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サブカルとサッカーの話題っぽい

【漫画】つぐもも 9

2012-09-18 | 漫画
つぐもも(9) (アクションコミックス(コミックハイ! )) つぐもも(9) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
価格:¥ 630(税込)
発売日:2012-09-12

 夢枕エピソードという名の性別反転エピソードが終わりました!(謎テンション)

 つーか、すでに何週か前にwebで読んでいたんですが。先んじてwebで読めるのはありがたいけど、単行本を買ってる作品に関してはちと趣がなくなる気がしないでもないですね。難しいさじ加減です。
 んで、『つぐもも』も早いもので9巻ですが、内容に関しては久しぶりにスカッと終わるエピソードだったので読後感がよかったかなと。あまそぎに憑かれた本人が物を壊さないとすそ返しがあるという設定で、ここのところ毎回なんらかの邪魔が入って重い障害が残っていたので、途中までヒヤヒヤしながら読んでいました。先生(社会人)がハンデ負うのはワリとシャレにならんもんなー。
 しかし、かずやたちに敵対している勢力の存在は、こう、なんというか、モヤモヤしたものが付きまといますね。いやあ、某『ココロコネクト』におけるフウセンカズラのように、超常的な存在が人を手玉にとって弄ぶ、みたいな話って、単発で終わるならともかく、長いこと続くとイライラしちゃってダメなんです僕。こっちも引っ張られるとキツイかもなあ……。
 それはともかく、前にも出てきた「実はかずやはもの凄く自分の欲望に葛藤している」というネタが今回も出てきました。夢系のエピソードで、秘められた欲望云々というネタはお約束ですけど、二度ネタだからかアッサリ流したのは笑えるというか笑えないというか。
 正直、桐葉は男でも女でもやりすぎで、前にやってた無理矢理手コキなんかはワリと深刻な性的虐待だと思います。欲望に負けるとか負けないとか以前に、あんな環境にいたら気が狂うんじゃなかろうか。くくりネタとか、巻末のすなおネタあたりは、エロいを通り越してドギツイという表現が適切な気が
 まー、そういう自重しないところがウリの作品でもあるわけですが、やりすぎると引いてしまう読者がいるかもしれないので(僕はすでにちょっと引き気味)、これまたさじ加減には気をつけて頂きたいですねということで一つ。