ベトナムの子どもたちに奨学金を――FUJI教育基金

ベトナム南部・北部の中学・高校生、大学生に奨学金を贈って勉学の支援をしています。

フリマ・ベトナム雑貨販売に行ってきました。

2012-01-07 | ベンチェ

 フリマ・ベトナム雑貨販売~ベトナム・ワークキャンプ~に行ってきました。

 JR中央線・高円寺駅から、「阿波踊り」が練り歩く商店街を南に数分行って、右に曲がった路地にあるカフェの前でやっていました。

 

 西友の向かい側で、ユーズド雑貨・衣類を売る店、B級グルメの店が並んでいます。

 カフェのなかにいるのかと思っていたら、カフェの前の露店に高階さんたちがいました。北風が吹きぬけて、寒~い! でも、若い人たちは、元気でした。

 

 並べていたのは、こんなベトナム小物です。

 

 よく見ると、FUJI教育基金のプロジェクトで支援していたベンチェ刺繍クラスの作品「憲法9条」の刺繍があります。並んでいる雑貨の多くも、ベンチェの作品でした。

 

 高階さんによると、ハノイ周辺などでも小物を探したけれど、ベンチェの作品がいちばんいいものだった、とのことです。きっと、長年、FUJI教育基金会員の宮本さんがなんどもベンチェに行って、高度なスキルが必要な作品を注文し、刺繍にアドバイスをしてきたので、技術があがったのだと思います。

 宮本さんによると、

 「ベンチェ刺繍教室ではこの5年間で32人の子が在籍し、うち10人は結婚して3人の子供が生まれました。

 2011~2012年度は、生徒20人でスタートしています。

 障害児学校建て替えに伴う繍教室の存続/教室の確保についても、現地の方々で考えてくださっています。場合によっては、建物の建設費用が必要になるかもしれません。

とのことです。


フリマ・ベトナム雑貨販売~ベトナム・ワークキャンプ~(2012年1月7日)のご紹介

2012-01-05 | ベトナム

2011年のFUJI奨学金授与の旅にハノイから参加し、旅の記録を寄せてくれた高階さんが、あさっての1月7日に、フリマ・ベトナム雑貨販売をします。


フリマ・ベトナム雑貨販売~ベトナム・ワークキャンプ~

目的:
 1. ベトナムワークキャンプの資金集め (イベント、下見、キャンプなど)

 2. ベトナムの障がい者施設・団体、ワークキャンプの紹介
 日時:2012年1月7日(土)12:00~16:00
 場所:高円寺(東京都杉並区)のカフェ (高円寺駅から徒歩6分) Petite soeur de Francois (プティットゥスール デゥ フランソワ)  http://cafe-master.com/cafes/koenji/petite_soeur_de_francois

販売物:
 ・ベトナム製の刺繍の入った小物入れ、ポーチ、ハンドバッグなど
 ・ベトナムの手作りカード
 ・その他海外の小物など


 高階さんは、ベトナムのハンセン病療養所・回復村におけるワークキャンプの実施を目的として、ハノイに滞在して活動しています。
 このワークキャンプは、ベトナム・中国・日本を中心とした若者が道路などのインフラ整備を必要とする療養所や村に泊まり込み、一つ屋根の下で寝食を共にしながら労働作業を行い、村人(ハンセン病回復者)の生活環境を整え、また、約1~3週間の共同生活・共同作業を通じて、キャンパー(参加者)は村人やその家族、地域の人々、そしてキャンパー同士と出会い、向き合い、そして交流を深めることを目的としています。
 こうした活動の母体は、フレンズ国際ワークキャンプ(Friends International Work Camp)です。
 ワークキャンプ運動は、第一次世界大戦後、戦争により荒廃した欧州でキリスト教フレンズ派の人達(クウェーカー教徒と呼ばれる)により「平和のための義勇軍」として始められ、それが第二次大戦後に、AFSC(アメリカフレンズ奉仕団)の手によって日本にもたらされました。その後、水害被災地や、海外等でのキャンプを重ね、日本の独自の組織としてFIWCという名のもとにAFSCから1950年代に分離・独立しました。
 FIWCは一般市民、学生による非政府組織(NGO)であり、いかなる政治・宗教団体とも一切関係はありません。
 詳しくは、以下のHPをご覧ください:
   http://blog.canpan.info/maripo
   http://vietnamworkcamp.com
   http://fiwc.jp/index.html