goo blog サービス終了のお知らせ 

プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

NY動物警察

2006年01月11日 | 犬のこといろいろ
ASPCAのニュースレターによれば、今年最初のNY動物警察の出動は、
とても悲しいものになったということです。

ロットワイラーという種類の大型犬が、空き地で倒れているとの通報を受けて
かけつけると、生まれたばかりの仔犬達もそばにいて、すぐにASPCAにある
病院へ運んだものの、寒さのために冷たくなってしまった仔犬の体温は戻らず、
母犬も出血が多く、手当てのかいなく亡くなってしまったそうです。

もちろんNY動物警察は、飼い主を探し出し、その男性は凶悪な動物虐待と
して懲役2年、動物を放棄した罪で罰金1000ドルが課されました。

近いうちに、アニマルプラネットのTV番組で放送されることと思われます。
かわいそうな犬達を見るのはいたたまれないのですが、この様な人がいる限り
動物虐待は罪であることを知らしめるためにも、放送は続くのでしょう。

日本でも古い動物愛護法が改正され、意識も高まり、少しずつペットを飼う
社会環境が整いつつあありますが、まだまだ不幸なペットと、心無い飼い主
や業者が多いのが現状です。

ドイツのように、子供から大人まで動物愛護への理解が深く、プライドを持って
誰もが優良家庭犬を育て、犬の権利が確立した国は別として、日本のような
ペット後進国では、アメリカと同様、動物愛護法を行使する機関としての
動物警察の存在が必要なのかと思います。

せめて、動物の生態と愛護法を熟知したアニマルコントロールの設置を早急に。


馬を食べる日本人

2005年12月15日 | 犬のこといろいろ
今夏ASPCA(米国動物虐待防止協会)からの連絡で、馬肉輸出反対に関する
嘆願メールを送りました。

広い大地に恵まれたアメリカでは、馬をペットとして飼っているいる人も多く
馬を食べるということは信じられないことですが、ベルギー、フランスなどの
ヨーロッパ、そして日本向けに馬肉を輸出する業者が存在します。
そして、その業者に、国民の税金から援助金が出ているというのです。

ASPCAの最終目標は、馬のをなくすことで、まずは、そのような業者
への援助金を中止させることにしたようです。

多くの嘆願メールが集まったおかげで、議会で新しい法律が作られ、
馬肉輸出業者への援助金が、来年度からなくなることになりました!!

馬を食べる日本人は、アメリカ人からすれば、犬を食べる韓国人と同じ事。
犬鍋ポシンタンを非難してはいられないようです。


日中もマイナスなので植木につららができました。

犬を食べる韓国人

2005年12月13日 | 犬のこといろいろ
雪が降り、昼間も0℃を越えない寒い寒いプリンストン。
すっかり鍋もの&焼酎が恋しくなる季節となりました。
近所の酒屋で"いいちこ"も発見しました!! 

さて、鍋の季節にいつも思い出してしまうのが、韓国の犬鍋ポシンタン
ソウルオリンピックの際に、世界中から非難され、政府も犬鍋屋をなくす
条例を打ち出し、その数は減ったたものの、ポシンタン(補身湯)という名前
を次々と変更し、相変わらず営業しているお店がまだあるようです。

私も、ソウル滞在中に何度か誘われましたが、もちろんすべてお断り。
仕事で、ソウル郊外にあるお店を何店か見た事があるのですが、どこもお店
の裏には、柵の中にたくさんの犬たちが飼われています。

中国同様、茶色い犬を食べるらしくて、細いけれどラブくらいの大きさの犬
がうろうろ、吠えまくっているのです。
そんな泣き声を聞きながら、本当によく食べれるなって感じです。
田舎では自宅で飼っている犬も食べてしまうとか……食べるために飼う??

病後や産後の滋養強壮に効くと言われていますが、今の韓国には犬を食べ
なくても美味しくて栄養のあるものは沢山あるはず……。参鶏湯とか?

ほとんどの若い人たちは、犬鍋を食べなくなってきているので、将来的には
自然に消滅していくと思いますが、早くそういう日が来ることを祈ります。
以前、世界動物愛護協会とやらの犬鍋禁止嘆願書には署名しましたが。

また、犬を飼うのがステイタスとされる韓国の富裕族の間では、ブーム
に伴い仔犬をギフトとして贈る人が増えていて……これまた問題。

番犬として外で飼われている犬達は、昔の日本の様に、味噌汁かけご飯が
定番で、味噌汁=チゲな韓国、キムチ入りの辛いスープがかかっていたり
もするレベル……下宿にいた2匹の珍島犬(チンドケン)もそうでした。
ポシンタンの国の犬達は幸せになれるのだろうか??


まずは我が家の犬の幸せから……雪の散歩へ行ってきます!!



ペットの緊急時対策Ⅱ

2005年11月25日 | 犬のこといろいろ
ANIMAL INSIDEペット・レスキュー・ステッカーに続き、個人でも
できるペット緊急時対策として有効と思われるのが、何と言っても
ネームタグではないでしょうか?

もちろん迷子になった時にも有効で、ペットの名前と電話番号を刻んだ
タグを首輪につけておけば安心です。

アメリカでもかなりポピュラーで、ペットショップには、すぐその場で作って
くれる機械もあったり、首輪に刺繍してもらうサービスもよく見かけます。
(マックスの首輪は名前だけですが、電話番号も入れられます。)

鑑札を付けるよう、日本動物愛護協会は言ってはいますが、鑑札だけ
では、すぐにペットの名前や飼い主のことはわかりません。

マイクロチップの普及が遅れている日本で、まずは迷子、災害などの
事態に備え、また飼い主の責任として、ペットのネームタグ着用は不可欠
かと思われます。



ペットの緊急時対策Ⅰ

2005年11月24日 | 犬のこといろいろ


地震や火事が起きた時、ペットと家にいたならば一緒に避難することは
できるけれど、もしも留守中に災害が起きたら、ペットは……??

飼い主よりも早く救出に来てくれた人達に、家の中にペットがいることを
知らせることって、もしもの時……必要なのではないでしょうか?

日本にいる時は、玄関に写真付き犬注意ステッカーを貼っていましたが
さすがは、アメリカ動物虐待防止協会 

ペット・レスキュー・ステッカーなるものを作っているんです!!
しかも無料 HPから注文すると、2-3日で郵送されてくるのです。

ペットの種類と数、かかりつけの獣医と電話番号を記入して、玄関に貼る
ようになっています。

我が家では、玄関脇の電気メーターに、さらにMAXと名前も書いて、
貼っています。

ハリケーン・カトリーナでは、置き去りにされたペットの救出は深刻な問題
となりましたが、日本もいつ起きる分からない地震に備え、是非この様な
対策があってほしいと願います。




股関節形成不全とサプリメント

2005年11月20日 | 犬のこといろいろ
我が家のマックスの食事には、グルコサミン&コンドロイチン
のサプリメントをを混ぜています。
ロイヤルカナンのラブ用には、これらがすでに含まれてはいますが。

ラブラドール犬を飼っている人はご存知の股関節形成不全(CHD)
という病気の予防のためです。

ドイツで、ブリーダーは必ず(!!)この病気の検査にパスした犬のみ
を交配するという体制が整っているのですが、残念ながら、日本で
はまだまだ規制がないため、先天的にこの病気を持って生まれて
くる犬がいるようで、かわいそうでなりません。

マックスは、今のところ何も問題ないのですが、犬種的に予防策を
とった方がいいと言う、ドイツでお世話になった獣医さんすすめで
自然の食品から作られているカノサンを使っています。

もうこの在庫がないので、次は何を使おうか研究しています。

以前、お嫁さん探し&ブリーダーさんのすすめでドッグショーに
出ていたことがあり、かなりがっちりした体型だったのですが、
ダイエットと散歩時間を増やし、体重4キロほど落としました。

おかげで、ドイツからの帰国のフライト代(キロ当たりの計算!!)を
少しセーブすることができのですが。

もともとフリスビーなどさせないようにしていましたが、極端かつ
頻繁なジャンプは避けるようにもしています。

アメリカで乗っている車の荷台が高いので、乗り降りする度にジャンプ
させるのは良くないと、主人が自ら作ったのがこれです。
マックスは、あまり好きではないようですが、だいぶ慣れてきました。



マイクロチップ登録

2005年10月30日 | 犬のこといろいろ
各国の犬の登録の中で触れたマイクロチップ登録、ドイツでは必須
でしたが、日本と米国ではまだ実施されていないようですね。

私は日本にいる時には、チップのこと全く知りませんでした。
昨年11月に動物検疫法がようやく(!!)改正され、あらたにマイクロチップ
での個体識別が必要条件とされたことにより、注目されるようになった
のではないでしょうか?

ドイツでブリーダーさんから犬を買う時に、5匹の仔犬から選んだ子
の首に機械をあてて番号を読み、それが契約書に記載されました。
すでに生後4週間でチップが埋め込められていたのです。
と言うか、ブリーダーさんの義務なのだそうです。

生後8週間(これも法律)で引き取る際、顔ではもう識別できないので
すが、チップの番号を読み、簡単に判別することができました。

その後、ドイツから日本への入国、米国への出国の検疫の際、この
チップは、予防接種をした本人(?)であることの証明に役立ちました。

マイクロチップ登録の目的は、すべての犬の所在がわかること。
迷子になった時飼い主が判明する、そのためむやみに犬を捨てた
りすることがなくなり、ブリーダーに産まれた仔犬にチップを付ける
ことを義務付ければ、売れなかったからと無残に処分するような
行為も防ぐことができるのです。

日本でも早くチップが普及することを願っています。
まだまだ時間がかかるのでしょうか??



犬税と住民登録

2005年10月27日 | 犬のこといろいろ


国によって犬の登録方法は様々なようですね。

ドイツに滞在している時は、市役所の”犬課”で登録した後、
毎年”犬税”なるものを支払っていました。
うっかり忘れて期日が過ぎると、延滞税までかかるのです。

犬税は、犬の大きさや種類、また市町村ごとに金額が異なり、
ドーベルマンやボクサーと言った闘犬にカテゴリーされる犬は
金額も高く、飼い主の面接や細かな調査が課せられていました。
やはり、飼い主は自覚と責任を持ってもらわないと困りますので。
また、登録の際は、マイクロチップの番号が必須でした。

日本に帰国した時は、市役所で飼犬登録をし、登録料を支払い、
玄関に貼る”犬”ステッカーを頂きました。おかげで日本では、
毎年狂犬病注射のお知らせが届きます。

そして、アメリカでは、私の住む町では”犬免許”なるものが
必要で、市役所で各種予防注射の証明書を添えて申請しました。

去勢している犬は、申請料が8ドルと2ドルお安いので、手術証明書
も提出し、1週間後にライセンスとタグが送られてきました。

町のドッグランへ行く時は、このタグを首輪につけていないと
入れません。(料金はもちろん無料!!)

米国では、人間の方は、すべてソーシャルセキュリティー番号
で管理されているので、家を借りている我が家の場合は、住民登録
の必要がなく、犬だけ登録しているのが何だか不思議です。

*写真:Mercer County Parkのドッグランにて