「フォーム」は、落とし処が、難しい設定やけどな・・・「漁師の歌」は、ストーリー性はあったけど、気まずい雰囲気になると、内村氏が歌い出すという手法は、ありがちかな。「ありませんか?」は、"おにぎり"のくだりは、読めたな(汗)「裏メニュー」は、これは評価し辛いし、批評泣かせなネタやなぁ!「いるんだろ?」は、境界線の無さ・曖昧さの笑いやな(少笑)後半パターン化してたんと、全体的な流れがどうしたろうかしゃんのネタと被って見えた(大汗)「ねぎらいの言葉」は、最初から大きいボケやったから、オチが弱いのは、しゃあないか・・・「やかましい三姉妹」は、ツッコミ・ノリツッコミの応酬や例えの面白さやけど、若干古臭い!「滝行」は、ビッグモーターの件は無関係やろうけど、不正暴きというのはベタな設定やけど、ネタ的にはタイムリーな話。
それと桑原和男(吉本新喜劇)師匠が、亡くなりました!レギュラー放送の10年以上新喜劇や生の劇を観てない(去年やったかな?テレビで巨人ファンと阪神ファンの人間模様を描いた設定の劇は、気になる所だけ若干観たけど、全部を観た訳やないんで大きい事は絶対言えんけど、相変わらず意外性が少ないなと思った・・・)んで、まだ現役で舞台に立ってるもんやと思ってましたが、体調を崩されてたんですな・・・それでも2019年までは、小籔のイベントにも顔を出してたようです。元々は、漫才志望でいとこい先生の弟子というのは、ほんまに初耳やったな!!ただ言われてみると、確かに吉本の色とは若干一線を画してた気は、してたな。初舞台は原こち郎(原あち郎こち郎)で漫才コンビとしてデビュー。漫才脚本家・秋田實先生が立ち上げた劇団「宝塚新芸座」に所属した後、漫才活動を経て、吉本ヴァラエティ(吉本新喜劇)に入団する。一時期、新喜劇の名座長として知られる平参平「平参平・源五郎(みなもと ごろう)」名義でコンビを組んだり、他の名義でコンビを組んだりして地方興行に出演していた事もあった。のちに座長に昇格した後、後進育成の為に敢えて座長を退き、主に脇役として新喜劇の黄金時代を支えた。新喜劇存亡の危機を迎えた時期もあったが、ずっと在籍し続け若手の育成に尽力した。年を経ると、母親役やおばあさん役といったいわゆる女形を務めるようになった。たまに男役で出る時も、これはこれで新鮮で面白かったですね。2005年ぐらいまでは、衛星放送で長野でも観れたんで、時々観てましたが。ヤフー・みんなの意見のアンケートにも答えて1位に輝いてる持ちネタやったけど、やはり僕も「ごめんください、どなたですか?〇〇〇〇の桑原和子と申します、本日は〇〇の件でこちらにやってまいりました!お入りください、ありがとう。→周辺の座員がズッコケる」のお約束の一連の流れの自己処理というか一人語りのネタが、一番意外性があって、好きでしたね!あんなネタ運び、そうそうないやろ(笑)?ましてや新喜劇は、団体プレーやのに、思いっ切り個人プレーやしな。ただ2000年ぐらいから長いくだりは省きがちになり、「ごめんください、どなたですか?(のあとわざと言葉に詰まってたのか?ほんまにセリフが飛んでたのかは、判りませんでしたが)、こんにちは(とか)今日は、暑いですね~(と言ったあとにいきなり)ありがとう。」という端折ったシーンもよく見受けられてたな。あと「神様~」と訴えたり・感謝を述べたりするくだりも、一人語りや暴露話も披露してたな。
典型的な職人タイプの芸人で、団体芸ながら基本群れない!プライベートでは、誘いに乗ったらキリが無い・誘ってたらキリが無いと考えてたか、打ち上げや飲み会などには一切顔を出さない方針やった!さっさと家に帰り、自身で作製してた垂れ乳やネタ思考に時間を費やしていた格好良い師匠でした!!桑原師匠は、個人的には、新喜劇の中で一番好きなベテラン座員でしたね。お悔やみ申し上げます(号泣)!