ベトナムの子どもたちに奨学金を――FUJI教育基金

ベトナム南部・北部の中学・高校生、大学生に奨学金を贈って勉学の支援をしています。

FUJI奨学基金授与の旅:2005年10月17日(月)-3 アンザン大学、カントー大学

2006-01-06 | カントー大学
10月17日(月)(つづき)

ロンスエン
 再び、ロンスエンに向かい、アンザン大学学長のボー・トン・スアン先生のお宅を訪ねる。
 脳卒中でたおれられ、治療の甲斐あって、だいぶ回復された奥様にもお会いした。大学構内の官舎の居間の立派な仏壇の前で、お茶とザボンをご馳走になった。
 ベトナム農業学者の温和な笑顔の奥に、さまざまな業績や体験を思い巡らされたひとときであった。
 昼食は先日、スアン先生たちと食べた食堂で、おいしい、おいしいベトナム料理をいただく。暑いのにもちろん鍋ものも・・・

カントー大学
 食後は一路、カントーへ。
 夕方5時前にカントー大学着。授与式を行う教室へ農学部教授のキム先生に案内された。
 すでに奨学生たちが集まっている。
 ルーンさん、カーさんの挨拶、そして、われわれメンバーも紹介された。特に、現在、ホーチミンの大学に籍をおいている高橋和泉さんのベトナム語の挨拶は奨学生から親近感をもって歓迎された。
 現在、カントー大学へは20人分、2千万ドン(約14万円)の奨学金を贈っているが、農学部学生の実情に応じて大学側で独自に配分しているとのことだった。
 カントー大学メコン デルタ地帯の最大の総合大学であり、日本の援助なども受け、かなり大規模な教育機関となっている。
 東京農工大学とは姉妹提携関係にあり交換制度もある。留学体験のある学生も参加した。
 奨学金授与の後、われわれ訪問団もそれぞれ大学のロゴ入りの湯飲みのカップをいただいた。
 昨年も行われた学生食堂での懇親会は、事情で急遽、大学の近くのレストランに変更、なべを囲み、ベトナム奨学生、先生方とともにひとときを楽しんだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。