6月の26~29日、北海道に行ってきました。
まだ寒かった頃、ダンナサマが
「賞味期限切れが近いマイルがあるのだど、どう?」と旅行を提案してきたのです。
「沖縄?鳥取?北海道?」
どこでもよかったのですが、涼しそうな北海道、そして賑わいのある札幌方面に決めました。
最初は二人だけの予定でしたが、直前になって、ダンナサマの台湾のお友達Sさんが丁度来日することに。
折角だから一緒に行くことにしました。
直前の時期だと、飛行機も宿もいっぱい。
ダンナサマが手配したのですが、予約が大変だったそうです。
連休でもない普通の週末なのに? 北海道って大人気だったのですね。
(鳥取にしておけばよかったか・・・)
羽田空港にて3人で朝食。コーヒーと、持参した生ハムバゲットサンドを食べました。
自家製生ハムだと、いくらでもスライスして詰め込めるので、いいもんだ☆
(でも、中高年に、バゲット3分の1の肉たっぷりサンドイッチは多かったみたい・・)
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新千歳空港から列車で小樽へ。 この日の晩は小樽に泊まるので、コインロッカーに荷物を入れ、バスで余市へ向かいます。 余市でニッカウィスキーの蒸留所へ行こうというのがダンナサマの計画。 (20年近くぶりだそう。Sさんと私は初めて)
この写真は余市へ向かうバスの車窓。
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余市の駅前、歩いてすぐのところに蒸留所はあります。
余市は空が広いです。
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蒸留所内は、自由に散策出来るようになっています。 広々して、公園のよう。
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ところどころに見学ポイントが。 これは蒸留釜の焚き口。 石炭をくべる場所です。
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銅製の蒸留釜。ポットスチル、というのでしたっけ。 金曜の昼頃でしたが、醸造所関係者はあまり見あたりませんでした。
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資料室。 今回、樽作りに興味を惹かれました。 (ウィスキーは作れないけれど、木工はもう少し身近なので) ワインだと樽を使わない場合もありますが、ウィスキーには樽が不可欠。
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曲面のカンナとか、すごいなあ。難しそう。 (今はもう専用の機械があるのでしょうね。)
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樽にタガを嵌め終わったら、樽材の隙間にガマの葉を詰めるのだそうです。 これが液漏れ防止パッキンの役割を果たすのだとか。 そんな原始的な手法をいまだに使っているとは!
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樽の内側の焦がし加減。 色だけでなく味にも関わるとは驚き・・・。
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樽、カッコイイよなーと思っていたらこんなものが。 おそらく昔、木工チームが製作(試作?)した樽材の寄せ木のテーブル。 樽のカーブに従って、曲線になっています。
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これも素敵。 樽材のベンチ。
今は一般向けには樽関連用品は販売していないようですが、小樽の街中などあちこちで、樽を利用したプランターを見かけました。
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あ、あそこに樽が。 ウィスキーが入っているのかしら?
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この奥にも黒くなった樽が。 一時的とはいえ、屋外に出しているということは、中味は空?
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創業者夫妻のことが、NHKの連続ドラマになりましたよね。 この事務所は撮影に使われたとか。 ドラマは全然見たことがなかったのですが、ここに来るのならば見ておけばよかったかも。再放送、やっていないかしらん。
ドラマの影響で、醸造所の見学客の賑わいは昔とは大違いだそうです(ダンナサマ談)。 昔は閑散としていたのだそう。
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有料試飲コーナーがありました。 シングルショットなのに、1500円とか、とっても高価なものもあります。 でも1本買うより安いし、といくつか試飲しました。
チェイサーの水(おそらく余市の水道水)がまた美味でした。
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有料試飲の次は、無料試飲コーナー。 とっても賑わっていました。 中国語や韓国語も聞こえてきました。 我々も、更にもう1杯ずつ。
はー。いい気分☆
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いろいろな銘柄を作っているようです。
酔った勢いで、記念に小瓶でも、と思ったら・・・
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軒並み売り切れ! ドラマの効果、抜群みたいです。
広々した敷地をほぼ自由に散策できて、とってもいいところでした。 アレはダメ、コレに注意、みたいな看板も目立たなかったですし。
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余市といえば、そういえば・・・。
以前買ったことがある燻製屋さん「南保留太郎商店」の本店がこちらにあることに気づきました。
折角だから足をのばしてみます。
余市駅から片道、タクシーで1000円弱くらい。
品物は札幌(きたキッチン)やネットでも買えますが、余市に来ることはもうないような気がするし、一度行ってみるのもいいかな、と・・・。
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こちらが南保留太郎商店。 タクシーで、「燻製の・・」と言ったら「ああ、南保さんね」とすぐに連れて行って貰えました。
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とても立派なカレイの、まるごと燻製(カッチカチ)。 とても魅力的。 食べ方を聞いてみたところ、 そのまま、気合いで骨から実をむしりとって食べるのだとか。 「慣れない人には難しいでしょうね」と。 ううむ。 諦めました・・・。
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鮭の丸ごと燻製(こちらもカッチカチ)。 これは売り物だったのか、ディスプレイ用だったのか・・? 絵になるので写真を撮らせて頂きましたが、逆光で失敗。
燻製玉子やタコ足燻製、ニシン燻製、鮭トバ、ホッケみりん干し燻製など買い込みました。
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お店のすぐ隣に、系列のレストランがあります。 こちらはランチ営業のみ。 ネットで予習したところ、独創的な燻製料理だそうで、とても美味しそうでしたが、営業時間帯には3人ともおなかいっぱいで、あきらめました。 朝のお弁当、生ハムサンドイッチがちょびっと多かったのが敗因。 ちょっと残念だけど、昼に御馳走を食べたら今度は夜に食べられなくなってしまうので、丁度よかったかも・・。
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小樽に戻り、ちょっと休んでから散策&夕食。
観光客向けのチェーン店みたいな(冷凍食品を出すような)お店ばかりで、わびしい感じでした。
小樽の宿がいっぱい、という割には、繰り出している人は少ないような・・。
金曜の晩だというのに、街ががらん、としています。
みんなどこでごはん食べているのだろう。
(勤め帰り、という住民も、いないのかな・・?企業ってものが、ないのかしら・・)
洋風居酒屋と和風居酒屋をハシゴして、2件目で、旬の生ウニを食べて、ちょっと幸せな気分に。
(写真なし)
■参考情報
南保留太郎商店 HP 公式通販サイト