FUJI教育基金第15回総会を、2010年6月26日(土)に開催しました。
総会では、「2009-2010年度事業の総括と次年度計画」「ベンチェプロジェクト」などについて審議しました。
* 2009-2010年度奨学金 2009-2010年度は、南部と北部の対象6校の奨学生145人に、1億7,020万ドン(約851,000円)の奨学金を授与しました。
この他、中高校生に、ノートや筆記用具などの学用品を45,000,000ドン(約225,000円)寄贈しました。
また、「奨学金授与の旅」を2009年10月6日~13日に参加者数13人で実施し、南部5校の奨学生に奨学金を授与し、生徒・学生との交流を行いました。
* 2010-2011年度奨学金計画 2010-2011年度は、ベトナムの物価高の現状と当基金の預金利息の余裕状況等を勘案し、奨学金を若干増額することを決めました。
* 2010年「奨学金授与の旅」計画 今年度の「奨学金授与の旅」は北部を対象とし、2010年10月7日より14日まで予定しています。
運営委員会は、今回の「旅」の際に、奨学生の勉学・生活環境を知るためのアンケートを実施し、今後の奨学金活動の参考資料とすることを計画しています。
また、ニンビン省のある高校も訪問し、奨学金授与対象拡大の可能性の有無を調査する予定です。
今年ベトナムでは、年明けから南部解放35周年、ハノイ(旧タンロン)遷都1000年のキャンペーンが行われ、ハノイ市中心部のホアンキエム湖の辺には“祝ハノイ遷都1000年”の記念日(10月10日)まで「あと○○○日」の巨大な電光掲示板が据付けられ、祝賀ムードが日増しに高まってきています。今回の旅では、ベトナムの人々と一緒に祝賀気分に浸り、可能ならば記念式典にも参加し、その後、“海の桂林”ともいわれる世界遺産のハロン湾にある島に泊まる計画です。
* ベンチェプロジェクト 2006年から実施してきた、ベンチェ省の障害を持つ子供たちの自立教育支援事業(刺繍技術習得)「ベンチェプロジェクト」を、ここでひと区切りとして、今年度で終了することにしました。
当プロジェクトは、宮本運営委員の個人的な寄付金を核として、また大石芳野顧問のお力添えによるAVON社等からの寄付金、さらに多くの支援者からのさまざまな形での寄付金を礎として、当基金運営委員等の支援実施面での協力を得て、ベトナム戦争時の米軍の枯葉剤等の影響による障害を持つ女性たちの経済的自立支援に力を注いできました。
この4年間の支援総額は323,337,500ドン(約200万円)で、特別支援児学校を卒業した「すべて聾唖、身体障害」の女子の刺繍レベルアップクラス、および在校生の刺繍クラスの先生方の費用をまかなってきました。
その結果、多くの生徒たちが難度の高い刺繍技術を習得し、2009年の教室では21人の生徒のうち9人が刺繍を職業として、自活への1歩を踏み出すことができるようになるなど、具体的な形で、目に見える形での一定の成果を達成することができました。
* 役員改選 任期(2年)満了に伴う役員改選の結果、下記のように決まりました。
代表 ト・ブー・ルーン
運営委員:齋藤 博、ファン・マン・カー、宮本典子、宮下八重子、鈴木よ志子
会計監査:出井富美
* 総会終了後、恒例の“会員交流・懇親会”を開催しました。ビールやワインの差し入れ、手作りのサマーオレンジケーキやクッキー、朝取りの枝豆を持参の会員もおり、仲間っていいな~の思いを実感させられる、実においしくて、楽しい交流・懇親会でした。
* FUJI教育基金・奨学金授与実績(1991‐2010年度)および計画
1991-1996年度…………151名
1996-1997年度…………58(+13)名
1997-1998年度…………81名
1998-1999年度…………112名
1999-2000年度…………112(+7)名
2000-2001年度…………112(+5)名
2001-2002年度…………112名
2002-2003年度…………100名
2003-2004年度…………100名
2004-2005年度…………120名
2005-2006年度…………120名
2006-2007年度…………145名
2007-2008年度…………145名
2008-2009年度…………145名
2009-2010年度…………145名
2010-2011年度(計画)…145名
合計…………………1,905(+25)名
現在、ベトナム南部では、
CTN:カントー(CAN THO)大学
AG:アンザン(AN GIANG)大学
TKN:ツ・コア・ギア(THU KHOA NGHIA)中・高校/高校
NDC:グエン・ディン・チュウ(NGUYEN DINH CHIEU)中学校
VTS:ボー・ティ・サウ(VO THI SAU)高校
北部では、
CB:チャットビン(CHAT BINH)中学校
へ、奨学金を授与しています。
総会では、「2009-2010年度事業の総括と次年度計画」「ベンチェプロジェクト」などについて審議しました。
* 2009-2010年度奨学金 2009-2010年度は、南部と北部の対象6校の奨学生145人に、1億7,020万ドン(約851,000円)の奨学金を授与しました。
この他、中高校生に、ノートや筆記用具などの学用品を45,000,000ドン(約225,000円)寄贈しました。
また、「奨学金授与の旅」を2009年10月6日~13日に参加者数13人で実施し、南部5校の奨学生に奨学金を授与し、生徒・学生との交流を行いました。
* 2010-2011年度奨学金計画 2010-2011年度は、ベトナムの物価高の現状と当基金の預金利息の余裕状況等を勘案し、奨学金を若干増額することを決めました。
* 2010年「奨学金授与の旅」計画 今年度の「奨学金授与の旅」は北部を対象とし、2010年10月7日より14日まで予定しています。
運営委員会は、今回の「旅」の際に、奨学生の勉学・生活環境を知るためのアンケートを実施し、今後の奨学金活動の参考資料とすることを計画しています。
また、ニンビン省のある高校も訪問し、奨学金授与対象拡大の可能性の有無を調査する予定です。
今年ベトナムでは、年明けから南部解放35周年、ハノイ(旧タンロン)遷都1000年のキャンペーンが行われ、ハノイ市中心部のホアンキエム湖の辺には“祝ハノイ遷都1000年”の記念日(10月10日)まで「あと○○○日」の巨大な電光掲示板が据付けられ、祝賀ムードが日増しに高まってきています。今回の旅では、ベトナムの人々と一緒に祝賀気分に浸り、可能ならば記念式典にも参加し、その後、“海の桂林”ともいわれる世界遺産のハロン湾にある島に泊まる計画です。
* ベンチェプロジェクト 2006年から実施してきた、ベンチェ省の障害を持つ子供たちの自立教育支援事業(刺繍技術習得)「ベンチェプロジェクト」を、ここでひと区切りとして、今年度で終了することにしました。
当プロジェクトは、宮本運営委員の個人的な寄付金を核として、また大石芳野顧問のお力添えによるAVON社等からの寄付金、さらに多くの支援者からのさまざまな形での寄付金を礎として、当基金運営委員等の支援実施面での協力を得て、ベトナム戦争時の米軍の枯葉剤等の影響による障害を持つ女性たちの経済的自立支援に力を注いできました。
この4年間の支援総額は323,337,500ドン(約200万円)で、特別支援児学校を卒業した「すべて聾唖、身体障害」の女子の刺繍レベルアップクラス、および在校生の刺繍クラスの先生方の費用をまかなってきました。
その結果、多くの生徒たちが難度の高い刺繍技術を習得し、2009年の教室では21人の生徒のうち9人が刺繍を職業として、自活への1歩を踏み出すことができるようになるなど、具体的な形で、目に見える形での一定の成果を達成することができました。
* 役員改選 任期(2年)満了に伴う役員改選の結果、下記のように決まりました。
代表 ト・ブー・ルーン
運営委員:齋藤 博、ファン・マン・カー、宮本典子、宮下八重子、鈴木よ志子
会計監査:出井富美
* 総会終了後、恒例の“会員交流・懇親会”を開催しました。ビールやワインの差し入れ、手作りのサマーオレンジケーキやクッキー、朝取りの枝豆を持参の会員もおり、仲間っていいな~の思いを実感させられる、実においしくて、楽しい交流・懇親会でした。
* FUJI教育基金・奨学金授与実績(1991‐2010年度)および計画
1991-1996年度…………151名
1996-1997年度…………58(+13)名
1997-1998年度…………81名
1998-1999年度…………112名
1999-2000年度…………112(+7)名
2000-2001年度…………112(+5)名
2001-2002年度…………112名
2002-2003年度…………100名
2003-2004年度…………100名
2004-2005年度…………120名
2005-2006年度…………120名
2006-2007年度…………145名
2007-2008年度…………145名
2008-2009年度…………145名
2009-2010年度…………145名
2010-2011年度(計画)…145名
合計…………………1,905(+25)名
現在、ベトナム南部では、
CTN:カントー(CAN THO)大学
AG:アンザン(AN GIANG)大学
TKN:ツ・コア・ギア(THU KHOA NGHIA)中・高校/高校
NDC:グエン・ディン・チュウ(NGUYEN DINH CHIEU)中学校
VTS:ボー・ティ・サウ(VO THI SAU)高校
北部では、
CB:チャットビン(CHAT BINH)中学校
へ、奨学金を授与しています。