年にも作っていました)
なるべく収穫直後の新鮮なうちに茹でて水に晒し、水をぎゅっと絞って、濃いめのうどんだし的なものに浸したものです。

使う際は解凍し、苦味に応じて出汁ごと、もしくは出汁をぎゅっと絞ってから使います。
パスタにも使えて、蕗味噌よりも応用範囲が広くて気に入っています。



●ふきのとうだしびたし使い方
・ひたし豆  青大豆とフキの苦味がすごく合います。(ふきのとうではなく蕗の茎入りのひたし豆もおすすめです)
・刻んでからおこわやごはんに混ぜ込む  銀杏おこわに混ぜ込み、塩分として紫蘇の実も散らしました。
・出汁を絞ってから刻み、ニンニク・オイルと炒め、パスタに    ふきのとうとニンニクやオイルって意外とよく合います。
・うどんにトッピング
・絞って刻み、お味噌汁に

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チョコがけ2018

2018-03-02 | +チョコがけ

2月頃恒例のピールのチョコがけ、2年ぶりに作りました。
確か昨年のこの時期は、鳥取リフォームがたけなわ。なのでお正月に実家でやった以外は、作らなかったような記憶があります。
そうだ、箱用のプリンターが壊れたのもあって、やめたのだったわ、確か。

別に作らなくてもいいのだけれど、ピールの在庫をなるべく減らしたいし、このお正月にやるかな?とチョコレートも買ってしまったし、あと、あんまり長いことやらないでいると手順を忘れてしまうし・・・。

「どこかの工程が大変だったんだよなあ。」とおぼろげな記憶があるけれど、まあいいや、(ブログを読み返したりはせず)適当にやろう。

今回は大き目の包み方をいくつか試してみました。

ピールチョコがけ

まずはピール干し。
輪切りタイプのピール(写真はマイヤーレモン)は、まだシロップがだいぶゆるい状態で瓶詰してしまっています。
煮詰めると焦がしそうなので、いちど煮立たせたくらいで、シロップごとオーブンペーパーの上にあけてしまいました。
紙の上で蒸発することで煮詰まったような状態になりました。
紙に残ったシロップは、勿体ないのでこそげて(ここが結構大変)ヨーグルトに混ぜて食べました。

ピールチョコがけ

柑橘の皮は、干したあとに、ゼスターグレーターで表面のツルツル部分をこそげました。こうするとカチッと固い部分がなくなっていいように思っています。
(この部分もヨーグルトに混ぜて食べちゃいました)

干しあがったピールと、あとチョコレートを刻むのは、旅行前にやってしまいました。これがとってもよかった。ここまで済んでいれば、あとは楽しいチョコがけだけ。

ピールチョコがけ

さて、テンパリング。
以前は、電子レンジで32度をキープしつつ溶かすだけでテンパリングが出来ていたのです。でも、今年はなんかうまくいきません・・・。
2年ぶりだから・・・?
見切りでチョコがけしてしまった上の方は、ひどいブルームに!
きゃおーん。

ピールチョコがけ

一昨年と今年の違いは? チョコレートの種類は同じだし・・・(オペラ社のカルパノ)。
あ、電子レンジを買い替えたかも。
前は、ごく古い、回るタイプの電子レンジでしたが、壊れてしまったので回らないタイプになったのです。
どちらも600Wに設定してはあるけれど、何かが微妙に異なっているのかも。
あきらめて、一度温度をあげて、普通にテンパリングすることにします。それが下段。よかった、成功して。

この後も普通方式でやるようにしました。45度まで電子レンジで温度をあげ、そのあと放置。この間に作業場所の準備などをしておくと、そんなに苦にならないかな、と思いました。

ピールチョコがけ

薄くて固くて楊枝が刺しにくいレモンのピール以外は、基本的につまようじ方式にしてみました。あらかじめ楊枝を刺す手間がかかりますが、チョコ掛けはフォークにのせてやるよりも、断然早いです。(チョコ冷まし中に楊枝刺しをやるといいみたい)
端部を手で持ってもいいけれど、乾燥防止のため、なるべく全部コーティングしたいです。

ピールチョコがけ

獅子柚子は、皮が分厚いので、どでん、と大きなピールになっていましたが(写真左から2つめや4つめ)、ある程度ほっそりしていた方がつまみやすそうです。
という訳で、スライスした後、厚み方向に2つにカットしてみました。ちょうどいい細さじゃないかな?(でっかいピールの方が好み、という人もいたかしら?)
皮側とワタ側、多少固さも違うかもしれませんが食べてみてのお楽しみ。

ピールチョコがけ

こちらは晩白柚。なぜか獅子柚子より柔らかいピールでした。
皮側とワタ側に分けて切ってしまうと、ワタ側が柔らかすぎて扱いづらいです。なのでこんな感じに四角くカットして、皮側を楊枝で刺してコーティング。
サイズもほどよく食べやすく、柔らかいゼリーをチョコでコーティングした感じで、結構よかったかも?

ピールチョコがけ

作業が軌道にのってきたところで、ハプニングが。
洗ったチョコがけ用うつわを完全に乾かそうと電子レンジにかけたら、ばっきん。
そうよねー、耐熱グラスじゃないしねー。うるる。

ピールチョコがけ

呆然として100円ショップに行ってみましたが、もちろん同じものはなく。似たようなサイズのものを買ってきました。今度は耐熱グラス。
ど、どんな道具でも作業できないとね!
(割と好みの道具にこだわるタイプ)

ピールチョコがけ

ピールがなくなったけれど、溶かしたチョコがまだある、というときのために、「乾きもの」も用意しておくといいです。
こちらはマレーシアで買ってきたバナナチップ。
甘くないバナナのチップで味もほとんどついていないものです。

ピールチョコがけ

こちらは市販のウエファース菓子。全部コーティングしたものと、こうやって側面と底面のみコーティングしたものを、市松に並べると綺麗でした。
(チョコの量が少ないと、側面・底面のみコートが便利)

ピールチョコがけ

さて箱詰め。
そうだ、大変なのは箱の準備でした。
フタとミを作るのは割と早いけれど、それ以外のパーツが多くて大変なのでした・・。

しかも今回、この写真のような2分割の仕切りを全部用意したあとで、チョコの種類的に3分割の方がいいということが判明。
「自分のばかー」と呪いながら3分割の仕切りを設計・作成。

ピールチョコがけ

チョコの箱詰めは、寒い部屋で、ぷくぷくに着ぶくれてやっています。

在庫の分量などをみながら適当に詰め合わせていて、3種類できました。
こちらはパリパリチョコ入り。

ピールチョコがけ

こちらは晩白柚子多め。

ピールチョコがけ

獅子柚子は、上段が細め、下段が太めを入れてみました。
そうか、これには晩白柚が入らなかったのか・・・。


箱詰めしたあとにフタをして帯をつけたら、どれがどれか分からなくなりました・・・。

ピールチョコがけ

箱づくりは、以前記事にしたのと同じ感じです。
Web素材の「林檎屋小間物店」さんにいつもお世話になっています。今年の新柄は、下のふたつ、藤とヤグルマギク。

 


今年は晩白柚のタブレット状の形が気に入りました。
今度はガナッシュでこんなのを作ってみたいです。

 

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マレーシア2018:アラブ菓子

2018-03-01 | +バクラバ・アラブ菓子(購入)


「クアラルンプールにバクラバが売っているみたいよ」というのはダンナサマからの情報。
検索してみると、こちらのブログがヒット。
中心部からやや離れた、IKEAの隣にあるショッピングモール内に売っているようです。

もちろん、朝から勇んで出かけていきました。
が。
だだっ広いショッピングモールを、足を棒にして頑張って探したのですが、見当たりません。
案内所(コンシェルジュ)に聞いて向かった店は、中近東系ではなくて、中華系のお菓子屋さんでした。

うーん、ないかも。
「ショッピングモールの店って結構回転が早いんだよね」、というダンナサマの言葉もありましたし、移転してしまったのかもしれません。
ぐすん。
気を取り直して、ちょっとおやつを食べてから、移動します。

幸い、このショッピングモール直結の地下鉄駅があることが分かりました(来るときはプドゥ市場を見たかったこともあり、別の駅から来た)。
ダンナサマから一見の価値があるよ、と言われていたイスラム美術館に向かったのですが、この駅が最寄りかな?と思っていた駅がハズレで(もう一個手前の駅だった)。丘をひとつ山越えして、ようやく美術館の裏口に。
よれよれになって美術館を見学し、「もう歩けない~」とタクシーでホテルへ。

ベッドにへたり込み、ホテルのWifiで件のブログを確認すると、2年前の情報でした。
お店の名前(Rahimdelight SDN BHD   - Fruits & Nuts)で検索しても、クアラルンプール市内にはないみたいです。やっぱり移転(撤退)してしまったのかも。

他の店は?と「KL baklava」で検索してみると、いい情報がヒットしました。
Damas Sweets」というシリア系のお菓子屋さんがあるようなのです。
場所も、今日行ってきたイケアよりだいぶ近いところ。
よし!タクシーで行っちゃえ!

アンパン・ポイントという交差点の近くでタクシーを降りました。
この近くのはずなんだけど・・・。
人に聞いてもあまり役に立つ情報はもらえず、念入りに歩き回って探して、ようやく発見!
(斜め前のレストランの店員さんは知らなかった)

クアラルンプールのバクラバ

写真中央が、Damas Sweetsです。結構地味なお店。
製造所は別のところにあるようで、ここは販売のみのようです。

クアラルンプールのバクラバ

許可を得て、ショーケースの写真を撮らせてもらいました。
この二つは甘そうで買いませんでした。

クアラルンプールのバクラバ Tamriehというもののようです。デーツとナッツの羊羹みたいな感じかな。1個買ってみればよかった。
クアラルンプールのバクラバ

右は、Baklava Roseで、四角いパイ生地の四隅を織り上げた形状。ピスタチオとカシュ―の2種類あります。
左はシガレット状のBaklava Fingers。太めと細めがあり、太めの方がナッツ感がありますが、細めもそれはそれで美味しいです。

クアラルンプールのバクラバ

このBaklava Roseは、とても軽そうに見えて、パイ生地の層と層の間にたっぷりシロップが含まれて、結構甘いです。ナッツも、ちょこっとふりかけてあるだけだし、ちょっと物足りないかなあ。

クアラルンプールのバクラバ

右がSparrows Nest。
左はKol Wshkor。

クアラルンプールのバクラバ

Sparrows Nestは、ほどよい大きさです。ピスタチオならば数粒、カシューナッツならば2粒入っています。
糸状の生地はやや太め。

クアラルンプールのバクラバ

Kol Wshkorは、このタイプのものにしてはナッツが多め。シロップも少な目でおすすめです。

クアラルンプールのバクラバ

ショーウィンドウのはじっこまできました。右側がBaklava、左がBaklava Ballorieh。奥にはデーツやピスタチオなどのあん入りクッキーMamoulや、糸状の生地でロール状にピスタチオを固めたMabromahがあります。

クアラルンプールのバクラバ

パイ状の生地でナッツを挟んだBaklava。シリアタイプらしく、ナッツが多めでうれしくなります。

クアラルンプールのバクラバ

お店の奥にはヌガーや雑貨も売っていました。

ピスタチオ系のバクラバとクッキーを、それぞれ1パックずつ買ってきました。

クアラルンプールのバクラバ

パッケージはお惣菜などに使うような普通の透明パックだったので、上に空間があります。輸送中に動かないように、ラップを買ってきてパックの下側とバクラバをぐるぐる巻いて固定しました。おおむね無事に持って帰ることができました。
この写真はマームール(餡入りクッキー)。

クアラルンプールのバクラバ

背が低い方がデーツ餡入り。
ドーム型に盛り上がって表面に粉砂糖がまぶしてあるのがピスタチオ餡入りです。

クアラルンプールのバクラバ

持ち帰ってから、手持ちの箱に詰めなおしてみました(箱はシリアのバクラバ屋さんSemiramisのもの)。綺麗~☆

左下がMabromahです。マブルーマと読むのかな。これはお店によって味がいろいろで、ものすごくシロップが濃いものもあったりします。このお店はシロップがとても少な目で、大当たりでした。
甘すぎかもと心配して少な目に買ってきたのだけれど、次はもっと沢山買うべきだわ!


・次(あるのかな?)は自前で、ちょうどいいサイズの箱的なものを持参するといいかも?
・ネットショップには、ギフト用箱みたいなのがあるようなので、今回もよく見ればそういうものがあったのかな。
・次はマブルーマを沢山買うべし。他のものも、それぞれの良さがあるので、やっぱ買うべし。
Rose は、どっちでもいいかな。

コメント (6)
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