採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

TV周辺の改修(その3):オーディオ機器棚に引き出しとりつけ

2015-07-17 | +自宅 家具等製作・改良

昨年10月頃、TVを薄型に買い換えたのをきっかけに、TV周辺を模様替えしました。
TVを壁掛けにして、ダンナサマのAV機器を納めるため、戸棚をリメイクして横倒しにし、AV機器棚に。 

オーディオ機器棚

こんな感じになっていました。

棚の真ん中がぽっかり空いています。 

ここに、ビデオやDVDソフトを納めたいです。
(全部ダンナサマのコレクション。一時期熱心に録画してました)
別の部屋の引き出しに綺麗に収まってはいたのですが、ものぐさなダンナサマは、別の部屋にとりに行ったりはしないです。(勿論戻すのも無理)
「ビデオコレクション、見ないなら処分する?」
と聞いても、
「だめ~」
ですって。

それでは、ビデオデッキのそばの、使い易くまた仕舞いやすいこちらに移動させ、たまにはビデオ上映会をしてもらいましょう。
使い易い場所にあるのに見ない、ということが分かれば、(やっぱり画質が悪いから)捨てるなり、DVDに買い換えるなり、別の展開が生まれるかもしれません。
(ちなみに、DVDに買い換えてもいいよ、とは既に言ってあるのだけれど、「どうせならブルーレイがいいかな、と思って・・・でも機械も買わなきゃいけないし・・・」とラチが開かず。
ほへ。そうですか)


納めたいものの分量から考えて、作戦は次の通り。

・4段の引き出しにする。同じものを4つ作り、上3段はビデオ、下1段はDVD。
・棚の奥行きは44cm。引き出し外寸は43cmにし、中にビデオが2列並ぶようにする。レールは40cm。
・底板はビデオの重さを考え厚い板にしようかと思ったが、計算してみると高さが足りない。
 という訳で、5.5mmのベニヤ。
・箱にレールをとりつけるだけだと正面からレールが丸見え。折角なので表面に薄い飾りの板をつけようか。
・引き出しの取っ手は、奥行きの都合上厚みがないものにする。 

底板のベニヤはホームセンターでカットしてもらい、側面の板は自分でジグソーでカット。
そしてそれをネジでとめつけるだけ。
あとはレールをとりつけて、出来上がり


・・・・のはずが。 

オーディオ機器棚

この体たらく。
ベニヤの長さが長すぎたことに組み立てた後に気づきました。仕方ないので自分でカット。

念入りに計測してサイズも計算したはずなのに、最後、棚の幅からレールの厚みを引き算するときに、計算間違いをした模様。
まあ、短すぎよりはましだけど・・・。 

オーディオ機器棚

レールのとりつけ位置は、方眼紙に位置を書き込み、それを側壁に両面テープではりつけました。
(棚が黒いので、ここに書き込むことは不可能なため)
方眼紙上のマークを頼りに下穴をあけます。
5.5mmのベニヤの、0.5の部分は丸めた方がいいのか切り上げた方がいいのか分からず、うやむやにしました。 
工夫ポイントは、今後DVDが増えてビデオが減ることを考え、引き出し3段用の下穴も開けておいたこと。 

オーディオ機器棚オーディオ機器棚

引き出しを嵌める場所の左右にはガラス戸があり、取っ手を飛び出させる訳にはいきません。どういう取っ手にしようか、結構悩みました。

とある雨の日、引き出しの実物を45リットルゴミ袋に入れてホームセンターに。あれこれパーツを実際にあててみて、確かめます。

1回目のアイデアは10mm角のアルミアングルを使うというもの。ところが10mm飛び出させると指が入る隙間がなくなることが分かりました。

オーディオ機器棚オーディオ機器棚

再びホームセンターへ。
アルミフラットバー(板)を使い、5mm飛び出させることにしました。こうすると引き出す際に指が楽に入ります。 

オーディオ機器棚

切り間違いをもう一度。今度は致命的。
レール目隠し用の薄い板(アガチス工作材)をカットしたら、まさかの短すぎ(左右方向)。
350円もするのに買い直し・・。 

オーディオ機器棚

紆余曲折ありましたが、とりあえず完成。
手持ちのソフトが全部おさまりました。

同じ規格の箱を4つ作り、再下段だけ隙間を開けたのだけれど、再下段は前板をもっと高くすればよかったかもしれません。

オーディオ機器棚

一段目はこんな感じ。
奥のビデオが取り出し難いですが、そのくらいはダンナサマに工夫してもらいましょう・・。 

オーディオ機器棚

2段目以下は、まあまあ取り出しやすくなっています。

オーディオ機器棚

完成後全体図。

以前と比べて、左右に大きいスピーカーが増えています。

大きいスピーカーは、ダンナサマが若かりし頃に買ったYAMAHA NS-690III
長野県の「スピーカー修理工房 軽井沢」に修理に出し復活しました。待ちも多かったのか、かなり長く入院してました。自分で直す方もいるようです。

オーディオ機器棚

アングル材を2つ組み合わせるとガラス戸の引き手になりそうです。
(接着は両面テープ)
まだテスト段階ですが、近々完成させます。

 


■買ったもの
ネジ類いくつか
引き出し前板として、アガチスの薄板(必要量+2)(+2のうちひとつは切り間違い。もう一つは幅広めのものを試し買い) ¥2178 (354+408+354x4)
アルミアングル(ブロンズ色) 10mmx10mm 引き出し用に試しに購入したが、ガラス引き手に用途変更 
アルミフラットバー(ブロンズ色) 15mm  ¥718(180cm、引き出し3つ分)+388(90cm)
方眼紙  ¥254
三段引き引き出しレール40cm4本  ¥3520 (@880)
シナベニヤ5.5mm  ¥2344
両面テープ(しっかりくっついて剥がせるタイプ) 100円ショップにて。 ホームセンターだと何故3倍以上の値段なのだろう?


■家にあって使った材料
引き出しの4辺の板
両面テープ(普通紙タイプ) 仮止め用などに使用
ネジ類

■使った道具
ジグソー 
電動ドリル
かつおぶし削り(かんなとして使用)


■メモ
・引き出しひとつあたり、レール880円とベニヤ購入は仕方がないとしても、表面の飾り用にアガチス工作材354円、アルミフラットバー300円弱は、ちょっと奮発した。

・ベニヤは、シナベニヤ90x180cmを買ってカットしてもらったので2400円くらい。
ラワンベニヤだともっと安く済んだが、ラワンベニヤだと、作業中眺めているだけでも、なんだかザラザラして快適でないので、贅沢してしまいました。
(引き出しで、中にものを入れてしまえば見えなくなるから勿体ないのだけれど)

・ジグソーのステンレス用刃でも、薄い木材なら綺麗に切れるということが分かった。
 (木材用よりも滑らかに切れる)


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■TV周辺の改修
(1)TVを壁掛けに
(2)戸棚をリメイクしてオーディオ機器棚の製作   

コメント (2)
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