採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

台南の油揚げ麺「意麺」

2015-12-27 | +パン・麺・穀類

台南の美味しいものは大体経験したかと思っていましたが、この前(10月下旬)に行ったときに、初体験のものがありました。
 

台南意麺

じつはお土産で頂いたこちらの麺。
(Thank you、陳さん!)
油で揚げてある卵麺です。
鍋焼意麺」で検索すると写真が出てきますが、現地ではこれを、スープで軽く煮込み、汁麺にして頂きます。

そういえば、道ばたの軽食屋さんや夜市などで、店先に丸い揚げ麺が積み上げてありました。

スープの味付けは現地とは異なりますが、自分でも汁麺を作ってみました。
味付けは、醤油は薄めで、かつおだしが効いた色が薄めのスープが合うらしいです。
(沖縄のソーキそば風?)
麺を揚げてある旨みが出るので、味はあっさりで美味しいとのこと。

スープは熱くしておき、別途お湯を沸かしてさっと麺をくぐらせ(油抜きのため)、スープに麺をいれて少々煮てできあがり。

揚げてある麺を煮てしまったら、ぐずぐずになるのでは?という心配はいらなくて、ちゃんと麺の形を保っています。
麺の表面は、煮物のがんもどきが(豆腐とは異なって)じゅわっしているように、だしを含んだ感じ。
揚げた旨みとスープの旨みが味わえます。
固さは、シコシコというよりは、くにくにとした食感。
意外と美味しいです。(写真は取りわすれました。残念)

でも、折角ポリポリした食感の麺なので、食べるときもちょっとはパリパリ感を残したいです。
 

台南意麺

という訳で、あんかけ麺。
これだと、スープをすってふやけた麺と、パリパリの麺と、両方楽しめます。


でも、一番好きなのは、麺をそのままかじること。
いわゆる皿うどんの麺やチキンラーメンは、パキパキ・カリカリと固めの食感だった気がします。
こちらの意麺は、ゆで麺を揚げてあるようで、もっとソフトな食感で、サックサクです。
上質な揚げ油を使っているお店だそうで、スナック菓子代わりにそのままつまむと、やめられない美味しさ。

次回台南に行ったら、是非とも買って帰りたいです。
かさばるので、大きなスーツケースで行かなきゃ。 

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あまり季節感のない記事でしたが、今年の更新はこれにておしまい。
(フルーツケーキを作ったり、クッキーやココナツマカロンを焼いたり、お友達に頼まれてお菓子の家のパーツを焼いたりなど、年末らしい作業もしたのですが、記事にするのは来年かな・・。)
みなさま、よい年末年始をお過ごし下さい。
スーパーは開いてますが病院はお休みですので、ケガや病気にはくれぐれも気をつけて。 

コメント (10)
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