フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

91歳の母のワラビ取り、「今日のお婆ちゃん」と姪からの写メールです。

2008-06-18 10:32:13 | 日記
6月18日 水曜日 曇り

姪が携帯メールで母の写真を送ってきました。
乗鞍までワラビを取りに行っていました。
母は山菜採りが大好きで、ここ10年以上毎年温泉に入りながらワラビ取りに行っています。

毎年今年が最後と言いつつ、何年たったのでしょうね。
「今年が本当に最後よ!」と母は言っていましたが、こればかりは解りません。
8月7日で満92歳になります、それに杖が無ければ歩くのはかなり辛そうです。

先日役所からの問診事項に「15分独りで歩けますか」は「いいえ」と答えていました。
今回のワラビ取りも姪がほとんど取ったと言います。
母は立っているのも大変ですし、ワラビを取る時のこごむ姿勢はもっと辛いのです。

それでも行きたいのですよね。
「白い温泉に浸かってワラビ取りは最高」、と言います。
以前浦安のホテルに泊まって潮干狩りに行ったこともありました。

兄夫婦が連れて行ったのですが、あいにく雨の日があったりしたのも不満、
更に「自分が取ったアサリを買うなんて、もうこりごり」と言っていましたね。

わたしが子供の頃、大森に住んでいましたので良く潮干狩りに行きました。
今の競艇場のあたりでしたか、アサリが沢山取れたのです。
大きな蛤も沢山取れ、焼いて沢山食べました。美味しかったですね。

波が退くと蛤や時には赤貝も砂の上に居るのです。貝は慌てて潜って逃げようとします。
蛤はスルッと砂に入れるのですが、赤貝はあの外形ですから素早くは無いのですね。
子供でも簡単に捕まえられて、子供でもお刺身が美味しかったですね・・・。

今思えば随分贅沢な事をしていたのですね。
当時の大森は、櫨の船で海苔を取って来る、そんな海苔やサンが多かったのです。
その副産物にワタリガニやシャコがありまして、よく戴いたものです。

海苔の網を切ったり、悪さをして困ると良く言ってましたね。
ブリキのバケツに半分位入っていて、爪でがりがりバケツを掻いていましたね。
その日の夕食が楽しみでした。
シャコも気持ち悪いと言いながら茹でて美味しかったですね。

母の潮干狩り好き、山菜採りが好きというのも、
きっと、この時代のことを忘れられないからなのでしょうね。
本当にいつまでも乗鞍に行かれ程、元気で居て欲しいものです・・・。
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