ネタためてきた北部シリーズもいよいよ大詰め。

いまはマイタウンのシールを貼られているが、この下にも「島合」という中央交通のバス停なんだと思う。
場所は秋田市下新城で7号線と横金線のあいだの道にある。
近年道路幅が広がり大出世した道。
このバス停の何が面白いかといえば…
中央交通時代末期は、長く定期運用で使われてなかったのだ!
ゆうれいバス停というのを紹介したが、路線がなくて忘れられたのではない。
ゆうれいダイヤと呼ぶべきか。
実はこのバス停、スクールバス専用の運用から出世している。
前に追分を特集した時に中野追分は最寄りが潟上市の追分小学校になるため、下新城小学校までは遠いと紹介した。
そのため、市か住民かしらないが中央交通に依頼して中野地区(追分三叉路・北中アクセスもOK)から下新城まで通うスクールバスを走らせてもらっていた。
交通局に頼まなかったのは、多分交通局が入らない路線だったからかと。
そのため、スクールバス扱いとなり路線認定されず、時刻表や路線図から割愛が長く続いていた。
しかも島合はその路線のみであり、完全にスクールバスを知らないとわからない扱いに。
飯島や御野場→御所野からの秋高スクールが時刻表入りしていたのとは何が違うのか。
ただし、方向幕はきちんと用意されていたようだ。
市営も茨島牛島環状や新屋線を派生させた旭南小学校スクール線がゆうれいダイヤで存在してたが、方向幕は「スクール」のみで特別なバスは無し。
こちらは2002年に移管された。
そんな島合だが、下新城線の廃止でマイタウン化したため下新城のマイタウンルートを再編して、組合病院と下新城線真奥の旧黒川油田近くの内畑まで下新城を回るルートとなり、定期運用に格上げされた。
マイタウンで出世は秋田市ではレア。
もうゆうれいダイヤではない。
ちなみに、マイタウン化で下新城の中野と長岡地区を結ぶ道もルート入りし、笹島というバスが設置されている。
笹島地区は旧下新城線のポールを使いまわしていた。