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サブカルとサッカーの話題っぽい

【サッカー】J1リーグ第01節

2014-03-01 | サッカー・アルビレックス新潟

 2014年Jリーグ開幕。

 vs仙台。アウェイで対戦。
 2-1で勝利。→スタッツ
 苦しい内容ながら勝ち点3を取り、チームの成熟度を示した試合。

守田*:5.5 後半の途中まで緊張でガチガチ。失点に繋がる軽率なミスもありまだまだ。
松原*:6.5 高い攻撃センスを見せた。守備は改善の余地があるが楽しみな存在。
舞行龍:6.0 仙台が主導権を握っている時間帯にも粘り強く対応。不運な負傷交代。
大井*:6.5 プレイ面メンタル面で強烈なリーダーシップを発揮。素晴らしい。

金珍洙:6.0 要所は締めていたがまだ本来のパフォーマンスではない。
レオ*:7.0 前半は仙台のプレスに苦しむが時間経過とともに自由に動き始める。圧巻。
成岡*:6.5 チームが押し込まれている中でも気の利いたプレイで周囲を助ける。
田中亜:6.5 相手に流れがあるときに巧みな守備から主導権を取り戻した。あとは得点だけ。
岡本*:6.0 何度か決定機があっただけに一つくらいは決めたい。他の動きはよかった。
田中達:6.0 ボールを引き出す動きは相変わらず上手い。もう少しシュートを狙っていきたい。
川又*:5.5 動きにキレはあったが味方との交錯で負傷退場。重傷でなければいいが……。

鈴木武:6.0 スクランブル出場にも関わらず立派にFWとしての働きをした。細かいミスを減らそう。
大野*:6.0 こちらもスクランブル出場だが落ち着いて試合に入れた。この調子でスタメン奪取だ!
ホジェ:6.5 値千金の勝ち越し点。ドリブルやパスのタイミングを外すのが上手い。

監督*:6.5 コメントから自信が窺えたが勝ち点3を獲得してチームの成熟度を示した。

主審*:6.0 PKはラッキー。FKはアンラッキー。今年の基準がこれならすげぇ楽になる。

 開幕戦勝った━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ !!!!

 堅碁、マイケルが続いて負傷退場するという嫌な空気の中、ホージェルが勝ち越しゴールを決めて開幕戦をモノにしました。
 ただ内容は決して良くなかったです。それでも勝ち点を積み上げることができたというのが大きいと思いますが。

 今日の試合は、とにかく立ち上がりから仙台の動きがよく、前線からの早いプレスで新潟を苦しめていました。さすがに繰り返しGKまでプレスをかけたりはしていませんでしたが、新潟のキーマンのレオを封じるため、守備で囲い込むだけではなく、攻撃のときもレオのいないサイドを狙うなど、徹底して対策を立てていました。
 以前の新潟であれば、ここで慌ててしまっていたところでしたが、成岡が気の利いたポジショニングでボールを運んだり、スタメンを勝ち取ったマツケンが巧みなビルドアップを見せて、じわじわと新潟がペースを取り戻し始めます。
 ところが、ここでアクシデント。堅碁がCKの守備のとき、相手選手と競り合った大井(?)と接触して膝を痛めてしまいます。最初はピッチに戻ったものの、やはり動けないということで、早い時間帯に武蔵が投入され、新潟は前半のうちに絶対的エースを失うことになりました。
 せっかく新潟にペースが傾きかけていたところ、再び仙台が勢いを取り戻すことになってしまうんですが、ここで新潟の新10番が初仕事。相変わらずのハイレベルな守備から新潟にリズムを取り返します。あの高い位置でボールを奪ってからのミドルシュートは見事でした。
 そこから押し返し始めた新潟が、絶好調のマツケンのクロスからPKを得て、それをレオが沈めて前半リードで折り返します。

 後半は開始早々、ウィルソンと競り合ったマイケルが脳しんとうで立ち上がれず、急遽カズが交代で入ります。しかしながら、前半の武蔵もそうですが、カズも湘南で得た自信をプレイ面で発揮してくれたので、大きな破綻はありませんでした。
 その後、キャッチしたボールの処理にもたついた守田がファウルを取られ仙台に追いつかれましたが、後半は一進一退といった感じで進んでいきます。もっとも、時間経過とともに運動量が落ちてきた仙台に比べると、新潟は逆にスペースができたことでレオが攻守に渡って自由に動くことができるようになり、終盤の20分ほどは新潟ペースで試合を進めていたと思います。
 ただまあ、圧倒的に試合を制圧できていたわけではなく、仙台もチームのまとまりが非常によかったため、「今日はこのまま引き分けなら御の字かな……」という思いが頭をよぎったころ、達也と交代で投入されていたホージェルがCKのこぼれからゴラッソを決めます。
 仙台も最後までセットプレイから追いつく機会を伺っていましたが、ようやく動きがこなれてきた守田のビッグセーブもあり、新潟は追加点を許さず。そのまま2-1というスコアで、新潟は開幕戦を勝利で飾ることができました。

 今日の試合は、やはり「サブの層が厚くなったことを実践で示した」というのがもっとも大きな収穫だったでしょう。
 武蔵は昨年であればワンポイント起用じゃないと厳しい感じでしたが、少なくとも今日はポストプレイもこなすことができていましたし、あとは攻→守の切り替えが遅れないように気をつけることくらいかなと。細かいプレイの精度を上げていく必要はもちろんありますけど、かなり成長していることを証明してくれました。
 カズはビルドアップがまだまだでしたけど(もっとも、これはジンスやヒデとの絡みもあるけど)、フィジカルの強さや一対一で負けないことは示せたんじゃないでしょうか。仙台のウィルソンがとにかく屈強で、大井も苦戦していましたけど、カズは軽々と競り勝っていたあたり、身体能力の高さは折り紙付きです。
 あと、忘れてはならないのは、右SBのマツケンですね。彼は守備面ではまだまだこれからという感じでしたが、攻撃センスが非凡すぎます。ボランチやSHとパス交換しながらボールを前に運ぶのが上手く、またクロスやドリブル突破にも自信があるようなので、まるで若返ったうっちーが新潟の右サイドに君臨しているように見えました。
 こりゃあ、川口は相当頑張らないとスタメン奪えそうにないですよ。レベル高いポジション争いですね。ベンチから外れた坪内や征也も狙っているでしょうし。

 しかしまあ、サッカーのある日常が戻ってきたのは嬉しいですね。
 しかも勝利できたというのは、もう最高です。
 次のガンバは手強い相手だと思いますが、一週間コンディションを整えて頑張って欲しいです。