2月頃恒例のピールのチョコがけ、2年ぶりに作りました。
確か昨年のこの時期は、鳥取リフォームがたけなわ。なのでお正月に実家でやった以外は、作らなかったような記憶があります。
そうだ、箱用のプリンターが壊れたのもあって、やめたのだったわ、確か。
別に作らなくてもいいのだけれど、ピールの在庫をなるべく減らしたいし、このお正月にやるかな?とチョコレートも買ってしまったし、あと、あんまり長いことやらないでいると手順を忘れてしまうし・・・。
「どこかの工程が大変だったんだよなあ。」とおぼろげな記憶があるけれど、まあいいや、(ブログを読み返したりはせず)適当にやろう。
今回は大き目の包み方をいくつか試してみました。
|
まずはピール干し。 輪切りタイプのピール(写真はマイヤーレモン)は、まだシロップがだいぶゆるい状態で瓶詰してしまっています。 煮詰めると焦がしそうなので、いちど煮立たせたくらいで、シロップごとオーブンペーパーの上にあけてしまいました。 紙の上で蒸発することで煮詰まったような状態になりました。 紙に残ったシロップは、勿体ないのでこそげて(ここが結構大変)ヨーグルトに混ぜて食べました。
|
|
柑橘の皮は、干したあとに、ゼスターグレーターで表面のツルツル部分をこそげました。こうするとカチッと固い部分がなくなっていいように思っています。 (この部分もヨーグルトに混ぜて食べちゃいました)
干しあがったピールと、あとチョコレートを刻むのは、旅行前にやってしまいました。これがとってもよかった。ここまで済んでいれば、あとは楽しいチョコがけだけ。
|
|
さて、テンパリング。 以前は、電子レンジで32度をキープしつつ溶かすだけでテンパリングが出来ていたのです。でも、今年はなんかうまくいきません・・・。 2年ぶりだから・・・? 見切りでチョコがけしてしまった上の方は、ひどいブルームに! きゃおーん。
|
|
一昨年と今年の違いは? チョコレートの種類は同じだし・・・(オペラ社のカルパノ)。 あ、電子レンジを買い替えたかも。 前は、ごく古い、回るタイプの電子レンジでしたが、壊れてしまったので回らないタイプになったのです。 どちらも600Wに設定してはあるけれど、何かが微妙に異なっているのかも。 あきらめて、一度温度をあげて、普通にテンパリングすることにします。それが下段。よかった、成功して。
この後も普通方式でやるようにしました。45度まで電子レンジで温度をあげ、そのあと放置。この間に作業場所の準備などをしておくと、そんなに苦にならないかな、と思いました。
|
|
薄くて固くて楊枝が刺しにくいレモンのピール以外は、基本的につまようじ方式にしてみました。あらかじめ楊枝を刺す手間がかかりますが、チョコ掛けはフォークにのせてやるよりも、断然早いです。(チョコ冷まし中に楊枝刺しをやるといいみたい) 端部を手で持ってもいいけれど、乾燥防止のため、なるべく全部コーティングしたいです。
|
|
獅子柚子は、皮が分厚いので、どでん、と大きなピールになっていましたが(写真左から2つめや4つめ)、ある程度ほっそりしていた方がつまみやすそうです。 という訳で、スライスした後、厚み方向に2つにカットしてみました。ちょうどいい細さじゃないかな?(でっかいピールの方が好み、という人もいたかしら?) 皮側とワタ側、多少固さも違うかもしれませんが食べてみてのお楽しみ。
|
|
こちらは晩白柚。なぜか獅子柚子より柔らかいピールでした。 皮側とワタ側に分けて切ってしまうと、ワタ側が柔らかすぎて扱いづらいです。なのでこんな感じに四角くカットして、皮側を楊枝で刺してコーティング。 サイズもほどよく食べやすく、柔らかいゼリーをチョコでコーティングした感じで、結構よかったかも?
|
|
作業が軌道にのってきたところで、ハプニングが。 洗ったチョコがけ用うつわを完全に乾かそうと電子レンジにかけたら、ばっきん。 そうよねー、耐熱グラスじゃないしねー。うるる。
|
|
呆然として100円ショップに行ってみましたが、もちろん同じものはなく。似たようなサイズのものを買ってきました。今度は耐熱グラス。 ど、どんな道具でも作業できないとね! (割と好みの道具にこだわるタイプ)
|
|
ピールがなくなったけれど、溶かしたチョコがまだある、というときのために、「乾きもの」も用意しておくといいです。 こちらはマレーシアで買ってきたバナナチップ。 甘くないバナナのチップで味もほとんどついていないものです。
|
|
こちらは市販のウエファース菓子。全部コーティングしたものと、こうやって側面と底面のみコーティングしたものを、市松に並べると綺麗でした。 (チョコの量が少ないと、側面・底面のみコートが便利)
|
|
さて箱詰め。 そうだ、大変なのは箱の準備でした。 フタとミを作るのは割と早いけれど、それ以外のパーツが多くて大変なのでした・・。
しかも今回、この写真のような2分割の仕切りを全部用意したあとで、チョコの種類的に3分割の方がいいということが判明。 「自分のばかー」と呪いながら3分割の仕切りを設計・作成。
|
|
チョコの箱詰めは、寒い部屋で、ぷくぷくに着ぶくれてやっています。
在庫の分量などをみながら適当に詰め合わせていて、3種類できました。 こちらはパリパリチョコ入り。
|
|
こちらは晩白柚子多め。
|
|
獅子柚子は、上段が細め、下段が太めを入れてみました。 そうか、これには晩白柚が入らなかったのか・・・。
箱詰めしたあとにフタをして帯をつけたら、どれがどれか分からなくなりました・・・。
|
|
箱づくりは、以前記事にしたのと同じ感じです。 Web素材の「林檎屋小間物店」さんにいつもお世話になっています。今年の新柄は、下のふたつ、藤とヤグルマギク。
|
今年は晩白柚のタブレット状の形が気に入りました。
今度はガナッシュでこんなのを作ってみたいです。
美味しそう!!コーヒーとか濃い目の紅茶とか、ワインにも合いそうですね。
輪切りのピール、可愛い…
実はチョコレート苦手なのに、柑橘のピールにチョコかけって食べれたりするのです。柑橘の皮のほろ苦さがよいのかな?
柑橘の皮のピール、作ったことはないんですが、Fujikaさんのブログにはいろんな柑橘でピールを作ってらっしゃるので、作ってみんべーって思ってます(笑)
多分大量にできるかもだから、ビターチョコ買ってきて一部はチョコかけにしてみようかな〜
チョコかけピールにおすすめの柑橘ってありますか?教えてください!!
作りやすい柑橘は、八朔(全体が透明な感じのピールに)、伊予柑(表面のオレンジ色が鮮やかで、白いところは白いままの感じ)、甘夏(八朔に近い)あたりでしょうか。
レモン、ポンカン(辛い)、文旦(とっても苦い)あたりは難しい気がしてあまり作っていません。
文旦はいつか成功させたいと思っているのですが。
もし作ってみられたらどんな感じになったか教えて下さいね~☆
おすすめ物件は八朔といよかん、甘夏あたりですね(^o^)ありがとうございます!!
八朔は果実がパリパリしてて好きなので、シーズン中はわしわし食べてます。10キロの箱買いするか悩んでるところです…
あとばんぺいゆ?と文旦も用意してあります。
八朔あたりから作ってみますね。味見しながらつまみ食いが止まらなそうで怖いですが…(笑)
晩白柚は、表面のツルツル部分は剥いた方がいいかもしれません。
文旦のピール、成功しましたら是非作り方を教えて下さい!表皮をどうするか、苦み抜きを何回くらいするかなど、どうしていいかわからないのです。前に試したら苦すぎて・・・。