採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

魚の皮チップ(keripik kulit ikan)

2018-03-12 | +お菓子・おやつ




魚の皮チップ

ダンナサマがインドネシアからお土産を買ってきてくれました。

魚の皮チップ

こ、これは・・・。
鱗の模様からもわかるように、魚の皮。
それをカリカリに揚げておせんべいのようにしたものです。

魚の皮チップ

keripik kulit ikan
と書いてあります。
keripik:チップス(ケリピックという音からしてカリカリって感じですね) kulit:皮 Ikan:魚
つまり魚の皮チップス。
一度干した魚の皮を、揚げてサクサクにしてあります。


生臭いかも?となかなか開封する気になれませんでしたが、カラリと揚げてあるので、魚臭さは全然なし。
サクサクで、ほどよい薄い塩味で、美味しいチップスです。
やや湿気易いですが、湿気たらオーブントースターの低温で数分焼くともとに戻ります。

カリカリのおせんべい系のものですが、たんぱく質由来ですよね。
おせんべいやポテトチップスだけだと糖質ばっかりになってしまうけれど、魚の皮チップを加えれば、たんぱく質もとれて、いいかも!
(まあこの手のカリカリだけで食事を済ませるのは無理があるかもしれませんが)


とてもおいしい、いいスナックだと思うのですが、魚をよく食べるはずの日本にないのが不思議です。
日本にある、魚関係でカリカリのもの・・・ 小魚の煮干し?
小型のカレイをカチカチに干したものも見たことがありますが、ごく珍しい食材ですし、スナック用途ではないかも。

なんでだろう。

・油で揚げてカリカリにする、という文化があまりない(インドネシアは暑さで食品保存が難しいからか、いろいろと揚げてチップにする習慣があるようです。たとえばこのレシピページなど)
・気温はともかく湿度が高くてせっかくカリカリにしたとしても湿気やすい
・日本人は食感としてしっとりしたものが好き
・日本の場合魚を調理する際は、大抵皮ごと調理するので、皮だけ剥がすということはあまりない
 (インドネシアでは、この皮チップの本体側はどう使っているのでしょう?)
・チップス向きの分厚い皮をもつような大きい魚がふんだんにはとれなかった
 (インドネシアでは、川や湖で大きな魚がとれそうだと想像しています)




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