採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

北海道2015:余市

2015-07-06 | +国内

6月の26~29日、北海道に行ってきました。

まだ寒かった頃、ダンナサマが
「賞味期限切れが近いマイルがあるのだど、どう?」と旅行を提案してきたのです。
「沖縄?鳥取?北海道?」
どこでもよかったのですが、涼しそうな北海道、そして賑わいのある札幌方面に決めました。

最初は二人だけの予定でしたが、直前になって、ダンナサマの台湾のお友達Sさんが丁度来日することに。
折角だから一緒に行くことにしました。
直前の時期だと、飛行機も宿もいっぱい。
ダンナサマが手配したのですが、予約が大変だったそうです。
連休でもない普通の週末なのに? 北海道って大人気だったのですね。
(鳥取にしておけばよかったか・・・)


羽田空港にて3人で朝食。コーヒーと、持参した生ハムバゲットサンドを食べました。
自家製生ハムだと、いくらでもスライスして詰め込めるので、いいもんだ☆
(でも、中高年に、バゲット3分の1の肉たっぷりサンドイッチは多かったみたい・・)
 

余市Nikka

新千歳空港から列車で小樽へ。
この日の晩は小樽に泊まるので、コインロッカーに荷物を入れ、バスで余市へ向かいます。
余市でニッカウィスキーの蒸留所へ行こうというのがダンナサマの計画。
(20年近くぶりだそう。Sさんと私は初めて) 

この写真は余市へ向かうバスの車窓。 

余市Nikka

余市の駅前、歩いてすぐのところに蒸留所はあります。

余市は空が広いです。 

余市Nikka

蒸留所内は、自由に散策出来るようになっています。
広々して、公園のよう。 

余市Nikka

ところどころに見学ポイントが。
これは蒸留釜の焚き口。
石炭をくべる場所です。 

余市Nikka

銅製の蒸留釜。ポットスチル、というのでしたっけ。
金曜の昼頃でしたが、醸造所関係者はあまり見あたりませんでした。
 

余市Nikka

資料室。
今回、樽作りに興味を惹かれました。
(ウィスキーは作れないけれど、木工はもう少し身近なので)
ワインだと樽を使わない場合もありますが、ウィスキーには樽が不可欠。 

余市Nikka

曲面のカンナとか、すごいなあ。難しそう。 
(今はもう専用の機械があるのでしょうね。) 

余市Nikka

樽にタガを嵌め終わったら、樽材の隙間にガマの葉を詰めるのだそうです。
これが液漏れ防止パッキンの役割を果たすのだとか。
そんな原始的な手法をいまだに使っているとは! 

余市Nikka

樽の内側の焦がし加減。
色だけでなく味にも関わるとは驚き・・・。

余市Nikka

樽、カッコイイよなーと思っていたらこんなものが。
おそらく昔、木工チームが製作(試作?)した樽材の寄せ木のテーブル。
樽のカーブに従って、曲線になっています。

余市Nikka

これも素敵。
樽材のベンチ。

今は一般向けには樽関連用品は販売していないようですが、小樽の街中などあちこちで、樽を利用したプランターを見かけました。 

余市Nikka

あ、あそこに樽が。
ウィスキーが入っているのかしら?

余市Nikka

この奥にも黒くなった樽が。
一時的とはいえ、屋外に出しているということは、中味は空? 

余市Nikka

創業者夫妻のことが、NHKの連続ドラマになりましたよね。
この事務所は撮影に使われたとか。
ドラマは全然見たことがなかったのですが、ここに来るのならば見ておけばよかったかも。再放送、やっていないかしらん。

ドラマの影響で、醸造所の見学客の賑わいは昔とは大違いだそうです(ダンナサマ談)。
昔は閑散としていたのだそう。 

余市Nikka

有料試飲コーナーがありました。
シングルショットなのに、1500円とか、とっても高価なものもあります。
でも1本買うより安いし、といくつか試飲しました。

チェイサーの水(おそらく余市の水道水)がまた美味でした。 

余市Nikka

有料試飲の次は、無料試飲コーナー。
とっても賑わっていました。
中国語や韓国語も聞こえてきました。
我々も、更にもう1杯ずつ。

はー。いい気分☆ 

余市Nikka

いろいろな銘柄を作っているようです。

酔った勢いで、記念に小瓶でも、と思ったら・・・ 

余市Nikka

軒並み売り切れ!
ドラマの効果、抜群みたいです。 

広々した敷地をほぼ自由に散策できて、とってもいいところでした。
アレはダメ、コレに注意、みたいな看板も目立たなかったですし。 



余市といえば、そういえば・・・。
以前買ったことがある燻製屋さん「南保留太郎商店」の本店がこちらにあることに気づきました。

折角だから足をのばしてみます。
余市駅から片道、タクシーで1000円弱くらい。
品物は札幌(きたキッチン)やネットでも買えますが、余市に来ることはもうないような気がするし、一度行ってみるのもいいかな、と・・・。

余市南保留太郎商店

こちらが南保留太郎商店。
タクシーで、「燻製の・・」と言ったら「ああ、南保さんね」とすぐに連れて行って貰えました。

余市南保留太郎商店

とても立派なカレイの、まるごと燻製(カッチカチ)。
とても魅力的。
食べ方を聞いてみたところ、 そのまま、気合いで骨から実をむしりとって食べるのだとか。
「慣れない人には難しいでしょうね」と。
ううむ。
諦めました・・・。 

余市南保留太郎商店a

鮭の丸ごと燻製(こちらもカッチカチ)。
これは売り物だったのか、ディスプレイ用だったのか・・?
絵になるので写真を撮らせて頂きましたが、逆光で失敗。

燻製玉子やタコ足燻製、ニシン燻製、鮭トバ、ホッケみりん干し燻製など買い込みました。 

余市南保留太郎商店a

お店のすぐ隣に、系列のレストランがあります。
こちらはランチ営業のみ。
ネットで予習したところ、独創的な燻製料理だそうで、とても美味しそうでしたが、営業時間帯には3人ともおなかいっぱいで、あきらめました。
朝のお弁当、生ハムサンドイッチがちょびっと多かったのが敗因。
ちょっと残念だけど、昼に御馳走を食べたら今度は夜に食べられなくなってしまうので、丁度よかったかも・・。 



小樽に戻り、ちょっと休んでから散策&夕食。
観光客向けのチェーン店みたいな(冷凍食品を出すような)お店ばかりで、わびしい感じでした。
小樽の宿がいっぱい、という割には、繰り出している人は少ないような・・。
金曜の晩だというのに、街ががらん、としています。
みんなどこでごはん食べているのだろう。
(勤め帰り、という住民も、いないのかな・・?企業ってものが、ないのかしら・・)

洋風居酒屋と和風居酒屋をハシゴして、2件目で、旬の生ウニを食べて、ちょっと幸せな気分に。
(写真なし)



■参考情報
南保留太郎商店 HP   公式通販サイト

コメント (2)
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