採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ウィーン2017:買ったもの~バター

2017-05-10 | +乳製品・肉・魚・卵

ウィーンでは、スーツケース2個とボストンバッグ1個にぎっちり詰めて、持てる限りの買い物をしてきました。

日常の反動かも。
ここ1,2年は、
(1)冷蔵庫・冷凍庫にあるものから使う
(2)できるだけ短いスパンで冷蔵庫の中味を循環させる
というのを目標に、買い物をものすごくセーブしています(本人比)。
(3)翌日用のメインのおかずは買わない
とも心がけてます。
スーパーを巡ってカゴにものを入れていき、最後にカゴの中味をじっと見直して、2アイテムくらいは戻すことがしばしば。
今日作ったものは絶対少しは余るし、あれだけ冷蔵庫と冷凍庫にいろいろ入っているのだから食べるものがないはずがない。それに、冷蔵庫の中には、(買い物のときには忘れていた)「あっ、これあったんだ!」というものが絶対あります(ホントにいざとなったら、おとっときの缶詰もあるし)。
そんなしみったれた買い方なので、たまに合計が2千円を超えると、「ああっ、やられた」という気分になったりも。
自宅にある材料、という制約で頭をウンウンひねって、気分&体力にピッタリくるメニューを考え出せると、難問が解けたかのように、ヤッタ!といいう気分になります。

ケチケチ暮らしに慣れたつもりでいましたが、
「持てる範囲でならなんでも買っていいよ☆」(←自分で自分に許可を出した)
となると、脳内お花畑状態。
たらりらら~ん☆

すっごい楽しい。

「アナタ、普段はそんなに不幸せだったの?」と自分に問いただしたくなるくらい。
我慢してつらいとも思っていませんでしたが、やっぱ欲求不満だったのかなあ。
例えばたまに東京のデパートに行ったりしたら、「お買い物解禁」、としてもいいかもなあ・・。

====

今回のウィーンでは、無塩バターを何種類か買ってきました。
過去にはナッツやドライフルーツを買い込んだときもありましたが、それらは日本でも買えないことはないです。どうせならば日本にはないものにしよう、というのが今回の方針。
(バター自体は勿論日本にもありますが・・)

持ち帰りの計画もばっちり。
スーツケースの半分にピッタリ収まる発泡スチロールの箱を持参しました。
(毎日手洗い洗濯することにして、服は極限まで減らした。)
現地で、美味しいジュースを買ってホテルで冷凍してもらい、これを保冷剤に。箱にはぎっしりバターやチーズを詰めて帰りました。 

ウィーンで買ったバター

今回買ったのはこの4種類。左から
・水牛のバター(イタリア産)
・チーズ専門店で買った農家産?の高いバター
・Bergbauern Butter(エーデルワイスマーク) スーパーで購入
・Alpenbutter (ja!ブランド。各種食品についてます)スーパーで購入

(スーパーのバターコーナーの広さといったら!日本では在庫切れのところもあったりしますが、冷蔵ケースの80cmくらいの幅に何種類も、どっさり!) 

ウィーンで買ったバター

左から中味の写真を。
水牛バターは、明らかに色が白いです。

農家産は、二番目に色が濃いめ。

ウィーンで買ったバター

エーデルワイス印は、一番色が濃いめ。


ja!ブランドは、牛乳バターの中では一番色が薄め。

ウィーンで買ったバター

上の写真の順に並べてみました。
一番左、水牛バターの白さは明瞭ですね。 



味ですが、結構違うものです。

水牛は、ダンナサマ曰く「水牛の味がする」とのこと。
私には水牛乳の味はよく分かりませんが、牛乳とは違う、あっさりした感じ・・かな。

期待の農家産は、なんというか、牛小屋の匂いがするような・・。
味はいいのですが、牛の匂いがむしろ目立ちます。
(これだけは、ジュースと一緒にホテルで冷凍してもらって持って帰ってきたのだけれど、冷凍庫の匂い移りではないと思う)
以前買ったチーズで、やっぱり牛小屋の匂いがするものがありました。
しばらく経ったら匂いが落ち着いたので、このバターもそうかな?と経過観察中。
味は、(匂いの印象もあるかもしれないけど)ミルクが濃いのかな、と思うような力強い味で、でも脂っぽくはなくて、美味しいです。

エーデルワイス印は、あら?あま~い☆
酸味と塩味のあるライ麦パンにのせると、バターの甘さがぐっと際だつ感じです。
パンとバターだけで、延々と食べ続けてしまえそう。

ja!ブランドは、軽やかで美味しいバターですが、エーデルワイス印の印象深さに比べると、普通かな?でも軽いので、やっぱり沢山食べてしまいそう。


そうだ、と思いついて、同時に日本の無塩バター(雪印)も食べてみました。
日本のバターは、なるほど食べ慣れた味。
貴重なバターですもの、おいしくない訳はないけれど、後味にちょっと脂っぽさを感じます。
この後にオーストリアのバターを再度食べてみると、とっても軽くて、脂っぽさが後をひかない気がしました。これを泡だててお菓子のクリーム(バタークリーム)を作ろう、という気持が分かります。
(日本のバターしか知らなかったので、なんでそんな脂ぎついことを?と思っていました)



お料理なんてせずに、毎日毎晩、パンとバターとチーズ、にしたいです。
でもそうもいかないので、冷凍して、長く楽しもうかと思っています。 

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