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サブカルとサッカーの話題っぽい

【サッカー】J1リーグ第04節

2014-03-23 | サッカー・アルビレックス新潟

 vs鳥栖。ホームで対戦。
 1-0で勝利。→スタッツ
 薄氷を踏むような内容だったが今期ホーム初勝利に完封のオマケつき。


守田*:7.0 押し込まれる時間が長い試合だったがビッグセーブを重ねてゴールを死守。
松原*:5.5 鳥栖が左サイドを基点にしていたこともあり守備に忙殺される。
舞行龍:6.5 人に対する強さはもちろんのことゲームを組み立てられるのが本当に大きい。
大井*:6.0 人への対応やカバーなど必要な仕事をこなしていたが組み立ても少しやりたい。
金珍洙:5.5 ボールを持ち上がるときの判断が悪くなかなかチャンスに絡めなかった。
レオ*:7.0 軽率なミスもあったが攻守に駆け回る。値千金の決勝ゴールを決めた。
成岡*:5.5 周囲との距離感がイマイチでボールホルダーへの対応で後手に回っていた。
田中亜:5.0 疲労からか精彩欠き対面の安田に完敗。今期ワーストの出来。
岡本*:6.0 個人としてのプレイは悪くないが周囲のフォローなく孤立する場面が多かった。
鈴木武:5.5 裏へのスピードを活かし相手の最終ラインを揺さぶった。
川又*:5.5 ゴールからは遠ざかっているがまずまず。達也がいないと請け負うタスクが増える。

監督*:6.5 交代枠を使わないのは選手へのメッセージか。それでも勝ち切れてよかった。

主審*:5.0 東城氏。ポジション取りがヘタで鳥栖が可哀想だった。笛はブレブレで新潟が被害。


 いやー、厳しい内容でした。

 鳥栖はとにかく安田がキレキレで、亜土夢が最初の守備をまったく成功させられないため、左サイドを好き勝手に蹂躙されてしまいましたね。立ち上がりの20分と、後半の45分は、完全に鳥栖にペースを握られていたと言ってイイと思います。
 逆に、新潟がよかったのは、前半の25分から前半終了までだったんですけど、その時間帯はチーム全体で攻守をしっかりと頑張れていました。監督が「チームのために」という言葉を使っていましたけど、あの時間帯のようなプレイをずっと続けて欲しいんだろうなと。
 今日の試合でよかった点は、新潟がリズムを作れた時間帯にしっかりと得点できたということでしょう。決めるべきときに決めれば、あとは意外となんとかなるもんです、サッカーは。

 ちなみに、個人的には今の攻撃陣で一番貢献度が高いのってヒデだと思ってます。
 堅碁とツートップを張った甲府戦こそ出来がふるいませんでしたが、昨年のはじめから考えると信じられないくらい運動量が増えていますし、攻守の切り替えも速くて集中力が途切れていません。
 SHだからというのを差し引いても、堅碁や武蔵とは比べものにならないくらいしっかりと守備をしていますし、そういうチームとしての役割を果たしながらも、自分の武器である攻撃力を活かす術を掴みつつあるように見えます。
 今日なんかも、ヒデのテンポは非常にいいのに、ジンスや成岡のフォローが遅く、また堅碁と武蔵の動き出しがカブるせいで「一度ボールを預けて、再び前に出る」という動きができなかったのは見ていて可哀想でした。
 ヒデはすごく調子がよさそうなので、周りの選手がヒデと同じくらいフォローしてくれたら、もっと得点に絡んでいけると思います。
 や、加入した当初は、ちょっとエゴ強そうな選手だと思っていたんですけど、むしろ優しすぎて周りのフォローに一生懸命になるタイプですよね、ヒデ。こういう選手好きだわー。

 しかし、こういう試合で勝ち点3を取れるのは大きいですねえ。
 今期はここまでイマイチ内容がふるいませんが、それでも勝ち点7。おそらく昨年のチームであれば、よくて3分け、悪ければ連敗して悲惨なことになっていたでしょう。
 まだまだチームとしての伸びしろは大きいと思いますし、これからも頑張っていってもらいたいものです。